日記・コラム・つぶやき

2017年10月18日 (水)

コットン・ファッション・セミナー開催のお知らせ

 今シーズンもまた、コットン・ファッション・セミナーを下記の通り開催いたします。
 皆様のご参加をお待ちしています。

 なお、一般財団法人日本綿業振興会のHP内、「イベント」ページで、「コットン・ファッション・セミナー開催」の記事が掲載されています。http://cotton.or.jp/seminar.htmlをクリックしてご覧ください。

                   記

テーマ:「2018/19秋冬~2019春夏コットン・ファッションと素材の傾向」
講 師:柳原美紗子(ファッション・ディレクター)

日程および申し込み先
■ 大阪 11月10日(金) 2:00P.M~4:00P.M. 大織健保会館8階
  主催/協同組合 関西ファッション連合 
  申し込み先/電話06-6228-6525

■ 東京 11月13日(月) 1:30P.M~3:30P.M.  東京ウイメンズプラザホール
  共催/東京織物卸商業組合、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
  申し込み先/一般財団法人日本綿業振興会 電話06-6231-2665

* 大阪と東京の各セミナーは主催団体が異なります。お申込み・お問合せは、必ず直接それぞれの団体にお願いします。

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2017年10月17日 (火)

国際福祉機器展H.C.R.2017⑵ 着るロボットニューモデル

 先般開催された国際福祉機器展H.C.R.2017で、信州大学繊維学部の“着るロボティックウェア「curara(クララ)」”のニューモデルのデモンストレーションが行われました。

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 開発を担当されているのは、同学部研究室の橋本稔教授です。教授によると、福祉機器展でクララの1号機を出したのは2013年で、その後改良を重ねて毎年出展し、今年で5年目、4号機を発表することになったといいます。(このブログでも2015.4.19付け2016.11.18付けで記事を掲載していますので、ご参照ください。)
 来年は5号機を出品し、これを製品モデルとして販売していきたい、今回のニューモデルの4号機は、そのワンステップだそうです。
 まずクララが他のロボットと異なる特徴を大きく3つ、紹介されました。
 一つは、同調制御法で、人の動きに合わせられ、調整できること。
 二つ目は、相互作用トルク(力)検出法で、人の関節のわずかな動きでも検出することができるセンサーを備えていること。
 三つ目は、非外骨格型構造で、着脱が容易で動きやすく、さらに軽いこと。
 クララは、モーターの力を直接人の関節に伝えて補助する仕組みのヒューマン・フレンドリー・ウェアラブル・ロボット、まさに“着る”感覚の近未来ロボットなのです。

F10000301  今回の4号機では、2タイプのニューモデルがリリースされています。一つはスタンダードモデルの装着型、もう一つは、パンツモデルの衣服型です。
 二人のモデルがそれぞれ装着して登場しました。
F10000291 黄色い部分がモーターで、ここから発生する力が脚に伝わり、歩行をアシストします。 衣服型はパンツの上から装着するので、パンツもロボットの構造体になっています。デザインもこれまでよりずっとスタイリッシュに変化していて、驚かされました。
 コントローラは重量約5kgと、小型・軽量化し、体の重心に近い腰部に取り付けることができるようになって、より安定した歩行ができるように進化しています。バッテリーも連続1.5時間稼働するとのこと。専用のモバイルデバイスで簡単に操作できるようになり、装着者が一人でも使用できるように改善されています。
 モデルたちは軽やかに歩いて見せ、雲の上を歩いているような感じと、語っていたのが印象的でした。  
 また座ったままの装着も可能になったといいます。関節フレームが脚の前方に固定されたことで、座っても関節フレームが邪魔にならなくなったのです。
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 座ったまま着脱するのに、時間はどのくらいかかるのかという実験もありました。結果は取り外すのに32秒、着けるのに1分5秒で、その思いがけない早さにまたしても驚嘆です。

 日本は今や超高齢社会です。要介護者は600万人を超えるといわれています。“着るロボティックウェア「curara(クララ)」”を必要とする人は今後ますます増えるでしょう。1年後に迫った販売が待たれます。

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2017年8月31日 (木)

「第5回ウーマン・オブ・ザ・イヤー」賞に木村文乃さん

Img_07891 東京ビッグサイトで28-30日、開催されたジャパンジュエリー フェア2017で、最終日の昨日、ジュエリー業界が選ぶ「第5回ウーマン・オブ・ザ・イヤー」授賞式が行われました。

 ジュエリーの輝きのように「最も美しく生きている女性」として表彰されたのは、女優の木村文乃さんです。
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 シックな黒のロングドレスをまとって登場した木村さんは、ピュアな感じで自然な表情、それがほんとうに美しかったです!  
Img_07931  煌めく着用ジュエリーは、プラチナ950ダイヤ4点セットで、トータル110.01カラット。金額にして何と2億円だそうです。気が遠くなるような超豪華ジュエリーに目が点になりました。

 受賞の感想を問われて、木村さんは「こんなに素晴らしいジュエリーを着けるのは、一生に一度あるかないかのこと。これを励みに、さらに輝き続けたい」。また「高嶺の花と思っていましたけれど、自分に自信をもたらしてくれ、内からもキレイにしてくれるものと思います」と大感激の様子でした。

 また思い出のジュエリーは、「祖母から母に譲られたトルコ石の指輪」だそう。母がしまい込んで使わないことを祖母が咎めてけんかになったことなどを、楽しそうに語られたのも印象的です。

 最後は「最高峰のジュエリーに似合う大人の女性を演じたい」と女優らしく締めくくりました。

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2017年8月30日 (水)

セント・マーチンズ学生が初の個展 「祖父の庭」テーマに

 昨日、東京・代官山駅近くの小さなギャラリー懐美館で行われていたテキスタイル作品展に行ってきました。これは谷村咲里さんという、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ テキスタイル科の学生さんによる初めての個展です。
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 会場には、日本の自然や植物のイメージがいっぱいにあふれていました。すべて手作りという作品のテーマは「祖父の庭」です。祖父というのは、大阪市在住の谷村さんのおじい様のことだそうです。

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Img_07551jpg_2  右は、谷村さんが今回の展覧会のためにデザイン制作したという個性的なドレスです。

 スカートのチュールのポケットには押し花が入っていて、この押し花も自分でつくったといいます。

 どこからか、懐かしい香りが漂ってくるようです。

 新進フォトグラファーの嶌村吉祥丸がモデル撮影したスチールも展示されています。
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 中学生で単身、英国に留学したという谷村さん。ファッションやデザインが好きで、セント・マーチンズに入学され、今があるといいます。
 一歩を踏み出した若き才能に、私も期待しています。
 なお、会期は明日31日までです。

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2017年8月 8日 (火)

「龍の口 竹灯籠」アニメ映画のイリュミネーションも

 先日の土・日、藤沢・片瀬江ノ島の龍口寺で「龍の口 竹灯籠」の行事が行われました。恒例の夏の夜の風物詩として親しまれているイベントです。昨年から2日間の開催になり、竹灯籠も5,000基といいます。(4年前にも行ったことがあり、そのときは3,000基でした。このブログ2013.8. 4参照) 年々規模が大きくなっているようです。 
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 今年はアニメ映画「きみの声をとどけたい」とタイアップし、竹灯籠に映画を思わせるイリュミネーションが飾られていました。映画は25日公開予定で、高校生たちの青春を描いたものだそうです。
 その彼ら若者たちの想いを伝える竹のゲートが設置されていました。竹灯籠には「責任をもつ大人になる」などのフレーズも描かれています。
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Img_00201  竹のイリュミネーション・アートもみられました。

 右は一見、ステンドグラスのようです。龍口寺らしい龍のモチーフが浮かび上がっていました。 

Img_00181  これは竹の彫りもの。弁財天でしょう。
 幻想的な美しさでした。

 竹灯籠は、腰越商店街の方にも伸びていて、にぎやかな様子でした。
 地域のお祭り、今どこも盛り上がっているようですね。

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2017年8月 7日 (月)

今夏も浴衣 伝統柄を今風に 浴衣男子も増えて

 和装全体の売上は年々落ちているというのに、浴衣は好調といいます。銀座松屋も今年、オリジナルを充実し、売上高1億円を目指すというニュースが流れました。
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 柄は、やはり伝統的な草花模様が中心です。クラシックなモチーフを縦に配するなど、今風にアレンジしたものが多くなっているように思いました。
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 右は、銀座松屋の「GINZAゆかたステーション」。

 今夏も車内など、いろいろなところで浴衣姿を見かけます。
 納涼祭りや盆踊りも年々盛んですしね。花火大会では若い女性の8割は浴衣とか。こういう時こそ、普段着ないものを着てみようということなのでしょう。

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 上は、先月末に行われた新橋こいち祭りの様子です。まだ明るい時間帯でした。それにしても皆さん、本格的に浴衣を着こなしていて、かっこよかったです。

1  女子に合わせてか、浴衣男子も増えました。
 海外、パリのジャパンエキスポでもキモノが目立っていましたけれど、これも一種の逆輸入ですね。

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2017年8月 6日 (日)

コルクルーム プールサイドパーティーでハワイアン

 先日、コルクルーム恒例の夏のパーティが、目白ファッション&Img_00101アートカレッジのプールサイドで開かれました。
 コルクルームの安達市三代表を囲んで、若手ファッションデザイナーやデザイナーを目指す若者たちが、いつものように大勢集ってワイワイ、ガヤガヤ---。
 
 ハイライトは、何とハワイアンショーでした。このパーティでは初登場です。
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 楽団は、コルクルームの会計を長年担当されている会計事務所の方のグループで、40年来のお付き合いといいます。ちょっとお堅いお仕事をされている方々が、ハワイアン・バンドを結成されて、あちらこちらで公演されていることに驚きました。
 カイマナヒラなどの名曲の演奏があり、フラダンスも披露されて、ハワイに行ったような気分になりました。

 久しぶりの楽しい出会い、触れ合いの場をつくっていただいた皆様に感謝です。

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2017年7月31日 (月)

「アンプラント」パリの工芸品コンセプトストアを訪ねて

  「アンプラント(EMPREINTES)」はパリの北マレにある工芸品コンセプトストアです。手掛けたのは、パリで人気のセレクトショップ、「メルシー(Merci)」のバイヤーだそう。
 昨年秋に登場して以来、大きな話題を集めています。何故かというと、今どきちょっと珍しいアートギャラリーのような店だからです。今月初旬、パリにやって来た私、再度この店を訪ねました。
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 外観からして風情のある由緒ありげな一戸建てです。元はアクセサリー製造のアトリエだったといいます。4フロア、600㎡に、約1,000のインテリアオブジェや食器、家具、アクセサリーなどが、整然とディスプレーされています。
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 それらはいずれもフランスの伝統ある工芸家組合の会員の作品です。ですからすべて手作りのオリジナルです。
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Img_87181  店名の「アンプラント」は「指紋」とか「足跡」という意味です。一つひとつの作品にはこの名前のような痕跡を感じます。作り手の思いを伝える印象的な言葉、と思いました。

 自作を売り込む人も多いようです。併設のカフェは、コレクターとアマチュアの出会いの場になっているといいます。
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 小さなものから大きなものまで、また価格帯も様々。すてきなパリ土産が見つかるのではないでしょうか。

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2017年7月10日 (月)

パリに来ました!!

 8日、ミラノでミラノウニカの取材のため、羽田を出発しました。いつものようにエア・フランスですのでパリ経由です。パリではジャパン・エキスポなどの見本市が開催されていました。これらの見聞記は帰国後に整理して、レポートします。
 それにしてもジャパン・エキスポでは、ものすごいフランス人の日本愛に圧倒されて、唯々ビックリ、ドッキリの連続でした。

Unnamed  右はパリの友人が撮って送ってくれた写真です。背中に「吉愛」のタトゥーがクッキリ! 地下鉄のホームで、だそうです。
 マンガやアニメ、ゲームのパワーって、ほんとうに限りない。

 この日の夜は雷雨で、稲妻が走り、これも激しかったです。翌日も雷鳴が轟いて、またしても雨。地下鉄の駅では、そのいくつかに水が流れ込んで、使えなくなったと、ニュースで報じられていました。
 一晩で、1ヶ月分の雨量を記録したとか、パリの友人からのメールです。こんなことパリでは珍しい。日本ではよくあることですが---、地球温暖化による天候の極端化を改めて実感しました。

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2017年6月13日 (火)

服飾文化学会大会作品展示 和服地でデザインする現代服

 たんすにはたくさんの着物が眠っていると言われます。ネット検索するとその数、何と8億枚とか。この着物をリメイクして、その良さを活かしながら生まれ変わらせようという動きが広がっています。
 先月5月13、14日に開催された服飾文化学会大会の作品展示の部でも、和服地でデザインする現代服が多々発表され、この影響を強く感じました。
 いずれも着物本来の持ち味はそのままに、機能的でサスティナブルな作品に仕上がっていたのが印象的です。

○和服地でデザインするフレアーの簡単ブラウス
 ファッションデザイナーの梶間充子先生は、テーマを「ユニバーサル」に置き、和服地で簡単につくれるブラウスを提案されました。
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 これなら着衣もし易く、胸元からのフレアーが体型を自然にカバーしてくれます。脇には別布で三角マチも入っていて、エレガントです。車椅子の方も着物のリメイクを気軽に楽しめるデザインと、感銘しました。

○古着物を利用した現代服の制作
 これは文化学園大学の高木幸子先生による、絽の長着のリメイク作品です。
 最近よく行われている着物のリフォームは、フォーマル過ぎたり、シニア向けだったりします。 若者が街で普通に着られるようなファッション感覚のあるアイテムがないことに気づき、Img_76921_2今回、カジュアルな現代服の制作を思い立ったとか。ストレッチ素材やスポーツウェアのディテールなどを組み合わせたデザインは、ジェンダーレスで今風なかっこよさがあります。 

○「一枚の布」で表現されるドレス
Img_76771もう一つ、私が注目したのが「一枚の布」で表現されるドレスです。文化学園大学の矢野真由子先生をはじめとする4名の先生方による「環境問題に配慮したファッションのデザイン設計」の軸として発表されました。
 ドレープが優美な繭型のシルエットで、たたむと長方形の一枚の布になってしまうというデザインです。裁断や縫製の無駄が省かれサスティナブルで、しかも美しい。
 アパレル企業など外部へのプレゼンでも好評を得たといいます。

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