日記・コラム・つぶやき

2020年1月20日 (月)

新年の賀詞交歓会に出席して

 2020年がスタートし、恒例の各業界団体の賀詞交歓会が華やかにとり行われました。
 中でも盛大だったのが、日本アパレル・ファッション産業協会が15日に東京・ホテルニューオータニで開いた新年会です。最近は女性の参加も少し増えているようですが、今年もその圧倒的多数は黒っぽいスーツ姿の男性たちでした。女性服を扱うアパレルメーカーが多数であるはずなのに、何故なの?と首をかしげさせられます。
 挨拶に立った北畑稔理事長は、「今年3月に東京クリエイティブサロンを開催し、東京ファッションを発信していく。また昨年6月に制定したCSR憲章の下、持続可能な社会の実現に向けて脱プラスティックへの取り組みを進めるとともに、女性活躍の場を広げていく」とお考えを述べられました。
Img_29401 来賓の小池百合子東京都知事(写真右)も、「東京クリエイティブサロンへの支援や、環境問題で都としてCSR投資に力を入れていく」と語り、社会事業家でもあった渋沢栄一にも触れていたのが印象的でした。
 また赤松憲日本百貨店協会会長も「ファストファッションの雄、ザラがリセールを手掛ける」などと話され、中古販売を立ち上げたH&Mに続いて、あのザラも、とビックリしました。
 今年はいつになくサステナビリティが強調された賀詞交歓会でした。

 西印度諸島海島綿協会の賀詞交歓会は、新体制となって初めての新年会とあって、会場を東郷記念館という奥ゆかしい場所に移しての開催です。
 昨年9月に新理事長に就任された八木原保氏の挨拶の後、ジャマイカのアリコック大使が、「今年はビジネスが再開されるすばらしい一年になることを期待している」と祝辞を述べられました。Img_29511
 次いで三宅正彦TSIホールディングス会長が、「サステナビリティの流れから、天然のものが復活し、海島綿が戻ってくる」と激励され、一同大いに勇気づけられたことと思います。
 なおアリコック大使ですが、今年3月に6年半過ごした日本を去ることになられたそうです。少し寂しくなりますが、次に期待しましょう。
 
Img_29601  「繊維の宝石」と呼ばれる海島綿製品の展示も行われ、各社選りすぐりの商品の数々に目を細めたことでした。

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2020年1月 3日 (金)

箱根駅伝2020 ナイキの厚底シューズに注目!

  お正月恒例の箱根駅伝、復路に当たる茅ケ崎の浜須賀交差点までサイクリングして来ました。
 先導する車やバイクの後からアナウンスが流れて、8区を走る選手が近づいているのを報せてくれます。

20200103101650imgp57825  待つこと数分、トップランナーが淡々と走ってきました。青学大3年の岩見秀哉さんです。履いているのは、あの噂のナイキ製ピンクの厚底シューズ「ヴェイパーフライ ネクスト%」です。軽くてクッション性がよく、しかも撥水性の高い素材が用いられているので給水で濡れないのもよいといいます。
 続いて現れた東海大4年の小松陽平さんも、ナイキのシューズで左右色違いのものでした。

20200103103134imgp58461  それにしてもナイキのシューズ、多かったです。とくに注目はピンクの厚底シューズで、選手たちのお気に入りのようです。

 沿道には旗を持っている人がいっぱい。でもランナーには「旗を振らないでください。大声で叫んでください!」との呼びかけがされていました。旗を振ると音が響いて、応援の声がランナーに届かないからだそうです。応援のスタイルも最近はそんな風に変わってきたようです。

 総合優勝したのは青学大でした。あれからもずっとトップを譲らず逃げ切ったのですね。ついにやりきったといった表情の選手たちをテレビ画面で見て、みんないい顔をしているなと思いました。

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2020年1月 2日 (木)

初詣 鎌倉鶴岡八幡宮に混雑覚悟でお参りして来ました!

 鎌倉で初詣といえばやはり鶴岡八幡宮です。今年は久しぶりに混雑覚悟でお参りに行ってきました。
Img_26511g  お正月はいつも大混雑していますので敬遠していたのですが---、行列は思っていたほど長くはなくて、30分ほどで石段へ。

20200102141642imgp05251  参拝後、源氏池へ。ユリカモメの群れや鴨の間に海鵜もいて羽根を休めていました。穏やかに泳ぐ水鳥の姿が印象的でした。

Img_26491  池の近くには “さざれ石”が置かれています。今年はオリンピックイヤーなので、君が代に詠まれているこの石に注目が集まりそうです。 正式名称は「石灰質角礫岩」で、小石が雨水などで溶けた石灰岩の乳状液により凝結して岩のように多きくなったものとか。
 ここには何度も来ているのに、今まで気づきませんでした。
 
 来てみるといろいろな発見があるものですね。
 
20200102155818imgp57681jpg  稲村ケ崎から見た夕方の江ノ島です。右手に富士山も望める絶景ポイントですが、あいにく富士山は薄雲に隠れて山頂だけがうっすらと見えました。

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2020年1月 1日 (水)

2020年初日の出 尾瀬岩鞍から明けましておめでとう!

 明けましておめでとうございます!
20200101071512imgp55871pg  2020年の初日の出は尾瀬岩鞍スキー場のリゾートホテルの窓から見ました。猛吹雪だった大晦日から一転、晴れ間が見えてうれしかったです。
 スキー場はどこも雪不足で、オープンできないゲレンデが続出していました。ここも同様でしたけれど、昨日の雪は“恵みの雪”になったようです。晴れているのに小雪が降る“狐の嫁入り”状態で、コンディションは少し良くなっていました。昨日は運休してしまったゴンドラやリフトが運行し、ブッシュも隠れて新雪を楽しむことができました。
 
20191231205942imgp55621   昨夜は花火イベントも行われて、屋台が出るなど賑やかな年越しでした。
 
 本年も楽しい一年になりますように心から祈っています。

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2019年12月27日 (金)

ザ・タイガースのピー(瞳みのる)講演会はすばらしかった!

 ザ・タイガースといえば、1960年代後半、若者たちを熱狂の渦に巻き込んだグループ・サウンズです。そのドラマーだった「ピー」こと、瞳みのるさんによる特別講演会が、先月初め、日本ファッション協会うらら会主催で紀尾井フォーラムにて開かれました。
Img_05911  登壇した瞳さんは、73歳になられた今も若々しくてスラリと格好いい。ホント、ステキで、北京から帰国したばかりとは思えないほど、エネルギーに溢れていました。
 キャリアについてはウィキペディアなどで詳しく報じられている通りです。
 ザ・タイガースで沢田研二に次ぐ人気を博していたにも関わらず、1971年の解散コンサートを最後に、芸能界から完全引退してしまったのです。その潔い態度はほんとうに見事というほかありません。地元京都の高校に入り直して、中国文化に興味を持つようになり慶応大学に入学、中国文学を専攻します。卒業後は高校教師として教鞭をとる傍ら、中国語・中国文学研究者の道へ進みます。華やかなアイドルから地味な文学者へ大転身されていたのですね。ほんとうにビックリ!しました。2010年に慶応義塾高校を退職するまでは、一切、表に出ないようにしていたそうです。2011年に自らの沈黙を破って自伝『ロング・グッバイのあとで。ザ・タイガースでピーと呼ばれた男』を出版し、ベストセラーになって、音楽活動を再開されたといいます。2014年に自らのバンド「二十二世紀バンド」を結成、以来毎年ライブツアーを行っているとのこと。この間の苦労話やエピソードを楽しそうに語られました。
 講演の最後にご自身の作詞作曲による「道」を熱唱され、ほんとうにすばらしかった! 何をするのにも努力されているのですね。
 胸が熱くなる思いで帰路についたことでした。

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2019年12月17日 (火)

全国ファッションデザインコンテスト 日本綿業振興会賞は?

 今秋は度重なる大型台風や大雨の影響で、イベントが中止されるケースが数多くありました。第57回を迎えた全国ファッションデザインコンテストのショー形式による審査会も台風19号の接近のため取りやめとなり、私も日本綿業振興会賞の審査に臨むことができませんでした。
 後日、主催者の杉野学園から実物制作について内部審査が実施され、日本綿業振興会賞には兵庫県マロニエファッション専門学校の魚本帆菜(うおもとはんな)さんが受賞したお知らせを受けました。

57thjfdc_57ts-jfdc19101200641jpg  右がその作品です。応募総数1689点のデザイン画から実物制作された31点の中から日本綿業振興会賞に選ばれた力作です。
 一見して思ったのが何かの“虫”です。昨日のこのブログに書いた「虫」展で見たような虫です。
 後から取り寄せた制作者のコメントによると「“ダンゴ虫”のイメージ」とあり、やはりそうだったのか---と思いました。黒いハリのある布でつくった襞の重なりは、ダンゴ虫の甲羅を思わせ、一つひとつが“節”のようです。真ん中の白いものは“卵”を模しているのでしょうか。後ろから見ると、小判型の体型が浮き上がっていて、まさにダンゴ虫! 
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 子どもの頃、家の中に入ってきた小さなダンゴ虫と遊びました。ちょっとつつくと体を丸める虫がおもしろかったのですね。そんな虫好きがワァーっと喜びそうな服に仕上がっています。この造形力、すばらしいです。
 作者のコメントには次のように記されていました。
 「自己保身のため、他を遮断するシルエットにダンゴ虫のイメージを取り入れ、周りとの関わりを絶った“ワタシ”の世界で、自己表現の重要性、個性の必要性を問います。自身の存在意義を問います。」なかなか意味深な重い意図が込められていたのですね。
 “ワタシ”独りの世界を見つめることは成長の一段階です。魚本さん、受賞を機に新しい社会に向かって大いに羽ばたいていって欲しいと願っています。

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2019年12月 1日 (日)

国際福祉機器展 「超高齢社会を救う人にやさしいロボット」

 先般、東京ビッグサイトで開催された第46回「国際福祉機器展 H.C.R. 2019」で、信州大学発ベンチャー「アシストモーション(AssistMotion)」が出展し、同社代表の橋本 稔氏が「超高齢社会を救う人にやさしいロボット」と題して講演しました。
  
  橋本代表はこの春まで信州大学繊維学部の特任教授でした。Img_87331 国際福祉機器展では長年にわたり同大学として参加されていたのです。(このブログ2018.11.25付けもご参照ください) 今年は大学を退官されたこともあり、2017年にご自身が創設した企業「アシストモーション」で出展されていました。

 講演内容は大きく次の二つでした。

 一つは、ウエアラブル(着る)ロボティックウェア「クララcurara ⓇWR」です。ちなみにWRは、WALKING REHABILITATION(ウォーキング・リハビリテーション)の略です。もう一つは腰サポートウェア「ハイジ heige LS」です。
 まず「クララ」は歩行をアシストするロボットで、4号機スタンダードモデルには次のような特徴があります。
 ⑴ 4kgと軽量で、動きやすい。⑵ 装着が簡単。着脱は1分程度でできて容易。⑶ 優しいアシスト。装着している人のリズムに合わせて歩行をアシストする。⑷ 充電一回で2時間使用可能。⑸ 小回りの利いた歩行ができ、街中を歩いてもそれほど違和感はない。歩幅が広がり速く歩けるようになるなど。
 既に病院や介護施設などで実証実験されていて、自立支援に役立っているといいます。
 その上でこのほど新たに開発した起立アシスト制御技術が紹介されました。これまで椅子に座った状態から立つことが一苦労だったのが、この新技術ですっと立ち上れるようになるそう。デモンストレーションも行われました。立つ動作に合わせてロボットが立ち上がりやすくしてくれるといいます。

 次に「ハイジ」です。これは背面に設置されたPVCゲルアクチュエータが伸縮し、筋力をサポートしてくれるものだそう。PVCゲルアクチュエータとは、ポリ塩化ビニル(PVC)を可塑剤によりゲル化した高分子素材で、電圧を印加すると陽極の表面に沿って変形する特異な性質を持っているといいます。この電気応答性を利用して、実現されたのが生体筋肉のように伸縮駆動する世界初の“人工筋肉”なのです。やわらかくて軽量、透明、しかも比較的安価で、国際会議のデモセッションでは最優秀賞を獲得するなど、今大いに注目されているといいます。
 試作機では円筒の中に約2kgのアクチュエータが入っていて、クララの起立アシストもこの筋肉の働きでふんわりと浮くように立ち上がることかできたとか。
Img_87321  とくに挙上動作が楽になるそうで、重さ10 kgもの箱を持ち上げる実演も実施されました。写真はそのときの様子を撮ったものです。
 試着されてスイッチが入った途端、引っ張り力が働いて、軽く持ち上げることができたそう。腰への負担が軽くなる効果を実感したとのお話しでした。
 これは今後、介護現場や農作業、建設、運輸など、あらゆる作業シーンで腰の負担を軽減するサポートウェアとして使われることになりそうです。

 最後に、これらをどう事業化していくか、抱負を語られていたのでご紹介します。
 「クララ」は2020年の量産化を目指していて、これに先駆け、有償モニタ貸出しをするとのことです。初期費用12万円、月額8万円で、最低でも3ヶ月間使用した感想をフィードバックしていただき、さらなる改良につなげていくそう。このお試し価格で、“着るロボット”をぜひ体感して欲しいといいます。
 「ハイジ」は2021年を目標に製品化に向けて邁進していくとのことでした。
 
 我が国ではロコモ(運動器症候群)は、“国民病”とまで言われています。変形性関節症と骨粗鬆症に限っても、推計患者数は10年前の統計で4700万人だったそうですから、現在はもっと増えていると思われます。
 私もいつか歩けなくなります。でも「クララ」や「ハイジ」で希望を見出せそう。最期まで自立して生きていくために、ウエアラブルロボティックウェアはなくてはならないものになってくるでしょう。早く普及して多くの人々が救われる社会になることを願ってやみません。 
 このことにご尽力されているアシストモーションの橋本代表に改めて敬意を表します。

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2019年11月28日 (木)

「健康回復に活躍するコットン」寄稿

 「健康保持にはコットンが一番いい!」この事実は、小児科医が生まれたばかりのベビー服に綿100%の生地を推奨していることからも明らかです。 
  先般発行された一般財団法人日本綿業振興会発行の機関紙「COTTON PROMOTION コットンプロモーション」(2019年秋号)に、このことに関するコラムを寄稿しています。テーマは「健康回復に活躍するコットン」です。本紙と併せてご覧下さい。Scan0107

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2019年10月21日 (月)

 パリのマレで 黒い法服のデモ行進の一コマから

  この秋、「黄色いベスト」運動はようやく下火になりましたが、「マニフェスタシォン(デモ行進)」とストライキは、もうパリ名物です。
 先月、パリに到着した日の夜、空港のタクシー乗り場は長蛇の列でうんざり。何でもこの日は交通ストライキのため電車もタクシーもなく、タクシーしか足の便がなかったのです。

Img_72991  街の中ではマレ地区で黒い法服をまとった大集団に遭遇しました。弁護士や医師、パイロットなど専門職の年金改革反対のデモンストレーションでした。Img_72951 黒服がこれだけたくさん集まると異様でびっくり! 黒はどの色にも染まらないから公平に忠実に裁くという意味があるそうです。
 デモ参加者に若者や女性が多いのも目につきました。
 
 パリではこの後も気候対策と社会公正、反核平和を求めるデモが行われて、5万人が参加したといいます。日本では考えられない規模でほんとうに驚きです。
 
 折しもこの時期、北マレの人気セレクトショップ「メルシー」では「リサイクル」をテーマに、リサイクルとアートを一体化させたデザイン雑貨を打ち出していました。Img_73041jpgImg_73021jpg

 右は、メルシーの廃プラスティックでつくられたアップサイクルのマークです。
 これもユニークですね。
 

 国連ではスエーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんという16歳の少女の演説が話題になりました。「あなたたちはその空っぽの言葉で私の夢を、私の子ども時代を盗んでいる」と、涙ながらに力強く訴える姿に感動した人は多かったと思います。
 若者たちを中心に大きなうねりとなっているこのムーブメント「グローバル気候マーチ」は、日本でも9月20日に行われて、東京や大阪、京都、名古屋、福岡、札幌など26都市で約5千人が参加したといいます。まだ少ないですけれど、社会の空気がようやく少しずつ変わり始めているのを感じます。若者たちのエネルギー、改めて心強く思ったことでした。

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2019年10月20日 (日)

ノートルダム大聖堂 大火災後の修復工事を遠望

 パリで一番好きな場所といえば、ノートルダム大聖堂です。それが大火災に遭うとは、にわかには信じられませんでした。あの4月15日夜、そんな無残なことが起こってしまったのですね。炎に包まれたノートルダム・ド・パリの光景をテレビで見て、胸を傷めていました。
Img_73171jpg  上は9月半ばにパリに行った時に撮った写真です。
 近づけませんので、セーヌ河岸から遠望するだけでした。正面の外観はそれほど変化していないように見えたのですが、横から見るとシンボルだった尖塔が崩壊したことがはっきりわかりました。修復工事が進められているようです。
 再建をめぐって、マクロン大統領は5年以内を目指すと言っていましたが---、倒壊の恐れもあり、危ぶむ声も聞かれるといいます。保全作業が長引いていることから、本格的な修復作業は再来年の2021年から始まるとか。
 美しいランドマーク復活の日を、私も気を長くして待っています。

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