旅行・地域

2017年5月24日 (水)

連休は南会津にも 大内宿は人、人、人----

(またしても昨日のブログの続きです。)
 奥会津から南会津の大内宿に立ち寄りました。江戸時代の街並みを今に残す宿場だったところです。夕方近くになっていましたけれど、人、人、人----で、人気の観光スポットということを感じさせました。
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 福島らしいお土産もの屋さんやおそば屋さんなど、30軒以上の茅葺き屋根の家が建ち並んでいます。火の見櫓らしい塔もありました。

Img_73731 実は私は以前ここにも来たことがあるのです。その時は寂しい鄙びたところといった印象でした。それがこんなにも賑やかな街並みになっていたとは! 
 それだけの年月が流れたということですね。感慨を覚えます。

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2017年5月23日 (火)

連休は裏磐梯から奥会津へ からむし織を訪ねて

(昨日のブログの続きです。)
Imgp21501  裏磐梯からの帰途、喜多方を経て、奥会津昭和村へ、満開の桜を楽しみながらドライブしました。

 昭和村はからむしの栽培を今も続けている本州唯一の村で、以前訪れたことがあります。山また山を越えてようやくたどり着いたのは、当時はなかった道の駅でした。そこにはからむし工芸博物館とからむし織姫交流館が建っていました。
 からむしとは、イラクサ科の多年草で、その茎から繊維を採ります。苧とか青苧、苧麻というのは、この植物の繊維のことです。越後上布など高級な麻織物に使用されてきたもので、古来よりこの村に伝承されてきた「からむし生産と苧引きの技術」は国の選定保存に指定されているといいます。
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Img_73431jpg  からむし工芸博物館では、からむしの栽培から織物までが、道具類などとともに展示されていました。
 右のような地機織りの講習会も開かれてるとのことでした。

Img_73701  博物館の隣には小さなからむし畑がありました。
 この時期はまだ土に覆われた状態でした。品質の均一さを図るための焼き畑農業が、この村の風物時になっているといいます。

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 からむし織姫交流館では、苧績み作業や手織りが行われていましたが、撮影禁止でした。
 苧績みは、からむし引きによって取り出された繊維を細かく裂き、糸を紡ぐ作業で、1本1本指で裂くので根気がなくてはできません。 口に含んで湿らせながら撚って紡いでいるのImg_73581jpgが印象的でした。

 紡いだ糸は、手織り作業で、反物に仕上げられます。昔ながらのいざり機で織られていたとのことで、その機織機も展示されていました。

Img_73621 からむし織は一般の麻織物よりもパリッとした感触です。

 1反分の苧績みには、約2ヶ月以上もかかるとのことで、それだけに高価です。

 右の白いシャツは6万円(税別)で販売されていました。

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2017年5月22日 (月)

連休は裏磐梯へ スキーや五色沼湖沼群を散策

 今年も5月の連休は、またしてもスキーをしたいと、裏磐梯グランデコスノーリゾートに行ってきました。ご多聞にもれず、どこへいっても人も車もいっぱいでしたが、お天気は晴れの日が続き、絶好の日和でした。 
 会津磐梯山や周囲の山々が美しく望めました。

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 それにしてもスキーに行ったというと、この時期でもスキーができるの? と周囲に驚かれました。でもゲレンデの圧雪など整備が行き届いていて、しかも空いている、ゴンドラにも待たずに乗れました。
Imgp20482  スノーモトという自転車のような乗り物のレンタルもあり、今度はもっと雪の多いときに来たい、と思ったスキー場でした。

 近くの五色沼も散策しました。昔、学生時代に来たときに、霧が深くて見えなかったと思いながら歩きました。
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 最初に行った毘沙門沼の青が美しくて、次の沼も見たくなって、結局片道1時間あまりの自然探勝路をトレッキングしました。
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Imgp93621 一言で青と言っても、エメラルドやターコイズなど様々な色があります。赤沼は黄緑系で、みどろ沼は、角度によって色が変わって見えます。水に含まれる鉱物や沈殿物、水草などの違いで、一つひとつ色が異なるのですね。

 神秘的な湖沼群を見ながら、まだ雪が残る道を楽しんだひと時でした。

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2016年9月 6日 (火)

登呂遺跡以上に素晴らしかった芹沢銈介美術館

 芹沢銈介は型絵染の人間国宝です。このブログでも2014.10.13付けで、生誕120年記念で開催された「芹沢銈介の世界展」をレポートしていて、一度訪れたいと思っていました。

Img_6009j1pg  この芹沢銈介の美術館へ、先般といっても少し前のことですが、行ってきました。静岡市内にある弥生時代の集落遺跡、登呂遺跡を見たついでという形で立ち寄ったのですが、登呂遺跡以上に素晴らしくて、感銘しました。

 建物は木立の奥に佇んでいて、控えめな感じです。入口はさほど広くはないのですが、館内はゆったりとしていました。木の香りがする展示室は、落ち着いた和の雰囲気に満ちています。Imgp87721池を巡るように配されているのも印象的で、登呂公園の遺跡と自然に溶け込み合っているようでした。
 ちょうど企画展「布と模様のハーモニー -芹沢銈介の着物とアンデスの染織-」が行われていて、芹沢銈介の代表作、「貝文着物」「沖縄風物文着物」など独創的な着物と、芹沢が収集した古代アンデスの染織コレクションが展示されていました。
 そのユニークな模様表現をたっぷり堪能したひとときでした。

 東京からそれほど遠くはありませんし、デザインを学ぶ方には、ぜひおすすめしたい美術館です。

Img_60041jpg  なお芹沢圭介の家も一般公開されていました。
 宮城県北部にあった家を東京に移築し、自ら改装したという板倉造りです。
 ここは写真撮影可で、居間が再現されていました

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2016年9月 3日 (土)

旅の思い出 青森周遊の旅 ⑺ 恐山から下北半島を一周

 和辻哲郎の名著「風土」を読み、日本でもっとも日本らしい風土の一つに下北半島の恐山が挙げられていました。「死霊が集まるとされる恐山」の記述もあり、名前からしておどろおどろしい感じです。
 でも一度訪れてみたいと、好奇心をそそられていました。

Imgp86491jpg  むつ市から車を走らせ、山中をしばらく行くと、湖が見えてきて、硫黄の匂いがしてきます。「三途の川」と書かれた朱塗りの太鼓橋を渡ると霊界ということのようです。
 ちょっと身が引き締まります。

 さらに進むと広大な駐車場があり、その前に広がるのが恐山です。

 そこは曹洞宗の巨大な寺院でした。今からおよそ1200年前に慈覚大師円仁により開基された霊場です。
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 特別な催事もないようで、静かでした。朝の光に包まれて明るく、以前テレビで見た幻想的な感じもしません。普通のお寺のように見えました。
 でもふと左手の小屋を見ると、何人かの人が集まっていて、そこでイタコの口寄せらしいものが行われていたように思われましたが---。
 また参道の両側に何と温泉があったのも印象的です。

 正面左側には小高い岩山があって、頂上には仏の像が立っています。順路の石ころ道は地獄巡りをするようにつくられていて、地獄谷などの標識があったり、火山ガスが噴き出しているようなところがあったり、また小さなお堂があったりします。
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 そこを下ると、入口で見た宇曽利湖です。荒れた岩地を歩いてきただけに、少し安堵といったところです。水辺にはお地蔵さんと「希望の鐘」があり、穏やかな浄土が意識されているようでした。

 そんな霊場の恐山からマグロで有名な大間を経て、下北半島の景勝地、仏ヶ浦にも行ってきました。
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20160501133730imgp90201  仏像のように削られた岩々がそそり立っています。海底火山の噴火でつくられたとのことで、岩肌は淡い緑色をしています。

 恐山といい、ここ仏ヶ浦といい、下北半島は不可思議なところでした。

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2016年9月 2日 (金)

旅の思い出 青森周遊の旅 ⑹ 大自然を満喫

20160430135202imgp86411  青森県の山といえば八甲田山。映画「八甲田山」でもおなじみです。この八甲田山中の酸ヶ湯に宿泊しました。
 朝は前の晩から降っていた雪が止み、次第に晴れて絶好のドライブ日和となりました。
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 八甲田ロープウェイの山頂駅では、絶景の雪景色が広がり、大自然を満喫しました。

 スキー客もちらほら。今回はスキーをする予定はなく、横目で眺めただけ。外国人がかなり多く、バックカントリーツアーを楽しまれているようでした。
 この日の夜、そのうちの一人が行方不明になったというニュースが流れ、ちょっとビックリ。スキー場では、コースの外を滑降する外国人スキーヤーを、何度も目撃しています。怖いもの知らずのようで、遭難しないかと、他人事ながら心配します。

Imgp84931  十和田湖方面へも車を走らせました。奥入瀬渓流はまだ早春といった感じで、新緑の間から流れる水がきれい! 滝もたくさんあります。
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Imgp85061_2  十和田湖の乙女の像のあたりを散策しました。学生時代に来たことがあったのですが、当時の記憶はすっかり薄れて、改めてその美しさに感動しました。

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旅の思い出 青森周遊の旅 ⑸ 弘前城は枝垂れ桜が満開

Imgp70431  今回の青森への旅は、ゴールデンウィーク前半で、桜の開花時期でもありました。ですから弘前のソメイヨシノには期待していたのです。
 弘前公園で日本一と称賛されるソメイヨシノが見られると思っていたのに----、その多くは、早くも葉桜になりかかっていました。

 でも弘前城周辺の枝垂れ桜は満開で本当に見事でした。たくさんの美しい桜花に囲まれて、幸せ気分に浸ってきました。
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Imgp70581jpg  天守閣に上りましたら、狭間(天守の窓)から岩木山が望めました。
 山頂は雲でおおわれていましたが、それでもうっすらと見えて感激でした。

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2016年9月 1日 (木)

旅の思い出 青森周遊の旅 ⑷ 太宰治記念館「斜陽館」

 太宰治は小説「斜陽」など、よく読んだものでした。この小説の名前を冠した太宰治の生家「斜陽館」にも行ってきました。
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 明治期の貴重な木造建築物として、国の重要文化財建造物に指定されている、さすがの豪邸でした。こんなにも裕福な生まれだったからこそ、生きる理由を突き詰め過ぎて、自死してしまったのでしょうか。

20160429095350imgp82581  和洋折衷の重厚な建物内の一角に、太宰治誕生の部屋がありました。
 写真右がそれで、明治42年6月19日、この小間で生まれ、「ひどく安産だった」そうです。大地主の家に生まれた太宰は、生まれながらにして罪が深いと感じていたようで、「生まれて、すみません」と書き残しています。人を思いやる気持ちが人一倍強かった作家の言葉が紹介されていて、ここが太宰文学の出発点だったと改めて感じ入りました。
 すっきりと落ち着いた感じが印象的でした。

Img_57971  右写真の襖絵の間は、母の居室だったそうです。襖の漢詩に「斜陽」の文字があるところから、「斜陽の間」と言われて親しまれたと紹介されていました。

 蔵は資料室になっていて、太宰の足跡が偲べます。

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 この後、「斜陽館」前の津軽三味線会館で、津軽三味線の演奏を楽しみました。「津軽じょんがら節」など、息の合ったお二人のライブはさすがに切れ味鋭く、思い出されます。

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2016年8月31日 (水)

旅の思い出 青森周遊の旅 ⑶ ねぶたの家「ワ・ラッセ」

 青森と言えば、ねぶた祭りです。お祭りには行けませんでしたけれど、青森駅前にある“ねぶたの家「ワ・ラッセ」”で、にぎやかな気分を味わってきました。
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Imgp69991  その迫力はまさに超ド級。スケールが並外れて大きい! 衝撃のアートでした。これが街中を練り歩きながら、踊り手たちが乱舞するのですね 今度ぜひ見てみたいものです。
 ちなみに「ワ・ラッセ」とは、ねぶたのかけ声の「ラッセラー」と「笑い」をかけた造語だそう。威勢のいい笑い声が響いてくるようでした。

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旅の思い出 青森周遊の旅 ⑵ 棟方志功記念館

 (このブログの8/26の続きです。)
 青森に行ったらぜひ訪れたいと思っていたのが、棟方志功記念館です。建物は校倉造りを模したような感じで、風情のある日本庭園がありました。
 枝垂れ桜が満開でした。
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 鎌倉市の鎌倉山には以前、棟方志功のアトリエがあり、そこが美術館になっていて、私も時折散歩したものでした。ところがいつの間にか、それがなくなってしまいました。

Img_57701  再び目にした今回の展示は、春らしい「柳緑花紅」がテーマでした。
 花札の図柄をヒントに自然を装飾的に描き出したものが多く、その独特の作風、裏から絵具を浸み込ませる「裏彩板画」の技法など、異彩な魅力を放っていて、改めて魅せられました。

Scan0457_2  志功は、版画のことを板画と表現しています。 板の木の魂をじかに生み出さなければダメとの思いから、あえて板という字を使っていたそうです。
 ビデオで片眼しか見えない志功が、板に顔がつくほど近づいて制作する姿を見ました。板の声を聴きながら仕事をしていた、と感動しました。

 左はそのときのチケットで、釈迦十大弟子の中の「舎利弗の柵」です。

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