授乳服と女性の生き方を提案する「モーハウス」 青山ショップ移転新装オープン
“いつでもどこでも快適に授乳できること”を基本理念に掲げる授乳服ブランド「モーハウス Mo-House」が、10年来親しまれてきた東京・青山ショップを、旧店舗から少し渋谷寄りに移転、新装オープンさせました。
そのプレイベントが、5月29日、開催され、代表の光畑由佳さんより、これまでの経緯と新ロゴのお披露目、リフォームを担当されたプランナーで家事塾代表の辰巳渚さんから、新店舗のコンセプトが発表されました。(写真はテープカットしているところ)
これによると、新店舗は、単に服を購入するだけではなく、女性の心が安らぐ場所でもあるように、保健室のようなイメージで設計したといいます。
細長いエントランスを抜けると、奥にはベッドが二台と、ベビーベッドが置かれていて、ゆったりとくつろげる環境です。育児に疲れた女性の気持ちも、ここでしたら、きっとほぐれて楽になのでは、と思いました。
それにしても「モーハウス」の活動はすばらしい。授乳服により、母乳育児をしている女性たちが、自由に外出したり仕事をしたりすることができるようになりましたから。2010年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
以前は、外に出るときには、母乳を与えることはあきらめて、哺乳瓶を持ち歩いたものでした。多くの女性たちが、そのようなことをするぐらいなら、家にいる方がいいと、我慢して過ごしたものです。
とはいえ、未だにいきづらさや、閉塞感を感じている女性は多いようです。女性に対する制約は、かなりの部分、解決されてきているはずなのに、自分自身でその心を縛ってしまうケースが後を絶たないと、光畑さんは指摘します。
母になっても、社会と関わり続けられる選択肢はいろいろあるという考え方をもっと広めたい、授乳服はそのためのメディアという「モーハウス」。子連れで授乳し、働く女性がもっともっと増える社会を目指して、頑張って!のエールを送ります。
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