住まい・インテリア

2019年7月 7日 (日)

メゾン・エ・オブジェ9月展は「ワーク!」をテーマに

 「インテリアのパリコレ」と呼ばれるインテリア雑貨の総合見本市「メゾン・エ・オブジェ(MAISON ET OBJECT) 9月展」が、9月6~10日にパリ・ノール・ヴィルパントで開催されます。
 これに先駆けて、プレビューのセミナー「MAISON & OBJET DAY in TOKYO」が先月末の28日、東京・永田町グリッドにて行われました。

 まず主催するSAFIの CEO フィリップ・ブロカール氏が登壇。 9 月展の概容を説明しました。

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 メゾン・エ・オブジェは年2回開催される総面積130,000㎡の大規模な見本市で、約3,000ものブランドが出展します。来場者は約85,000人から90,000人で、その半数はフランス国外から、日本からも前回実績で2,200人が来場したそうです。
 その目的は3つ、出会いの場をつくること、インスピレーションをかき立てる場となること、そして新しい才能を見出だす場となることといいます。
 展示構成については昨年の9 月展に変更した通り、大きく二つ、オブジェゾーンとメゾンゾーンがあり、前者は製品(プロダクト)カテゴリー別、後者は分野別で、クラフト、フォエバー(タイムレス)、コンテンポラリー、ユニーク&エクレクティックの4つに分かれているとのこと。
 また9月展のデザイナー・オブ・ザ・イヤーには、フランス人建築家のローラ・ゴンザレスさんが選ばれたことや、同時期に開催されるパリ・デザイン・ウィークなどについても触れられました。
 
 次に世界が注目するトレンドセッター、エリザベス・ルリッシュさんが、テーマ「ワーク!(WORK !)」を解説しました。
 Img_32521これは働き方が変化するなか、住宅のコンセプトをオフィスに採り入れる企業が増えつつある現状を鑑みたもので、こうした状況に呼応するワーキングプレイスを提案するものといいます。これにより革新的なインテリアのソリューションを提供できるとしています。
 「WHAT’S NEW」の1,200㎡のコーナーで、200から250のプロダクトが展示され、ヨーガのためのリラックススペースを含む新しいカンファレンスルームを提示するなど、従来の仕事を超えた場を紹介していくといいます。
 全体テーマは「ケア(CARE)」です。ウエルビーイング(well-being)への関心の高まりから、健康や居心地の良い空間を意識した、次の4つのテーマで展開するとのこと。
・SIMPLY TOGETHER (シンプリー・トゥギャザー) ミニマルなライフスタイルの打ち出し。
・MEDITERRANEAN CRAFT (メディテラニアン・クラフト) ボヘミアン的エスニックスタイル。
・DEEP NATURE (ディープ・ネイチャー) 自然に浸りたい、ローカリズムへのアティテュード。
・CITY ELEGANCE (シティ・エレガンス) 洗練された都会の休息を提案。
 私もこの9月展に行ってみようと思っています。どんな発見があるのか、楽しみです。

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2019年6月27日 (木)

インテリアライフスタイル記者発表会 魅力的出展社勢揃い

 インテリア・デザインの国際見本市「インテリアライフスタイル」(主催 メッセフランクフルト ジャパン)が7月17日~19日に東京ビッグサイト西館で開催されます。これに先立つ記者発表会がこの5日、東京・南青山にて開かれました。
 会期が例年より約1カ月半遅くなっているのは、来年の東京オリンピック・パラリンピックの会場の都合によるもの。出展企業は、世界26か国・地域の760社(国内605社 海外155社)で、生活にまつわる様々な分野の商材を扱う、魅力的な出展社が勢揃いしているといいます。来場者は26,000人を見込んでいるとのこと。 

 中でも興味深いのがアトリウム特別企画です。今回のテーマは「The Corner Shop-How to make a market-」です。
Img_28071jpg  これは昨年の「FOR HERE OR TO GO? (店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか)」に続くもので、ディレクターを務めるのは、メソッド代表のフリーランス・バイヤー山田遊氏。インテリアライフスタイル史上初の2年連続とか。
 イギリスの街角にあるコーナーショップをイメージし、アトリウムを一つの街角や店舗に見立てることで、来場者にとって理想となるような商談の場を、さらに更新していくとのこと。
 アトリウム入口にはポップアップショップが設けられ、個性あふれるブースに誘導。出展社は51社で、その内新規は3社、昨年の出展社から過半数が入れ替わるといいます。

 またもう一つ、環境や社会を考慮した消費活動への関心の高まりから、エシカル商品が多数登場。その最大のトピックが「MADE 51」の初出展です。
Img_28141  これは難民支援の一環として、2016年に国連難民高等弁務官事務所により発足したプロジェクトで、守屋由紀広報官によるプレゼンテーションが行われました。
 これによると「MADE 51」は、従来各国・地域で独自に実施されていた難民による手工芸品の制作・販売活動の統一ブランドで、現在13か国・11の団体とパートナーシップを組んでいるとのこと。「難民がつくった」モノではなく、「顧客が欲しい」モノを生み出すことにこだわり、選りすぐりの商品だけをラインナップしているといいます。

 この他いろいろ、魅力的な出展ブランドが勢揃いする「インテリアライフスタイル」に注目です。

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2019年6月 4日 (火)

“パーソナルモビリティ” WHILL モデルCとは

 先般開催の「意匠デザインを実現するものづくり技術2019」で、WHILLのデザイナー、鳥山 将洋 氏の講演があり、拝聴しました。
 WHILLというのは4輪駆動のスタイリッシュな次世代電動車椅子です。2014年度の日本クリエーション大賞を受賞し、そのときの表彰式には私も参加させていただきました。その後2015年度のグッドデザイン大賞を受賞し、大きな話題となったことは記憶に新しいところでしょう。
 このときのWHILLはモデルAで、その後モデルCが登場しました。今回の講演は、このWHILLモデルCをデザインした鳥山 氏が、その開発ストーリーを語るというものでした。テーマは「この世にまだない“パーソナルモビリティ”をデザインするということ」です。
 元マツダで自動車デザインを手掛けていたという鳥山 氏。ある日、電動車椅子には選択肢がほとんどないことに気付き、移動がもっと楽しくなるスマートな“パーソナルモビリティ”をつくりたいと思うようになったそうです。2017年にWHILLに入社し、手作りで試作を繰り返し、モデルCを世に送り出しました。

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 その特徴は、ユーザー目線に徹底的にこだわったデザインです。重さはモデルAの半分で軽く、また工具を使わずに3つに分解できるので車に積むことができます。しかも説明書なしでも簡単に操作できる設計になっているとのことで、確かに見た目も部品が少ない感じです。さらに車椅子として初の通信機能を内蔵し、遠隔確認などのサービスも提供できるといいます。カラーは写真の白だけではなく、青や赤、ゴールド、黒も揃っていて、好みに合わせて選べるのも魅力です。
 開発にあたって、もっとも大切にしたのは安全性で、いくら格好良くても、まずは安全を念頭に置いていることを強調されていたのが印象的でした。それでいて価格は45万円という普及価格帯!
 2年前に発売をスタートして、今や3,000台を売り上げる、ヒット商品になっているそうです。
 私も実際に乗らせていいただき、乗り心地を確認しました。すばらしい発明、と改めて感心したことでした。

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2019年3月30日 (土)

フレンチ・デザイン展 ―“悪趣味のセンスはない”

 先般14日、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催中の「フレンチ・デザイン展」プレスプレビューに参加しました。

 これは、VIA(フランス創作家具振興会)の40年にわたるインテリアデザイン界への貢献を記念する展覧会で、2017年から世界各地を巡回し、今回の東京展はアジア初とのことです。
 
Img_04641  開幕にあたり、駐日フランス大使 ローラン・ピック氏が訪れ挨拶されました。
 
 キーコンセプトは、「NO TASTE FOR BAD TASTE スタルク、ブルレック・・・」。フレンチ・デザインに“悪趣味のセンスはない”という、ちょっと小粋なテーマになっています。
 
 フレンチ・デザインを特徴づけるものは、冊子によると「伝統と異文化への開放性、産業と創造性、サヴォワール・フェール(職人技)と大胆さ、持続可能な革新性とほんの少しのラグジュアリー感、エレガンスと品格のはざまで決して下品になることなく完璧なバランスを追い求めること」だそう。
 
 「フレンチ・デザインとは何か?」が少しわかった気がしました。

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 ちなみにイラストはすべてデザイナーのジャン=シャルル・ド・カステルバジャックのデザインです。

 VIAのディレクター、ジャン・ポール・バス氏が見どころをご案内してくれましたので、そのいくつかをご紹介しましょう。

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 上のしなやかなランプシェードは折り畳められるとのこと。
 
 左下のスツールは、中を開いて取り出すと、右下のようにマットレスにもなる、機能的なデザインです。
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Img_04771  右のアコーディオン・プリーツの縦型ブラインド・カーテンは、紙と木でつくられています。

 ところがこのブラインドは、下のように大型の扇子の形に変形するように設計されているのです。
 
 楽しいアイデアあふれる家具に目が点になりました。

 開催は31日までです。


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2019年2月 6日 (水)

大阪・泉州こだわりタオル展 「アクア・フィニッシュ」訴求

 大阪・泉州の最高級タオルが一堂に勢揃いする「大阪・泉州こだわりタオル展」が、この1日と2日に東京駅前の丸キューブで開催されました。
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  この泉州・泉佐野市周辺は日本タオル産業発祥の地であるそう。今回はその伝統を改めて打ち出していました。それは泉州ならではの後晒しタオルで、豊かな伏流水を使って繰り返し洗浄し、高吸水なタオルに仕上げるという製法です。「アクア・フィニッシュ」の名称で訴求していたのが印象的です。

Img_05101  大阪府出身で2019準ミス・インターナショナル日本代表となった寺西麻帆さんとのミニトークも開催されました。寺西さんは、タオルの始まりが手ぬぐいにあったことに驚かれていた様子でした。泉州タオルを実家に持ち帰って手ぬぐいとサイズを比較したら全く同じだった、などと楽しそうにタオル談義されていました。

Img_05021  会場で目に付いたのがツバメタオルのコーナーで「ファノン」。水溶性ビニロンを用いない無撚糸で織り上げたという、ふわふわの肌に優しいタオルです。

Img_05131jpg  また「クレディア」は、スーピマ綿を使用した、精紡交撚の極甘撚り糸使い。軽くボリュームがあって、機能的な使いやすさと優美さのあるタオルです。

 この他様々な新作が展示されていました。
 アンケートに答えるとタオルをプレゼントしてもらえるサービスもあって、にぎやかな会場風景でした。

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2019年1月 9日 (水)

JAPANTEX 2018 ⑵ マルナカのテキスタイル表現の魅力

  先般のJAPANTEX 2018で行われたセミナーの一つに、「メーカーと語るテキスタイルの魅力~製品から織物組織を説明する、テキスタイル入門編~」というのがあり、参加しました。
 登壇したのはマルナカの中里昌平社長です。日本テキスタイルデザイン協会理事補佐の宮嶋直子氏と対談形式で行われました。
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 マルナカは、埼玉県飯能市を拠点とする所沢産地に属する織物メーカーです。社長の中里氏は、デザイナーとイメージを共有しながら布を作り上げることでは先頭を行くことで知られている方で、私はこの度初めてお目にかかりました。御年80歳を越えてなお、現役でお元気に活動されていらっしゃいます。張りのあるお声で、同社のテキスタイル表現の魅力を語られました。

 前段は織機の変遷についてのお話でした。
 その始まりは豊田式半木製織機で 現在も豊田記念館で実演されているとのこと。その後シャトル(杼)を使ったシャトル織機やションヘル型毛織機が現れ、1950年代に入ると杼のない織機が登場し、高速運転の時代となります。ウォータージェットは水鉄砲のように緯糸を飛ばすので、水を吸わない合繊向け、エアジェットは空気噴射により緯糸を飛ばす織機です。今ではエアジェット機が主流となりましたが、複雑な織物は織りにくいといいます。
 これらに対し、もう一つ、レピア織機というのがあります。これは2つのバンドあるいは棒が織物の中央でよこ糸を受け渡すつかみ式で、太糸でも細糸でも、またコンピュータ操作でリピートの巨大な絵心のあるものも楽に、もちろん型紙なしに柄織ができるそう。マルナカではこの織機、ドイツのドルニエ社製レピアを早期から導入し、ジャカードのデジタルシステム化を推進してきたといいます。今や全国一多い40台を保有し、これらの織機でどのようなタイプのものも織り出せるそうです。

 後段からこのレピア織機により開発されたサンプル生地20点を一つずつ紹介していただきました。
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 異素材で糸の太さが違うもの、別ビーム送りのもの、縮絨、カット、ふくれ、多色表現など、様々です。  
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綿/麻/レーヨンのカットジャカード    カットでファー調に

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フクレ部分に何でも混入可能な特殊織   色数はほぼ無限

 終盤、テキスタイル開発について、その考え方に触れ、技術者からデザイナーに求めることとして、「デザイナーはないものねだり。できてもできなくても、産地にイメージを伝え、アイデアをぶつけて欲しい。コラボを進める上で、今までにないものをつくることこそ大切」と強調。「これからの日本のテキスタイルづくりに重要なことは何か」の問いに、「デザイナーとつくり手がお互いの持ち分を出し合い分担してモノづくりをすること」と答えて、セミナーを締めくくりました。
 デザイナーの要求に最大限に応えるモノづくりの姿勢、織物技術者としての在り方を、率直に述べられたのが印象的でした。

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2019年1月 8日 (火)

JAPANTEX 2018⑴ 川島織物セルコン「スミコホンダ」展

 国内最大級のインテリア展示会、第37回JAPANTEX(ジャパンテックス)2018が昨年11月20日~22日、東京ビッグサイトで開催されました。今回は来場者が8,667人で、前回比14%減といいます。東7ホールという最奥の立地もあったようですが、全体的には盛況だったと報告されています。
 見どころの一つが、「ジャパン・プレミアム・ブランド ファブリックコレクション」です。JAPANTEXの原点に立ち返り、ファブリックの魅力を体感してみて、という新企画で、国内の有力インテリアファブリックスメーカー7社が合同出展していました。

 その中の一社が名門中の名門、川島織物セルコンです。「和の閃き」をテーマに、昨夏立ち上げた「FELTA(フェルタ)」という、木の空間に似合う、光の角度によって色や光沢感が変化するファブリックコレクションと、今年で20周年を迎える「スミコホンダ(SUMIKO HONDA)」の二つの柱で提案していました。
Scan0073  とくに私が惹かれたのが、「スミコホンダ」です。これは本田純子さんというインハウス(社内)デザイナーによるブランドです。

 銀座リクシルでは、その頃「Simiko Honda展 Textile---その布の歩み」が開かれていて、ミニプレゼンテーションもあると伺い、参加しました。
 本田さんは企画からデザイン、織物設計までを自ら手掛ける世界でも数少ないテキスタイルデザイナーで、私も少なからぬ興味を抱いていたのです。

1_4  意匠の発想源は“移ろいゆく日本の四季”であるそう。自然のモチーフをスケッチして原画に起こします。コンピューターの時代とはいえ、手描きを大切にしているとか。

 左の写真はプレスリリース掲載のものです。

 発表会では原画から一本一本の糸を選んで染色し、織物を織り出す制作プロセスを動画とともに解説。その後、2019年の新柄の一端が紹介されました。グロリオサの花や、またツツジ、ヤマボウシの花などです。ちなみに昨年はミモザやサクラだったとか。

Img_89441 上は、和とモダンが彩る上質なファブリックをコーディネーションのアイディアとともに披露しているところです。
 
 西洋の様式にとらわれない豊かな暮らしを目指すデザイナー、本田純子さん。彼女が生み出す、日本の自然観あふれる、すばらしいファブリックに拍手!です。

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2018年12月31日 (月)

インテリアライフスタイルリビング ⑶ 「ハイムトレンド」

 今回の「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」で注目されたのが、アトリウム特別企画の一つ「ハイムテキスタイル トレンド インデックス」エリアです。

Img_87021_2  ここでは来年1月8日~10日、ドイツのフランクフルトで開催されるインテリアテキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル」のトレンドの一端を、早くも紹介していました。
 2019/20年のメインテーマは「Toward Utopia」で、サステナブルなライフスタイルと向き合いつつ、現代のユートピアを実現していこうというものです。

 エリア内では、下記3つのトレンドテーマが、コーナー展示されていて、テキスタイルがテーマごとにライトアップされていたのが印象的です。

Img_86951  「Seek Sanctuary (安らぎの場所を追い求める)」

Img_86931  「Go Off-Grid(オフグリッド 自然とのつながりを再確認する)」

Img_86911  「Pursue Play(遊びを追求する)」

 デザイン監修は、ダンプロジェクト代表でハイムテキスタイルのトレンドセッターでもある南村 弾氏です。テキスタイルと美しい彩りの照明による空間演出を楽しませていただきました。

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2018年12月30日 (日)

インテリアライフスタイルリビング⑵ 家具のような手すり

 「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」では、興味を引くインテリア雑貨との出会いも多々ありました。
 中でも「これはあったらいいな、いつか必要になる」と思ったのが、家具のような手すりです。手すりというといかにも高齢者向けだったり、設置工事のハードルが高かったりします。でもこのマツ六が開発した据置式手すり「ロハテス(LOHATES)」なら、組み立ても不要で簡便です。
Img_87072jpg_2  
Main_2 この手すりはマツ六が、従来から扱っていたものを、大阪を拠点とするクリエイティブユニット「graf」とコラボレーションして、リニューアルしたものだそうです。(右はHPから借用した写真です。)
 ボイントは、持ち手部分で肌触りのよい天然木に改良したことと、重さを簡単に持ち運べるように、1.8kgと軽量化したこと。軽くなっても、手すりとしての強度はきちんとクリアしているといいます。
 椅子から立つ時など、手すりがそばにあると安心です。これがあれば立ちあがるのを補助してくれますし、ひざや腰への負担も軽減するといいます。大切な人に贈ってあげたくなるような家具ですね。
 実際、これはインテリアにもこだわりのあるアクティブシニアをターゲットに、手すりを親に贈りたいと思う子ども世代を購入者に見据えて企画されたとのことです。
 価格は本体15,000円、トレー・マガジンラックは別売りで4,000円です。

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2018年12月29日 (土)

インテリアライフスタイルリビング ⑴「はじまりの仕事展」

  今年もインテリア・デザインの国際見本市「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」(日本家具産業振興会とメッセフランクフルトジャパン共催)が、東京ビッグサイトにて11月14日-16日、開催されました。結果報告によると、15カ国・地域から423社が出展し、3日間で17,574名の来場があり、大盛況だったといいます。

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 見どころの一つが、アトリウム特別企画の「はじまりの仕事展」でした。ディレクターのナカムラケンタ氏がセレクトした84の製品が、エッセンスとなる言葉とともに展示されていて、私もこれを頼りにブースを巡りました。

 繊維製品を中心に、3ブランドをご紹介します。

◇ノクトン(Nokton) ホテルリネン
  これはホテルリネン(シーツ・タオル類)のコーディネイトブランドです。
 ハンカチーフの老舗メーカーとして有名なブルーミング中西が、長年培ってきたノウハウを活かして、2017年にホテルリネンの最高級ラインとして立ち上げたとのことです。
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 世界最高級綿の一つ、シーアイランドコットンの特性を受け継ぎ進化した超長綿「ラグジック」が使用されていて、織りから縫製まですべて日本製。きめ細かい微妙な光沢があり、触り心地も最高で、これならすてきな夢がみられそう。

Img_86751  左上の棚のクッションは、テキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんとのコラボ商品だそうです。ジャカードパイル地で森のグリーンや雪が舞うイメージを表現したものや、またパイル地にコード刺繍を施したものなど。こういうのが客室に置いてあったら、癒されますね。

◇匠の夢 バッグ
 匠の夢は新潟県見附市を本拠とする生地メーカーです。同社の生地を使った「エダム(edam)」と名付けたバッグを発信していました。
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Img_86811  三角錐形の変わった形をしているバッグですが、右のように四角形にもなるのです。
 ナイロン100%のしっかりとした織組織で、生地に再帰反射加工の糸が用いられています。闇夜でも光が当たれば光ります。楽しくて安全にも役立つアイデアですね。

◇瀬戸内デニム オーダーカーテン
 “高級デニムの生産日本一”の広島県福山市で、今年7月に誕生したオーダーカーテンの新ブランドです。カーテンのために生まれたような新感覚のデニムで、色落ちしにくい、しなやかな素材感です。ベーシックな綿100%デニムとテンセルデニムがあり、カラーもインディゴだけではなく、赤やピンク、クリームなどの優しい色のものも揃っています。
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