旅行・地域

2024年2月 2日 (金)

ミラノの新興地区「ポルタ・ヌォーバ」を訪れて

 イタリアのテキスタイル見本市、ミラノウニカ(略してMU)を視察するため、ミラノを訪れました。
 その合間にブラリと歩いてみたのが、ガリバルディ駅正面に位置する新興地区「ポルタ・ヌォーバ(PORTA NUOVA)」です。ここは2015年に開催されたミラノ万博に向けて新開発された地区で、高層ビルが続々と建設されています。

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 その頃、コルソ・コモからの上り坂には、モスキーノやディスクエアードなど勢いのあるブランドの店舗が軒を連ねていました。ここはミラノの新ラグジュアリーストリートになるに違いないと、私自身、期待していましたが、今回はそうした店が姿を消し、テナントが空いていたり飲食店になっていたり。これも今どきの経済不安を反映しているのかしらと思いつつ---。
 中心のガエ・アウレンティ広場周辺はスポーツ、カジュアル系ブランドが入り、盛況の様子でした。ユニクロのミラノ2号店もこの春オープンの予定で、工事が進められていました。

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 この広場に続く広大な芝生の公園の向こうには、ミラノ最先端の建築物であるボスコ・ヴェルティカーレ(垂直の森)を眺められます。建築構造と緑が一体化している、都市緑化の象徴とされているビルです。2 棟の超高層ビルには、数千本と言われる樹木が植えられているとか。とはいえ真冬とあって、バルコニーの植物たちも少し寂しそうでした。

 それにしてもこの広場に立ち並ぶビルの何と近未来的なこと! まだ建築中でしたが、その革新的なデザイン、美的感覚に改めて目を見張った散策のひとときでした。

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2024年1月 5日 (金)

快晴の丸沼高原スキー場 山頂駅からの絶景を楽しんで

 雲一つない快晴の一日、丸沼高原スキー場でスキーを楽しみました。
 今シーズンは雪不足のスキー場が多いようですが、ここはほぼ全面滑走可でした。雪質もコブがほぼ無くて、なく下手な私でも滑りやすかったです。スノーボーダーが多い印象でした。

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 白根ロープウェイというゴンドラで、標高1,400mのゲレンデから2,000mの山頂駅に登りました。

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 目の前にドーンとそびえている山が日光白根山です。丸い岩峰が3つ見えて、迫力満点です。

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 足湯側からは雪山の絶景が広がっていました。遠く浅間山から四阿山、谷川岳、武尊山、至仏山、燧ケ岳まで百名山がずらりと並ぶ大パノラマは、ほんとうにすばらしかったです。10年前に尾瀬の燧ケ岳から至仏山を踏破したことが思い出されました。

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 二荒山神社に初詣して、4kmのロングコースを休み休み降りました。

 久しぶりのスキーを満喫した一日でした。

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2024年1月 4日 (木)

ロックハート城 群馬県高山村 英国から移築された古城訪問

 群馬県のスキー場へ行く途中、立ち寄ったのが「ロックハート城」です。1829年に英国スコットランドのエジンバラ南西50kmに建てられた古城を、1988年に日本の群馬県高山村に輸入移築して、3年がかりで建設し1993年に復元されたというお城です。
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 「ここは小さなヨーロッパ」というキャッチフレーズ通り、ヨーロッパの田舎町に佇んでいる古城の風格があります。映画ロケ地にも使用されているとのことで、サインギャラリーにはたくさんの芸能人の色紙が飾られていました。
 外観はまさに英国らしい荘厳な趣です。
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 再現された中世の街並みを歩いて、スプリングベルと呼ばれている鐘楼に登って鐘を鳴らすと、ヨーロッパのどこかの街に来たような感覚になりました。
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 でも城の内部は室内装飾など、英国風が凝らされてはいたものの、全体にちゃちな感じでした。でもそんなことを期待して入ったわけではありませんので、そこは十分に楽しめました。

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  J.F.ケネディ大統領夫人やマリリンモンロー、シャネルのコスチュームジュエリーやレアな香水瓶、古書本など、これだけのものをよく集めたと思うコレクションが展示されています。

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 2階がまた驚きの展示室になっていました。そこは津川雅彦サンタミュージアムです。俳優の故津川雅彦さんが世界中から集めたサンタクロースが1,000体以上並んでいました。ほんとうにスゴイ!としか言いようがありません。

  津川さんは、1987年にエジンバラで探し求めた朽ちたロックハート城に出会い、「日本の子どもたちにもヨーロッパの本物のお城を見せてあげたい」と、1億円で購入。それをシベリア鉄道で15億円もかけて日本に運んだそうです。津川さんはこの城を北海道広尾町に計画していたレジャーランドの中核施設にしようとしたのですが、資金計画で頓挫。宙に浮いていたお城を沼田市の(株)サンポウが買い取り、現在の姿に再現したとのことです。
 この城はまさに津川さんの情熱が詰まったお城でした。

 プリンセス体験の設備もあり、ロングドレスをまとった若い女性たちを見かけたのも微笑ましい思い出です。隣接の石造りのチャペルでは結婚式を挙げるカップルがそれなりにいるようです。

20240104133136imgp41471  ダイアナ妃が乗られたというロールスロイスも展示されていました。

 薔薇の花の季節はきっと見事と思う、英国庭園なども散策し、英国らしさを堪能しました。

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2023年12月 2日 (土)

大山紅葉ライトアップ

 11月下旬、神奈川県の紅葉の名所ナンバーワンと言われる大山阿夫利神社に行ってきました。ケーブルカーで、赤や青にライトアップされた木々の間を登ると阿夫利神社下社に到着です。
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 境内は夕闇に燃え立つ錦秋の世界でした。光に照らされて楓やイチョウが赤や黄に輝いています。その間から相模湾の夜景を一望し、江の島らしい小さな明かりが見えたことに感動しました。
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 この後、もっと心を動かされたのが大山寺の紅葉です。石灯籠が立ち並ぶ階段は、まさに紅葉のトンネル、何とも幻想的な光景でした。眼の前に伸びるもみじは、深紅色をしていて思わず息を飲むような美しさ!ご本尊の不動明王の神秘の炎が燃えているように思われました。
 どこか神聖な気持ちにさせられて山を降りました。

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2023年12月 1日 (金)

松島~蔵王御釜の旅 ⑶ エメラルドグリーンの御釜に感激!

 蔵王は山形蔵王スキー場に何回か行ったことがあり、有名なシンボルである樹氷も見たことがありました。今回の旅はもう一つの蔵王のシンボル、「御釜」です。

 秋保温泉に宿泊して、日本3名瀑の一つと言われる秋保大滝に立ち寄り新鮮な空気を満喫した後、宮城蔵王へ向かいました。エコーラインに続くハイラインの終点が刈田(かった)岳山頂レストハウスになっています。
 その裏手の悪路を登りきったところで、急に視界が開けて、あの御釜と呼ばれている火口湖が姿を現しました。何とも神秘的なエメラルドグリーンの絶景です。

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 聞くところによると、御釜が見える確率はたった3割しかないそうです。こんなにすっきりと見えるなんて、ほんとうに幸運でした。
 刈田岳は蔵王連峰で2番目に高い山(標高1758m)です。晴れていたとはいえ風が強く、暖かい上着が要る気温でした。山頂の刈田嶺神社 奥宮に祀られている蔵王権現にお参りして、山を下りました。玉こんにゃくが美味しかったです。

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2023年11月30日 (木)

松島~蔵王御釜の旅 ⑵ 雄島 芭蕉の足跡を辿って

 「松島や ああ松島や 松島や」は後世の人が、芭蕉が絶句した気持ちをパロディ風に詠んだ句だそうです。松尾芭蕉はそのあまりの絶景に、得意の俳句を一句も詠めなかったといいます。そんな芭蕉ですが、奥の細道には松島雄島を訪れたことが記されていて、島にはその足跡が残されていました。

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 雄島へは朱塗りの渡月橋を渡って入ります。この橋は、かつて僧たちが雄島に入る際に陸地の俗世との縁を切ったことから「悪縁を断つ橋」ともいわれているのだとか。

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 この島は浄土の入口として、僧侶や巡礼者の修行の場となっていたのですね。仏像や法名などが彫られた岩窟や、板碑も数多く見られ、まさに霊場の趣です。鎌倉によくある“やぐら”を思わせました。

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 島の中ほどに松尾芭蕉の句碑もあり、曾良の句碑と並んで立っていました。左が芭蕉で、「朝よさを 誰(たが)まつしまぞ 片心」、右が曾良の「松島や 鶴に身をかれ ほととぎす」です。

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 既に夕刻の空模様でしたが、松の枝越しから見た美しい海の風景を目の中に収めて、島を出ました。

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2023年11月29日 (水)

松島~蔵王御釜の旅 ⑴ 瑞巌寺 豪華な金の襖絵に圧倒!

 今年9月半ば過ぎ、久しぶりに宮城県松島から蔵王御釜を見て帰るという旅をしました。私はウン十年という昔、松島を訪れたことがあったのですが、そのときとはやはりすべてが違っていて、新鮮でした。
 車を駐車して5大堂へ向かうと、インバウンドの人たちがいっぱい。さすが日本三景の一つという観光名所です。眺め良し、見どころ多し、みんなリラックスした様子で写真を撮ったりして楽しんでいました。

 まずは松島の国宝、瑞巌寺見学です。
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 参道沿いには洞窟群があって、観音像や石碑が納められ、荘厳な雰囲気に包まれています。
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 瑞巌寺本堂は臨済宗の禅寺らしいつくりで、庫裡が入口になっています。平成30年(2018年)に10年に及んだ「平成の大修理」が完了し、創建当初の姿が蘇っているとのことでした。
 驚かされたのは内部の装飾です。各室それぞれが絢爛豪華な金の襖絵で飾られていて、その煌びやかさにもう圧倒!されました。とりわけ見事だったのが室中の孔雀の間です。ここを再興した伊達政宗が好んだという、当時の華麗な桃山文化に想いを馳せました。(ここは残念ですが写真撮影禁止でした。)
 内側の祝祭の美と外側の侘び寂びの美、そのあまりにも対照的な美意識に日本文化の奥深さを改めて感じ入ったことでした。

 隣の宝物殿で開かれていた墨画展を一巡りして、名刹を後にしました。

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2023年7月 6日 (木)

パリに来て 真夏の風物詩あれこれ

 またまたパリに来ました。昨年からプルミエール・ヴィジョン・パリが7月開催となったためです。7月3日の夜便で4日早朝にパリに到着しました。
 5か月振りのパリの街で、今回「オヤッ」と思った真夏の風物詩あれこれをご紹介します。
 
ノートルダム大聖堂がほぼ元の姿に
 セーヌ河岸から見たノートルダム大聖堂が、正面から見るとほぼ元の姿を取り戻していました。2019年4月に大火災に遭った大聖堂です。再開にはこの先何年もかかる、と絶望していました。それが来年のオリンピックに向けて突貫工事が行われて、ここまで復興したことに驚かされました。Img_50141_20230717204701
 2024年オリンピックは、セーヌ川で開会式が行われることになっています。各国選手団は入場行進の代わりに、約160隻の船に分乗して川を下るとのことです。その出発点がこのノートルダム大聖堂のある辺りになるようで、外観だけでも修復が間に合うとよいのですが----。

ソルド(バーゲンセール)一
 パリに来たらいつもショップ巡りをする私です。でもあいにくお店はどこもかしこもソルド一色で、新しいものが入っていなくて残念でした。
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 上はプランタン百貨店のソルドのディスプレーです。黄緑色で統一されて、セールの見せ方も洗練されています。
 フランスはセール期間が政府主導により定められていて、開催日は夏も冬も統一され、各店が同じ日付に一斉に値下げを始めます。今年は6月28日~7月25日ですが、話によると、売り上げは伸びていないそうです。原因は、日本でもニュースとなった、あのフランス警察による少年射殺事件に端を発する深刻な暴動と、時期が重なったためとみられるといいます。社会を揺るがす事件の影響は計り知れないものがあるようです。

草間彌生氏の巨大像からルイ・ヴィトンのロゴ撤去
Img_50121  サマリテーヌ百貨店前には、この3月に設置された草間彌生氏の巨大な人形が立っていました。この人形像が手に持っているバッグにはルイ・ヴィトンのロゴがついていたそうですが、今回行ってみると、ロゴマークは跡形もなく、撤去されていました。
 Photo_20230717204801  バッグはルイ・ヴィトンが販売するレプリカで、そこにロゴが見えたことからエコロジストの怒りを買い、パリ市議会に撤去要請が出されていたといいます。
 公共空間におけるアートと商業的プロモーションの境界線について疑問を投げかける事件です。フランスらしい出来事ですね。

レンタル電動キックボードに「ノン」
 パリ市はこの4月にレンタルの電動キックボード事業継続の是非を問う市民投票を行い、結果、「ノン」が9割に達したとのことです。レンタルの電動キックボードは9月から廃止されることとなりました。
 Img_64091_20230717204601 この影響か、今夏は電動キックボードが昨夏よりずっと少なかったです。
 とはいえ右のような2人乗りや飲酒運転、スピードの出し過ぎなど、違反は絶えない様子です。
 電動キックボードを安全に使用するための仕組み作りをしてきたパリ市ですが、規則はあっても守らない人が多くいて残念でした。
 日本では逆に7月から解禁となりました。パリ市の政策を参考に、といえ安全が懸念されますね。

花を盛る「造花カフェ」
 パリでは昨年来、ファサード部分を造花で盛った「造花カフェ」が増えています。
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 上は私が宿泊したホテルの前のカフェ・レストランで、ブーゲンビリアのような花が飾られていました。
 人が多いのはいいのですが、夜は10時頃まで明るいこともあって、楽隊が来たりして真夜中を過ぎても騒がしいのです。近所迷惑はなはだしいのに、誰も文句を言いません。私は静かな部屋に替えてもらいました。

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2023年5月11日 (木)

新緑の埼玉古墳群を訪れて

 連休の一日、埼玉県行田市にある埼玉(さきたま)古墳群を訪れました。ここは埼玉県の県名発祥の地で、5世紀後半から7世紀初め頃までにつくられた9基もの古墳が集っています。

 大渋滞の道路を抜けて、新緑あふれる緑の丘のような前方後円墳が見えた時は正直、ほっとしました。ここは広大な公園で、巨大な古墳が点在しています。
20230503135504imgp29851  上は双子山古墳です。

 到着して、まず向かったのが「さいたま史跡の博物館」です。というのもここに来た目的が国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」を見ることだったからです。
 20230503140930imgp29951 この鉄剣は稲荷山古墳から発掘されたもので、古代5世紀に登場した雄略天皇ではないかと思われる名前が、金象嵌されているのです。
 「金錯銘鉄剣」は館内中央のガラスケース内に展示されていました。
 金色に輝く漢字が象嵌されているのを見ることができました。
 ここには雄略天皇、すなわち「ワカタケルの大王」と書いてあるそうなのです。
 日本の古代国家の支配が関東にまで及んでいたのです。はるか悠久の時を感じさせられました。

20230503154924imgp31371  この古墳が稲荷山古墳で、階段で上がれるようになっています。

20230503154500imgp31321   稲荷山古墳の頂上に、上の写真のような金錯銘鉄剣が発掘されたことを示す展示が設置されていました。

Img_25021jpg  将軍塚古墳展示館には横穴式石室展示があって厳かな気分になりました。

20230503145956imgp30631pg  公園内で、一番高い丸墓山古墳にも上って、広々とした田園風景の見晴らしを楽しみました。
 
Img_25161   途中、何と雉がいました。雉を見たのは初めてで、かなり響く声で鳴きます。動きが早く、何とか頭部だけ撮影できました。

20230503164108imgp31661  最後、すでに夕方でしたが、歴史小説「のぼうの城」の舞台となった忍城(おしじょう)にも立ち寄り、立派な天守閣などを眺めて、帰宅しました。

 たまにはこんな古(いにしえ)の歴史に浸る旅もよいですね。

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2023年1月27日 (金)

会津磐梯山⑴ アルツ磐梯スキー場 吹雪で切り上げ残念!

 この冬もスキー場へ行こうと、初めて会津磐梯山の麓にある星野リゾート アルツ磐梯スキー場を訪れました。
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 着いたその日はほぼ快晴、磐梯山がすっきり見えて、雄大な山容に感動しました。

 ホテルのサービスはさすがによかったです。
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 夜はカフェで「あいばせ!踊らんしょ」が開かれ、会津民謡「会津磐梯山」に合わせてやぐらの周りを踊るのです。私は見物一辺倒、子どもたちがたくさん参加して楽しそうでした。
 
 ところが夜のうちにお天気が急変、朝は小雪が舞っていました。
 朝食後にエレベーターを降りたら、何とスキー服に身を包んだ、あの星野リゾート社長の星野 佳路氏に出会ってしまってビックリ! 大のスキー好きということが分かりました。20221224104756dsc_03601
 私も頑張って雪が降る中、スキーをしたのですが、だんだん吹雪いてきて、早めに切り上げました。やっぱりスキーはお天気次第ですね。心残りのスキー場でした。

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