旅行・地域

2019年8月15日 (木)

今夏の山行きはシャクナゲ群落から秩父最高峰へ

 今夏のお盆休みは台風直撃とあって、山行きが躊躇われました。でも近場で日帰りならと一日、大弛峠から国師ヶ岳、秩父最高峰の北奥千丈岳へ行って来ました。
 大弛峠は標高2,360mの日本最高所の車道峠です。さすがに涼しい!空気が違います。 あの蒸し暑さが嘘のような別天地でした。
 花の百名山といわれる国師ヶ岳を目指して進むと、シャクナゲの群落が現れました。20190812134536imgp48591
20190812132532imgp48191  シャクナゲはハクサンシャクナゲという種類で亜高山帯を彩る代表的な花だそう。でもこの時期はもう旬をとうに過ぎて散っていました。
20190812135048imgp48701  それでもまだ名残の花がちらほらと咲いていて、出会う度に、登りの息切れを癒してくれます。つつじに似た白く淡いピンク色で、内側に薄い緑色の斑点がある爽やかな花です。

 ここは「夢の庭園」と呼ばれているスポットで、巨岩のある広場からの眺めはすばらしかったです。

20190812131440imgp47971

 遠くに金峰山の頂きにそびえたつ五丈岩が見えました。

20190812135736imgp48841

 北奥千丈岳はここからあと少しです。標高は2,601mで秩父最高峰といいます。山頂から南アルプスや八ヶ岳を展望し、すぐ隣にある標高2,592mの国師ヶ岳へ。ピークに着くと突然霧が発生してきて下山しました。
 峠から1時間で登れるという山ですけれど、花を楽しみながらゆっくりと、その倍以上の時間をかけての山歩きでした。

| | コメント (0)

2019年1月 5日 (土)

北海道 札幌でクロスカントリースキーを体験して

 北海道旅行の最終日、ニセコから札幌へ移動し、国営滝野すずらん丘陵公園でほんの短時間でしたが、クロスカントリースキーを体験しました。
Imgp38452
 3年前に白馬岩岳スキー場でクロカンのレッスンを受けたものの、全然身に着いていません。“歩くスキー”だから簡単そう、誰でもできるとはいうものの、やっぱり難しい! 転ぶと板が細いためか、なかなか起き上がれません。

Imgp38501  練習場を何度も回って、歩くよりも少し早く行けるようになったところで、雪も降ってきて時間切れとなりました。
 スケートでもするようにスキーを滑らせている人たちを横目に見て、あんなふうにできたらなあと思います。運動能力のない私にはとうてい無理そう。
 ノルウェーでは、街にちょっと出るのにもクロスカントリースキーをはいて行くそうです。私はノルウェーでは暮らせないな-----、と改めて思ったことでした。

 千歳空港への帰途、夕闇の支笏湖へ寄ってみました。
Imgp38761jpg  樽前山の影が落ちる湖のほとりに、「山線鉄橋」と呼ばれる赤い鉄橋が架かっています。これは明治時代につくられた鉄道の名残で、10年ほど前に支笏湖に移設されたものといいます。

 しばし往時を偲んで、帰路に就いたことでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月 4日 (金)

北海道 駒ヶ岳を望む大沼の冬の風物詩

 函館から程近い大沼公園のホテルに宿泊しました。朝は何と快晴、昨夜の雪はどうしたのかと思うような青空に、くっきりと姿を現したのが「北海道駒ヶ岳」です。真っ白な雪をかぶったこの秀峰は、馬の形をしていることから駒ヶ岳と呼ばれているのです。前方の鋭い山頂部分から馬の背のように裾野へ伸びる線が印象的です。 
Imgp03261
 スノーシューのトレッキングツアーに参加し、ガイドさんから駒ヶ岳の歴史を伺いました。かつては富士山のような円錐形だったのが、江戸時代1640年の大噴火で崩壊し、このような山容になったといいます。このときの大爆発により室蘭では津波が発生し、300人余りが犠牲になったとも。これは先頃インドネシアで起きた火山噴火による大津波と同じ構造だそうです。現在も活火山の駒ヶ岳、万全の対策がとられているようですが、備え怠らず、ですね。

Imgp35811  大沼公園は日本新三景と呼ばれる景勝地で、凍てつく湖沼の景観が美しかったです。
Imgp35151jpg  小さな島々をめぐるコースも橋が架けられるなど整備されています。とはいえ雪道で、雪で足をとられそうになりながらの散策でした。駒ヶ岳もあいにく雲におおわれて残念でした---。

Imgp35821  名曲「千の風になって」が生まれた記念碑もここにあります。上写真の手前がそれで、碑文の部分だけ顔を出していました。

Imgp35881jpg  ワカサギ釣りも盛んな様子で、じゅんさい池では釣り人がずらりと周囲を囲んでいました。まだ完全結氷していなかったので、桟橋からの釣りです。氷上でのワカサギ釣りは1月上旬頃からだそう。

Imgp03801  オオハクチョウにも出会いました。
Imgp36231  冬でも凍りにくい「白鳥台セバット」には、20羽くらいが、カモやカイツブリなどと一緒に集まっていました。
 冬の風物詩を楽しんだ大沼公園でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月 3日 (木)

北海道の人気観光地 函館を巡る

 雪の道央道を走って、函館にやって来ました。新幹線もできましたし、以前から行ってみたいと思っていた人気観光地です。実は私は学生時代、ここを旅したことがあります。でもそれは遠い昔のことで、何もかもが目新しく映りました。
 お天気の方は晴れていたかと思うと、たちまち雪になるという目まぐるしい変わり様。冬の道南って、ほんとうに変わりやすい天候なのですね。

 宿泊は湯の川温泉で、海に面した部屋からは漁火が見えたり、函館山が望めたり。朝は割合晴れていたのです。
Imgp32771  まずは日本最古の女子修道院、トラピスチヌ修道院を訪れました。雪の積もったお庭の真ん中に立つ白い聖テレジア像が、朝の光の中、神々しく光って見えました。
 厳かな空気を破るように、ここにも中国人観光客がぞろぞろ---でした。

 五稜郭公園では何と大雪! 
Imgp02941jpg  五稜郭タワーに上れば、5角形の城塞跡が見えたのでしょう。雪なので諦めました。それにしても何故5角形をしているのか、不思議です。そこでちょっと調べてみましたら、軍事的に好都合な形であるとか造形的に美しいなどといった理由があるとか。米国国防総省ペンタゴンも5角形で、私は知らなかったのですが、西洋のお城には意外に多いそうです。

Imgp33051  公園の中央には、2010年に復元されたという奉行所があって見学しました。
Img_96031jpg 欅の梁や備後畳の大広間など、当初のものを忠実に再現しているといいます。右は、奉行が謁見したという間です。当時の衣装、裃や打掛の試着もしてくれます。

 次に函館の名物スポット、朝市です。
Imgp33381jpg
Img_96121  イカやホタテ、エビ、ホッケ、サケなど海産物がいっぱい。にぎやかなかけ声が響きます。
 右は珍しい花咲ガニだそうです。巨大でびっくり!
 ランチはここで海鮮丼などをいただきました。安くて美味しかった!

 朝市を出て、函館山ロープウェイへ向かいました。ロープウェイに乗ると、次第に視界が晴れてきました。美しい風景が広がって、ワッと息をのむ美しさでした。
Imgp02981  上から眺めると、両側が海です。函館の地は昔、島だったそうで、砂州により陸地とつながったとか。この地形を縮小していくと、私の住まいの近くにある湘南江ノ島に似てくると思いました。
 函館の夜景が世界三大夜景の一つといわれるのは、この地形もあるようです。

Imgp33491  函館山を降りて、異国情緒あふれる街並みを歩きました。

Imgp33961jpg  右は重要文化財に指定されている正ハリストス教会です。ここは外側だけですが、中に入れる教会もあります。それがカトリック元町教会で、クリスマスのイエス誕生の展示などを見せていただきました。何とも神秘的な空間でした。

Imgp34031  函館のビュースポットとなっている八幡坂です。夕闇が迫ってきました。
 Imgp34251  八幡坂を降りると、金森赤レンガ倉庫です。ショッピングモールを散策しているうちに、外はもう夜になっていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月 2日 (水)

北海道 雪の洞爺湖に立ち寄って

 年末、北海道の千歳空港からレンタカーで函館へ向かう途中、洞爺湖に立ち寄りました。 
 千歳は晴れていたのに、だんだん雪模様になって、雪、雪、雪----。以前、洞爺湖に来たときは夏でしたので、冬景色は初めてです。

Imgp02661  たまたま雲が切れて、白い雪が輝く湖畔の美しさに感動しました。中央に浮かぶ中島もうっすらと見えました。

Imgp32281  湖の周りには様々な彫刻家の作品が置かれていて、見て回るのも楽しそう。でも雪がかなり深く積もっていて、ままならず、でした。

Imgp02591  昭和新山も到着したときは吹雪でほとんど見えませんでした。ところが次第に見通しが良くなって、教科書にも出ていたどっしりとした岩の山容を目にすることができました。貸し切りバスで来た中国からの観光客が雪の中をはしゃいでいましたね。

Imgp02681  洞爺湖でホテルといえば、高台に建つザ・ウィンザーホテル洞爺です。2008年サミットで選ばれただけあって、広々と高級感にあふれています。
 他とは違う、ゆったりとしたときが流れていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月 1日 (火)

北海道ニセコスキー場から明けましておめでとう!

 北海道のニセコスキー場で大晦日からお正月を過ごしました。

Imgp04081jpg  朝方、羊蹄山が青空に映えて美しかったです。この山は、富士山によく似た円錐形をしていて、蝦夷富士とも呼ばれているそう。

Imgp36661  ニセコのグランヒラフスキー場です。目の前に雄大な羊蹄山を望みながら滑りました。ここはサラサラのパウダースノーで、さすが世界一といわれる雪質です。圧雪もきちんとされていて、滑りやすかったです。

 外国人が多いとは聞いていましたが、どこへ行っても英語が飛び交っていました。ホテルでは、日本なのに外国にやって来たような感じでした。ロビーのパンフレット類も英語で、不動産を紹介する英雑誌も積んであって、やはりね、と思ったことでした。

Img_97381jpg カウントダウンは、雪が降り続く中、ニセコヴィレッジの打ち上げ花火を楽しみました。

 本年も良い年でありますように!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月25日 (土)

伊豆の下田でペリー来航の歴史を偲ぶ

 (昨日のブログの続きです。)
 天城路を下り、河津から下田を訪れました。ここはずっと昔、一度来たことがあるのです。

 下田城のあった下田公園で、天守跡に上り港の景色を眺めました。
Imgp02281 美しい下田湾です。
Imgp02271_2  今はもう、すっかり整備されていて、港も美しい。

Img_39731  港には「ペリー艦隊来航記念碑」が立っていました。この記念碑は、かつてここにはなかったはず、と思って調べましたら2002年にこの場所に移設されたとのことでした。

 ここでしばし、ペリー来航の歴史を偲びました。
 幕末に結ばれた日米和親条約により、下田は函館とともに日本で最初の開港場となり、ペリー提督は黒船でこの町にやってきたのですね。そのとき一行が歩いた道が、平滑川沿いのペリーロードです。

 柳並木の風情のある小径がペリーロードです。Img_39601  この辺り特有のなまこ壁の家や石造りの洋館が建ち並び、古民家も残っています。

20180815_1130441  石畳みの道も レトロな趣たっぷり。

20180815_1127521  ペリー一行は、その先にある了仙寺で、和親条約の細則を定めた全13箇条からなる下田条約に調印したのだそうです。

 了仙寺の横には黒船ミュージアムがありました。

 それにしてもこの街では、黒船とか開国といった言葉をたくさん見ました。昔来たときはそれほどでもなかったのに---。それだけ観光に力を入れているのですね。人も車も多くて大渋滞、太鼓祭りとかもあって賑やかでした。
 ペリーももし生きていたらびっくりですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月24日 (金)

伊豆半島 「踊り子歩道」天城山隧道から河津七滝を散策

 旧盆の頃というと、毎年登山に出かけています。それも涼しい2,500m級の山です。ところが今年はお天気が不安定で、天気予報によると雨です。
 そこで今年は比較的晴れそうな伊豆半島へ、それもこれまで行ったことのなかった南伊豆へ行くことにしました。
 沼津から天城路へ向かいます。道路は1本しかなく、やはり渋滞していました。道の駅「天城越え」に到着すると、「踊り子歩道」はすぐそこです。川端康成の名作「伊豆の踊子」の舞台となったところで、私も以前から散策したいと思っていました。

Imgp23351jpg  「天城越え」の名曲に歌われた名瀑、浄蓮の滝を過ぎて、天城トンネルに到着。 正式名称は「天城山隧道」です。トンネルの上は天城峠です。
Imgp23151_2  手前にその石碑が立っていました。
 ここは明治38年に完成した日本初の石造道路トンネルで、2001年に国の重要文化財にも指定されています。 

Imgp23252  「暗いトンネルに入ると冷たい雫がぽたぽた落ちていた。」と小説にあるように、薄暗いアーチの中は涼しくて、外の猛暑がもう嘘のよう。涼風が吹き抜けて、まさに天然の冷房装置!でした。 気持ちよかったですね。

 次にループ橋を通過して河津七滝へ。それにしても突如現れたループ橋、ほんとうにスゴイです。ジェットコースターに乗っているかのようで、目が回りそうになりました。こんなところにほぼ垂直の螺旋形の橋があったとは! 驚くと同時に天城越えがかつていかに難所であったか、わかった気がしました。

 河津七滝では、最奥にある“猿が淵”という沢まで登りました。緑深い渓谷沿いには、踊り子と学生のブロンズ像があちらこちらに建っていて、踊り子一行を偲ばせます。
Img_39371  
Imgp23571  最初が初景滝です。
 何とキャニオニングしている若者たちがいてびっくり! 
 滝下りを「ウオータースライダー」っていうらしいのですが、最近流行っているようです。話を聞きましたら、この日は30人くらいがスライディングを楽しんだと言っていました。

Imgp24031  蛇滝、エビ滝、釜滝と変化に富んだ滝が次々に現れます。滝に近いほど涼しく、一時、暑さを忘れました。

 「伊豆の踊り子」一行もこの空気を吸いながら歩いたのですね。そんな風情を感じながら、山を降りました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月22日 (水)

服飾文化学会夏期セミナー⑹ 児島学生服資料館を訪れて

 倉敷市児島はジーンズだけではありません。ここは全国一の学生服の産地でもあるのです。
 その老舗メーカーが日本被服で、本社敷地内に児島学生服資料館が併設されています。
 ジーンズミュージアムから歩ける距離とのことで、有志で行ってきました。

Img_37701jpg  昭和初期から現代までの各時代の学生服やポスター、看板、写真など約200点が展示されていて、学生服の変遷や学生服産業の歴史を学ぶことができます。

Img_37711  タイムスリップしたかのような「昭和レトロ」な懐かしい空間です。しばし女学生気分---。

Img_37901  興味深かったのは、太陽桜の印の入った「純綿霜降り学生服」です。東洋紡の純綿とあります。
 説明書きによると、これは1930年頃に日本被服で製造されていた男子用学生服です。小倉織という特殊な織り方でつくられていて丈夫で通気性があるとか。仕立てもしっかりとしています。戦前にすでにこのような高い縫製技術を持っていたことが、戦後のジーンズの製造に活かされた、といいます。

Img_37781  1980年代の変形学生服、ヤンキーな学ラン、長ラン、短ランも展示されています。当時は標準型ではない学生服をつくっていたメーカーも多くあったことが思い出されました。

 それにしても児島には「山椒は小粒でもピリッと辛い」、こんな見どころもあったのですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月21日 (火)

服飾文化学会夏期セミナー⑸ 体験!ジーンズミュージアム

 倉敷市児島は日本のジーンズ発祥の地といわれます。この地で生まれたベティスミスやボブスン、ビッグジョンといった国産ブランドの貴重な製品や資料を展示しているジーンズミュージアムを訪問しました。
Img_37401
 私は2012年にここを訪れたことがあります。その時のことをこのブログに掲載しています。(2012.11.29付け参照) いやーっ、当時とは様変わりしていました!

Img_37951jpg_2  2014年に上の写真の2号館がオープンしたそうなのです。今回、この地に来て初めて知りました。

Img_37461  この2号館は、1970年代から10年ごとに現在まで、各時代のジーンズの歴史や生産工程をたどれるようになっていて、興味深かったです。

Img_37421  
 ジーンズ作り体験をされた方もあり、こちらの方はなかなか楽しそうでした。
Img_37611
Img_37591  まず好みの生地のジーンズを試着して、丈つめし、前開閉のボタン1個とポケットのリベット6個を選びます。ボタンもリベットも可愛い形やカラフルな色のものがたくさんあります。

Img_37571  次にスタッフの指導で、年代物の打ち機でボタンやリベットを打ち込みます。足で力を込めてレバーを踏み込むのですが、これがなかなか難しそう。でも慣れれば大丈夫とのこと。皆さん、さすがに上手!です。

Img_37641  最後に好みの革ラベルを選んで、スタッフにミシンで縫い付けてもらって完成です。世界にひとつだけの一本が出来上がり、満足そうでした。

 以前私がここに来たときには、このようなカスタマイズはありませんでした----。それにショップやアウトレットもなかった気がして、時の流れを改めて実感しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧