テキスタイル

2018年9月 4日 (火)

PVパリ9月展リリース 注目の新企画「スポーツ&テック」

 プルミエール・ヴィジョン・パリ(PVパリ) 9月展が、いよいよ近づいてきました。これはこのブログで毎回お伝えしている川上産業が結集する世界トップの見本市です。今回は9月19日から21日、パリ・ノールヴィルパント見本市会場で開催されます。
 リリースによると、今期も、業界をサポートするための新たな企画が多数打ち出されています。デジタル化、環境への配慮、クリエイティブなイノベーション、インスピレーション…。
  出展社数は6つの分野を合わせて1,964社です。(内訳はPVファブリック802社、PV ヤーン63社、PV アクセサリー332社、PVレザー294社、PV デザイン242社、PVマニュファクチュアリング231社)  2017年9月展に比べ、+0.5%の微増の予定といいます。

Une2  様々な新企画がみられ今シーズン、とくに注目されるのがスポーツです。スポーツの影響力がファッション業界にかつてないほど拡大しているとして、スポーツを業界の戦略的発展の軸と位置づけ、「スポーツ&テック」のフォーラムが設置されるといいます。ここでは出展社が提案するスポーツウエア向け素材・機能性素材のクオリティーの高さにスポットライトが当てられるとのことです。ファッショナブルで高機能をうたう革新的な素材の提案に期待が集まります。

11  9月展ではPVアワードもメインイベントです。
 記念すべき10年目とあって、授賞式は例年になく華やかなものになりそうです。審査員長はベルギー人デザイナーのオリヴィエ・ティスケンス氏で、元ニナ・リッチのクリエイティブ・デイレクター、この春先までアントワープでキャリア20年の回顧展を開いていました。この方にお会いするのも楽しみです。

 さらにもう一つ、興味深いのが、イエール国際フェスティバルの展示です。
1  これはPV審査員大賞を勝ち取ったデザイナーデュオ、カリブ出身のロシュミー・ボッター氏&リシ・ヘレブロ氏のメンズコレクション展で、浜辺にうち捨てられていた廃品と思われる品々を飾ったワードローブ30点が披露されるといいます。

 この他、エコファッションを推進するスマート・スクエアや、テキスタイルのクリエーションとデザインの重要性を強調するデザインズ・ファクトリーなど、目白押しです。

 今回展もまた、楽しさと驚きに満ちた見本市になりそう。ちょっと気分が上がります。

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2018年7月27日 (金)

アンテルフィリエール パリ⑷ ビーチウェアのショー

 インナー関連の素材見本市「アンテルフィリエール パリ」には3つのフォーラムがあります。既にこのブログでご紹介した「トレンドフォーラム」と「イノベーションフォーラム」の他に、もう一つ、「モメンティ・ディ・パッション(情熱の瞬間) ビーチウェア・フォーラムMOMENTI DI PASSIONE BEACHWEAR FORUM」です。ここでは連日、2020年夏に向けてビーチウェアやアスレジャー、アクティブウェアの最新プレビューが発信されていました。

 キャットウォークショーは解説付きで行われ、テーマは「トライバル・テック Tribal Tech」です。この春大きな話題になったライアン・クーグラー監督の映画「ブラック パンサー」に着想したといいます。
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 ダイナミックなダンサーモデルたちが、約20の出展者により作成されたプロトタイプモデルを着装して登場しました。
 白/黒中心のウェアには、シームレス(無縫製)や3Dプリンティング、メタリック効果、グラフィックレースやオープンワーク、マクラメなど----、ファブリックやニット構造、デザイン、カット、機能性など革新的なテクノロジーが満載のコレクションでした。
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2018年7月26日 (木)

アンテルフィリエール パリ⑶ エコ・レスポンシビリティ

 インナー関連の素材見本市「アンテルフィリエール パリ」で、全般的なトレンドをけん引したのは、またしても「持続可能性と技術革新」でした。
 とくにトレンドエリアの中で、未来を考えるうえで重要なフォーラムが「イノベーション・フォーラム」です。その2018年のテーマは「エコ・レスポンシビリティ(eco-reponsibility エコ責任)」でした。

 今や世界中で1,310万トンの繊維が毎日捨てられているといいます。ファッション業界は環境汚染ランキングの上位に挙げられているのです。生産プロセス全体に強い関心を抱くマーケットを鑑み、今回イノベーション・フォーラムでは、このテーマを取り上げたといいます。

 このフォーラムの構成は、エコなデザインの3原則、リデュース(減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再循環)の3つの柱に則っていました。

◇リデュース
 非再生可能な資源に頼らない繊維やバイオ合繊、“エコ・ウオッシュ”など水や農薬の使用を抑制した繊維、また繊維廃棄物の有害性を訴求しています。
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◇リユース
 生地の切りくずや端切れの再利用、セカンドハンド、アップサイクルなどを推奨しています。

Img_16971  ここでは上の写真のように、棄てられたものを使用して、アクセサリーをつくるワークショップが行われていました。

 素材展示では息長く使える高品質なウールやコットン、とくにスーピマが提案されていました。

◇リサイクル
 合繊のリサイクル素材、ペットボトルからのリサイクルポリエステルを中心に、ナイロンのリサイクルなど。とくに旭化成“ロイカ エコ スマート”のスパンデックスのリサイクルに注目が集まっていたのが印象的でした。
 またリヨセルのリサイクルや旭化成のキュプロ、さらに天然素材ではカシミアのリサイクルも見られました。
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Img_16821  右は、繊維廃棄物を使用したウェアの展示です。
 かなりゴツゴツしていて重そうで、ビックリ!

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2018年7月25日 (水)

アンテルフィリエール パリ⑵ 2019/20AWトレンドフォーラム

 今回の「ユニーク バイ モードシティ&アンテルフィリエール パリ」から、まずインナー関連の見本市「アンテルフィリエール パリ」のトレンドフォーラムをご紹介します。
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 2019/20秋冬に向けて下記のトレンドが発表されています。

Img_17141jpg◇コンストラクション CONSTRUCTION
 ハイテク + デザイン
 グラフィカル&ジオメトリック、黒と白の大胆な組み合わせ。


Img_17181◇ネイチャー・ムーブ・アス NATURE MOVES US
ウエルネス + ファンクション
 自然素材を中心に、心地よさとサステナビリティにフォーカス。

Img_17121_2 ◇ソバージュ SAUVAGE
 アメージング + ダーク
 ドラマティックなヴィジュアルとアイ・キャッチングなパターン。トライバルイメージも。


Img_17091◇コレクティング COLLECTING
   カルチャー + カラー

 カルチャー・ミックスと、世界中のワードローブやアートから影響。


Img_17041◇アメージング・イフェクト AMAZING EFFECT
ラグジュアリー + テキスチャー
 コパーや赤土の色調。表面効果。光り、カモ柄やアニマル柄も。

Img_17071◇パステル・デライト PASTEL DELIGHT
   モダン + ライト

 明るく楽しい色使い、現代的コンビネーション。

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2018年7月24日 (火)

ユニーク バイ モードシティ&アンテルフィリエール パリ⑴

 この7月初旬、ミラノ出張の際に立ち寄ったパリで、ポルト・ド・ベルサイユにて開催されていた「ユニーク バイ モードシティ&アンテルフィリエール パリ (UNIQUE by Mode City & Interfiliere Paris)」に行ってきました。
Scan0052  「アンテルフィリエール パリ」はインナー素材関連、「ユニーク バイ モードシティ」は、水着とランジェリーとアクティブウェアの国際見本市です。
 昨年7月にここを取材したときは、「ユニーク バイ モードシティ」は「モードシティ」という名称でした。「モードシティ」は過去35年間続いたイベントで、一般に水着の見本市と受け取られてきました。ランジェリーが4割を占めているにも関わらず、です。そこで両見本市を主催するユーロベット社は、今回これを「ユニーク バイ モードシティ」に改め、「アンテルフィリエール パリ」と合同し、「ユニーク バイ モードシティ&アンテルフィリエール パリ」と改称して、新規まき直しを図ったのです。

 結果報告によると、二つの見本市はともに相乗効果を発揮した模様です。出展社にもバイヤーにも好評で、盛会裏に終了したといいます。

 来場者数ついては、フランス以外のバイヤーが全体の76%を占め、ロシア(パリモスクワ特別通貨プログラムのため)、ギリシャ、オーストラリア、スカンジナビア、韓国、コロンビア、ブラジルが増加。日本と英国は安定した数字で、ドイツ、オランダ、イタリア、米国は減少しました。
 全体に9%減となりましたが、レベルの高いバイヤーが数多く来場し、ブースでのビジネスはプラスだったと成果をアピールしています。
 
   日本からの出展は、「アンテルフィリエール パリ」に旭化成、セーレン、ユタックス、栄レース、クロダレース、「ユニーク バイ モードシティ」にカドリールの“アンジェリック”、またワコールは米国ワコールが出展していました。
Img_17811 右はセーレンのブースです。
 “ビスコマジック”の最新技術が人気のようで、商談客が絶えない様子でした。

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2018年7月22日 (日)

ミラノウニカ⑿ 持続可能性に特化し高レベルの評価獲得

 第27回ミラノウニカ(MU)閉幕後の結果報告リリースによると、今回は持続可能性に特化したことで、高いレベルの評価を得られたといいます。
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  来場者は約6,000社で、オランダ(20%増)、米国(9%増)、日本(6%増)、中国(5%増)、フランス(3%増)、ドイツ(3%増)と、注目すべき増加を示した一方、イタリア企業の来場数は若干減少。とはいえこのイタリア企業の来場減は、より厳格な招待基準によるものであったと報じられています。

 出展社数はこのブログ2018.7.11付けで既にお知らせしたように、MU本体の出展社は2017年の7月展比で4%増えて475社となり、日本や韓国のパビリオンとオリジンを合わせると総数607社です。
 昨年7月に早期開催へと舵を切ったMU。一年が経過して、出展社と来場者双方ともに満足感をもって会期を終了した模様です。

 また今回、前面に打ち出したサステナビリティ(持続可能性)について、エルコレ・ポッド・ポワーラMU会長は、次のように語っています。
 「サステナブルであることは、地球の未来とともに企業の成長の要件ともなっています。産業連鎖のすべてのセグメントで具体的な手順を取ることが求められています。このためにはイノベーションに向けた取り組みを進め、さらなるコラボレーションや投資を促進して、優位性を強化していくことが必要です」と。
 出展企業にサステナビリティの重要性を発信し、高く評価されたMU。今後の行方が注視されます。
 なお次回は2019年2月5日~7日に開催の予定です。

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2018年7月21日 (土)

ミラノウニカ⑾ この他注目の特設エリア

 ミラノウニカ(MU)では、毎回充実した内容のプログラムがイベント・エリアで展開されています。最後に、今回このブログで既報したもの以外で、とくに注目した特設エリアを3つ、ご紹介します。

◇フィーロ(Filo)トレンド・エリア
 フィーロ(Filo)は「ヤーンやファイバー」の見本市で、テキスタイル産業の川上に位置する、まさにトレンドの源です。今回もMUのトレンド・エリアに隣接する形で、このエリアが特設されていました。
Img_28611  とはいえこれは小規模なプレビュー展です。トレンドテーマは「ルートRoute(道)」で、「スパイス・ルート」、「シルク・ルート 東向きと西向き」、「ルート66 シカゴ」の3つのルートを提案。
 本番はこの9月26日~27日、ミラノ市内で開催され、しかも今年は50周年の節目の年を迎えるとのことです。注目のイベントになりそうですね。

◇ヴィンテージ・エリア
 ファッションの歴史的・文化的遺産を巡る旅に誘われるエリアで、今回はプレスルームの隣に移り、行きやすくなりました。
 何と日本のキモノも多数出品されていて、キモノを着たかっこいい男性たちもいてびっくり!
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◇ザ・シティ・ランナー
 MUは毎回若者たちの世界とコラボレーションプログラムを組んでいます。このザ・シティ・ランナーもその一つで、エリア展示されました。Img_18481jpg 手掛けたのはミラノ工科大学の学生たちで、教員たちの指導のもと、コンテンポラリーなアーバンウェアを展開しています。
 DFスポーツスペシャリストや、ユーロジャージー、FTR、フェイトブラスト、リモンタ、ジップジッパー、サーモアから提供された材料を、新たな解釈で表現し、まさにスポーツウェアのクリエイティブ・スポットとなっていました。
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2018年7月20日 (金)

ミラノウニカ⑽ 日本パビリオン④ サステナブルへの関心

 今シーズン、ミラノウニカ(MU)の焦点となったのがサステナビリティです。サステナビリティエリアには日本パビリオン(ジャパン・オッセルヴァトーリオ)から79点が展示されたといいます。
 サステナビリティといっても、材料から工程や生産管理システム(このブログ2018.7.15付け参照)まで幅広いのですが---。日本パビリオンでとくにサステナブルへの関心を見せていたメーカーや素材をご紹介します。
 オーガニックコットンに特化した前田源商店や、今回オーガニックを打ち出したサンウェル、また和紙ベルベットで注目された山崎ビロード。さらにスタイレムをはじめとする多くのメーカーが、動物愛護精神に寄り添うクルエルティフリーの動物性繊維、エコファーを提案。東レも数ある部の中から人工皮革のウルトラスエードに絞って出展、植物由来や再生ポリエステル使いのものなどを展開して、活況だったといいます。

◇前田源商店
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Img_28081  山梨県富士吉田市にある機屋で、オーガニックコットンや草木染など天然・自然のコットン製品に特化しています。
 とくに人気は、右のような起毛ブランケットだったそう。

◇サンウェル
 先染めシャンブレーなど、高級感のあるオーガニックコットン使いのものが好評といいます。1メートルから切り売りするというのも、バイヤーに受けた模様。
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◇スタイレム
 リッチなエコファーを前面に押し出していました。ふっくらと丸みを帯びた高級感のあるファーは、高野口産のものが中心とか。
  気候の極端化もあり、軽くて温かいファー調素材は冬一番のトレンドといえそうです。
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2018年7月19日 (木)

ミラノウニカ⑼ 日本パビリオン③唯一無二のオリジナリティ

 盛況だった今回のミラノウニカ(MU)の日本パビリオン(ジャパン・オッセルヴァトーリオ)。今シーズンも日本のテキスタイルは、「伝統・文化・技術」に裏打ちされた唯一無二のオリジナリティとバリエーション豊かな表現力で、世界中のクリエーターを魅了していましたね。
 MU会長のエルコレ・ポッド・ポワーラ氏が、とくに日本パビリオンを名指しして絶賛していたのが印象的でした。

◇八木通商
 ますます攻勢を強める同社です。今回は毎回人気のデニムや、エコを意識した素材の提案が目立ちました。
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 ハンドメイドな箔加工やタオル地とのボンディングなどバリエーション豊かなデニムに、エコファー、マイクロピーチ、ストレッチ性とダウンプルーフ機能のある軽量ダウンなどを見せています。

◇宇仁繊維
 前面に素材違いの美しい色無地を勢揃いさせたディスプレーが人目を引いていました。
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 メンズシャツ地として、斜めのストライプのプリントが好評だそう。
 また綿100%の波うつ細いストライプも。
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◇宮下織物

 山梨県絹人繊織物工業組合内で同社が打ち出したのは、表面の表情感にこだわった素材です。
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糸がフリンジ状に飛び出たカットジャカード  ランダムプリーツ

◇古橋織布
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Img_27731jpg  心地よい風合いの綿布を中心としたコレクションが好評です。
 その90%は、半世紀以上もの歴史あるシャトル織機で織られたものといいます。
 一番人気は、右の蝋引きのコンパクトな馬布クロスだそう。

◇吉田染工
 和歌山ニット工業組合の合同ブースでひときわ異彩を放っていたのが、同社の新作コレクションです。
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 一見、重厚感のあるジャカード織のようですが、島精機の横編み機を駆使した特殊なニットです。トレンドエリアでも注目を集めていました。

チーム・フクイ
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チーム・フクイでは、福井のテキスタイルをリードする3社、セーレン、Img_29891山崎ビロード、中島機業場が合同出展しました。
 右は、セーレンの「プリモーディアル」で、立体的な表面感を表現する特殊な経編によるシームレスのニットウェアを提案。

 左下は、山崎ビロード、右下は、中島機業場の4重織ガーゼです。
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2018年7月18日 (水)

ミラノウニカ⑻ 日本パビリオン② 2社が初出展

 ミラノウニカ(MU)の日本パビリオン (ジャパン・オッセルヴァトーリオ)では、27社・団体がブースを構えていました。
 まずは初出展した2社、北高 (HOKKO)とスタイルテックス (STYLETEX)をご紹介します。

◇北高 (HOKKO)
  パリのプルミエールヴィジョンなど様々なテキスタイル展に出展している同社が、今回MUへの出展を決めたのは、得意とするメンズカジュアル素材の拡販を意図したからだそう。展示した素材の95%はメンズ向けといいます。
 初日と中日で80社を超える商談があったといい、盛り上がっていました。
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 人気素材はカモフラ柄やインディゴ系に加えて、フロッキープリント加工ものや「ジャパンクラフト」と呼んでいる注染染めなど、手間暇かけ凝ったもの。また目玉は、若冲イメージの大胆な浮世絵版画風のプリントといいます。
 さらにサステナブルを意識した、リサイクルポリエステル使用のボア・ジャカード(右下)なども提案、バイヤーの関心を集めていました。
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◇スタイルテックス (STYLETEX)

 これまで三陽商会のバーバリーブランド向けにコート用の先染め高密度織物を供給してきた同社です。バーバリーとのライセンス契約が切れたことから、国内市場での成長に見切りをつけ、従来の間接的輸出ではなく、欧州市場に直接発信しようと、MUに初参加したといいます。
 今回は綿の先染め高密度織物ギャバジンのほか、シルクの交織高密度織物、無地のシャンブレーなど、スレン染料で糸染めする高級品を提案し、手応えをつかんだとのことでした。
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 東京を本拠地に埼玉県内にある工場でつくられる同社のコート地を拝見し、滑らかでしなやかな風合いに感動しました。
Img_28061jpg  右は、経糸が黒、緯糸がボルドーのシャンブレーです。微妙なニュアンスの深みのある色調と上品な光沢が美しい!
 ところでこのような綿の高級細番手糸による先染め無地をつくるのは、大変困難といいます。チェックなどの柄物でしたら誤魔化しがきくので、逆につくりやすいとか。今では国内広し、といえども、同工場でしかつくれないそうです。
 日本発オンリーワンを求めるバイヤーへの挑戦、期待しています。

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