住まい・インテリア

2017年5月 5日 (金)

仏インテリアブランド「ロッシュ ボボア」旗艦店オープン

 フランスのラグジュアリーなインテリアブランド「ロッシュ ボボア トーキョー Roche Bobois TOKYO」旗艦店が、このブログ2017.1.10付けでも予告していたように、4月22日、東京・外苑西通り沿い神宮前3 丁目交差点角にオープンしました。
 これに先駆けて行われた内覧会に行ってきましたので、ご紹介します。
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 店を入るとまず目に飛び込んでくるのが、ロッシュ ボボアのシンボル的存在、Hans Hopfer( ハンス ホッパー) によるデザインのソファMah Jong( マ ジョン)です。ミッソーニとのコラボによる美しい色彩に目を見張ります。 

Img_71571  またジャンポール・ゴルチェやクリスチャン・ラクロアといったデザイナーやアーティストらとのコラボレーションもズラリ。
 革新的なスタイルのテーブルAqua( アクア) やAstrolab( アストロラブ) をはじめ、チェア、デスク、シェルフ、キャビネット、ラグ、照明、インテリア小物などが揃うディスプレーは、壮観です。

 他では見られない唯一無二の世界観を楽しませていただきました。

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2017年1月23日 (月)

メゾン・エ・オブジェ9月展  注目の日本ブランド

 (昨日のブログの続きです。)

 メゾン・エ・オブジェ2016年9月展では、日本企業の技術の高さとデザイン性にバイヤーの注目が集まっていました。
 とくに繊維製品で目に留まったブランドをご紹介します。

○内野 UCHINO
Img_82851  日本の最高級タオルメーカーを自負する「内野」。17回目の出展で、今回は冬に温かいマシュマロシリーズのガーゼを前面に訴求。アウターやルームウェアを大きく打ち出していたのが印象的でした。

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○オリム ORIM
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 「キュムラス」とは綿のような積雲の意味で、パイルの中心を空洞にした「中空糸」を使用し、格別のふかふか感と軽量(485g/1㎡)を実現したタオルです。

○クナ プラス KNA PLUS
Img_83251jpg  プリーツ加工のエコバッグの新作を発表していました。
 素材はトウモロコシ繊維由来のポリ乳酸繊維を使用しているので、土に還るそうです。軽くて、たたむと棒状になって、持ち運びが便利なのもいいですね。

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○ズアン ト ゾウケイ バイ マコト・カゴシマ ZUAN&ZOKEI by Makoto Kagoshima 
Img_83671  陶芸作家の鹿児島 睦氏が描いた図案を布やペーパーにプリントして製品化したブランドで、トートバッグやハンカチ、手ぬぐいなどを提案していました。

 手の温もりを感じさせる木版によるプリントが何ともやわらかい優しい雰囲気です。和とも洋ともつかない味のあるデザインが人気の秘密なのかなと思いました。
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2017年1月22日 (日)

メゾン・エ・オブジェ9月展 「東京手仕事」で実演が人気

 メゾン・エ・オブジェ20169月展では、「東京手仕事」プロジェクトが2度目の出展をしていました。
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 これは東京の伝統工芸品を世界に発信するプロジェクトです。江戸切子や招き猫、扇子から、江戸小紋や藍染めのストール、手ぬぐいまで、「粋」で「いなせ」な味わいの製品が多数展示されました。

Img_82981  中でも来場者の目を惹いたのが実演です。

 柿沼人形の木目込み人形と宇野刷毛ブラシ製作所の手植えブラシ(右の写真)の実演が行われ、ブースには多数の来場者があり、商談成立へつながったといいます。

 日本の職人技の品質の高さや西洋にはない奇抜な発想が高く評価された様子でした。それにしても大都会の東京に、江戸職人の匠の技がこれほど現存しているとは!驚かされます。

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2017年1月21日 (土)

メゾン・エ・オブジェ2016. 9月展 チームラボ「灯りの森」

 今期もチームラボが招聘作家として新作インスタレーションを披露していました。
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 テーマは「Forest of Resonating Lamps  One Stroke(共鳴する灯りの森)」です。光が人の動きに反応して伝播しながら動いていく、楽しい演出でした。ベネチアンガラス工芸のランプシェードに組み合わせたLEDの灯りが美しかったです。

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2017年1月20日 (金)

メゾン・エ・オブジェ2016. 9月展 「ハウス・オブ・ゲームズ」

 今日から「メゾン・エ・オブジェ1月展」が始まるというのに、同展の昨年「9月展」のことを報告するのは、ちょっと気が引けます。でも記録として留めておきたく思いました。

 この時のテーマは「ハウス・オブ・ゲームズ」でした。
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Img_83341  薄暗い部屋は、まるで魔法使いでも住んでいそうな雰囲気で、何とも奇妙な空間が忘れられません。コードや時代、スタイル、ジャンルなどを弄ぶかのように、ダダイズム的なコラージュや不規則な要素が並んでいます。赤も目立ち、風変りなムードを強調していました。
 まさにこういうのをマキシマリズムというのでしょう。あらゆる装飾が網羅され、不思議なゴージャス感にあふれていました。

 リリースによると、このコンセプトは、今日のファッションや現代アート、ラグジュアリー、デザインといった分野において、遊び心あるゲーム感覚の兆候が多く観察されていることから発想されたといいます。
 新しいダンディなバロックスタイルのカムバックをとらえた、空想、奇抜さ、魅力といったものの可能性を追求したデザインで、最近のカジノへの注目などとも密接に結びついているようにも思われます。そういえばボードゲームに限らずプライベートクラブへの関心も、高まっているようです。

 これも脱ミニマリズムで、新しい奇抜なデコレーションスタイルが浮上している現れでしょう。ファッションの分野でも、アレッサンドロ・ミケーレが手掛けるグッチのコレクションのように、カラフルで現代的なエネルギーに満ちたコレクションが人気を集めています。

Img_83361jpg  部屋を出ると、ハンモックがズラリ。ここでしばし私もリラックスしました。

 それにしましても、年初の1月展では「サイレンス(静寂)」がテーマ(このブログ2017.1.18参照)で、焦点がガラリと変化しています。

 今年は政治情勢と同様、デザインの世界も、ミニマリズムとマキシマリズムが交錯する混沌とした流れになりそうです。

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2017年1月19日 (木)

メゾン・エ・オブジェ成功談 水で磨く歯ブラシ「ミソカ」

 (昨日のブログの続きです。)

 プレビューとなるセミナー「MAISON & OBJET DAY in TOKYO」の第二部では、水で磨く歯ブラシの「ミソカ(MISOKA)」を企画・販売する夢職人代表の辻 陽平氏が登壇しました。
 同社は2016年1月展と9月展のメゾン・エ・オブジェに、この歯ブラシを出展し、1月展では5日間という限られた会期中に4,000件、9月展で5,000件のコンタクトをとったそうです。

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Img_83391  メゾン・エ・オブジェ9月展で取材していた私も、ブースに行ってきました。(上はそのときの写真です。)オープンなつくりのブースで、人でいっぱい。何をしているのかと思いましたら、皆、歯ブラシを持って歯をみがいていたのです。私もサンプルをいただいて試しにみがいてみました。たしかにツルっとさわやかになった気がしました。
 ミソカはミネラルをナノ技術でコーティングした歯ブラシで、水だけで歯に付着した汚れを取るので歯磨き粉が要らないそうです。朝と夜の1日2回、30日間使えるので名前を「30日=ミソカ」としたとか。値段は1本、1,080円。ちなみに欧州では25ユーロだそう。

 それにしても短い会期中に、これほど多くの目の肥えたプロの関心を引くとは! 驚きでした。

 今回のセミナーでは、辻氏がその成功の秘密を忌憚なく語られ、大変興味深かったです。お話しの概略は次のようです。

 車が趣味だったという辻氏は、ワックス剤として環境にやさしいコーティング加工を発明します。そしてこれを歯ブラシに応用し、世界一の歯ブラシを目指してつくったのがミソカです。
 初の国内販売は2007年で、この後、外国人観光客の「爆買い」に後押しされ、2013年にJETROアジアキャラバンに参加。2014年に台湾に参入。次に欧州市場を開拓しようとミラノサローネに出品。ここでメゾン・エ・オブジェへの出展を誘われたといいます。
 9月展では世界中から引き合いがあり、大成功しました。そのポイントを同氏は「機能とデザイン」にあるといいます。歯磨き粉なしで歯をつるつるにする一方、汚れを付きにくくする機能性と、職人の手を経て丁寧につくられた洗練されたデザインです。

 出展者には「最初が肝心。入念な準備をして全力投球で臨むこと」とアドバイス。見た目の格好良さも大切で、ご自身はミラノとパリでは服装も分けているそうです。「当たり前のことをきちんとやるだけです」とも。

 「パリ・ドリーム」を実現された辻氏の力強いお話しに、勇気づけられた出展者は多かったのではないでしょうか。
 チャンスはある、だから自分を信じて挑戦して、のメッセージが印象的でした。

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2017年1月18日 (水)

メゾン・エ・オブジェ1月展は「サイレンス」をテーマに 

 インテリアと雑貨の総合見本市「メゾン・エ・オブジェ(MAISON ET OBJECT) 1月展」が、今月20~24日に開かれます。
 昨年の12月半ば、見本市を主催するSAFI幹部が来日し、バイヤーや出展者を対象に、プレビューとなるセミナー「MAISON & OBJET DAY in TOKYO」が、東京・渋谷で初めて行われました。

 二部構成で、第一部では、SAFIディレクター、フレデリック・ブジァール氏が「メゾン・エ・オブジェ1月展」の概要を紹介しました。 
 本展はパリ・ノール見本市会場で開催される、総面積130,000㎡の大規模な見本市です。出展企業は3,200社、来場者は約80,000人が見込まれるそうです。とくに今回導入したデジタル・プラットフォーム「MAISON & OBJET and MORE (略してMOM)」について説明があり、出展者と来場者へのサービス強化をアピールしていました。

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 今シーズンは「サイレンス(静寂)」です。つまり静かな騒音の無い、無言の状態です。(右はそのヴィジュアルです。)
 情報が極度に氾濫する現代だからこそ、落ち着きを取り戻し、純粋さやシンプルさにスポットを当ててみよう、ということのようです。キーワードとして「本質の追求」、「抽象性」、「透明感」、「線状の構造」、「白/黒」などが提案されていました。

 最近、「マインドフルネス」を体験する人が増えています。これも内面の安らぎを回復しようという心の現れでしょう。日本の「禅」の精神や「侘び寂び」に通じる流れで、今後のファッショントレンドにも影響を与えそうです。

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2017年1月10日 (火)

「Roche Bobois TOKYO」日本初の旗艦店が3月オープン

 インテリア業界でも外資系の日本進出が盛んになっているようです。今年は「ロッシュ・ボボア(Roche Bobois)」が、日本初の旗艦店「Roche Bobois TOKYO」を東京・神宮前に3月25日にオープンするとのことです。
 ロッシュ・ボボアと言えば、フランスの最高級インテリアブランドとして有名です。設立されて50年以上、世界各国のアーティストと組みクリエイティブなデザインを次々に発表しています。
 このロッシュ・ボボアがとうとう日本にやって来ることになりました。去る12月15日、フランス大使館で、同ブランドの日本総代理店となったインテリア製造・販売のクラウン(CROWN)が、この記者発表会を開催。私も久しぶりに大使館を訪問しました。建物が自然な趣を活かしたつくりに建て替えられ、洗練された雰囲気です。でも警備が厳重で驚きました。

 Img_31161会見で、クラウン代表の野田氏が「愛が生まれ育まれる場所は家なのに、日本では家への関心がアパレルに比べ圧倒的に不足している。愛ある居場所をつくることこそ、幸せに近づく一歩」と挨拶、同感しました。
 またロッシュ・ボボア社長のボナン氏は、ビデオメッセージで「他の国への波及効果もあり、日本市場の反応に期待している。」と日本上陸の意味を述べ、日本を特別な存在と位置付けていることが印象的でした。

1_3  この後、フランスのライフスタイル「アール・ド・ヴィ―ヴル(日常にさりげなく自分の好きなものを採り入れる生活)」を基にした同社のラグジュアリーなインテリア空間を、映像で紹介。モード感覚を巧みに取り入れたデザインが、小粋で何ともフランスらしく映りました。 
 左は、組み立て可能なラウンジソファ「マジョン」シリーズで、ミッソーニと共同開発した家具です。

Img_31191jpg_2  その後のティータイムで、この家具とそっくりなケーキが出て、びっくり!

 旗艦店のお披露目を楽しみにしています。

 

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2016年12月28日 (水)

エコプロ2016~健康とエネルギーの未来展 ⑶ 防災・減災

 (昨日のブログの続きです。)

 今回の「エコプロ2016~健康とエネルギーの未来」展で話題になったのが、自然災害に対する防災・減災のための製品づくりでした。
 その様々な取組みの中から、興味深い展示を二つご紹介します。

○ダンボール製スーパーカー「ダンボルギーニ」
 フーシャピンク色をしたこの車は何とも強烈なインパクトがあります。材料はダンボールで、500以上ものパーツでつくられているとか。現在も東日本大震災で被災した宮城県女川町で展示されていて、町の観光名物になっているといいます。制作したのは強化ダンボ―ル事業を手掛ける今野梱包で、環境意識を追い風に今、波に乗っている企業です。
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Img_29991  この他、女川町のジオラマや小学校の教室、棚やテーブル、楽しいクラフトキット、ほんものそっくりのカブト虫まで、すべてがダンボール製、その完成度の高さにも驚かされました。ダンボールを見る目が変わりましたね。

○発泡スチロール製ドームハウス
 よくある発泡スチロールの箱ですが、私の家でもよく保冷箱に使っています。この発泡スチロールでできたドームハウスが、町田ひろ子アカデミー企画・監修の「エコ結び~エコ家族が結ぶ健康美と賢い暮らし」コーナーに出現し、びっくり! スチロール樹脂は、断熱性と衝撃吸収性があって、水を通さない、しかもリサイクル可能なエコ素材だったことに改めて気づかされました。
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 上の写真は、ジャパンドームハウス社が世界で初めて開発したドーム型の防災ハウスです。アーチ形状なので地震や積雪、強風にも強く、軽量とあって組み立ても簡単そう。

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 屋内では、有機EL照明を採り入れた化粧台やベッド、インテリアグッズなどを展示。

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 屋外では、風雨に晒されてもほとんど色褪せないファブリック「サンブレラ sunbrella」を使ったクッションやカーテンなどを紹介。
 テラスやベランダを居心地のよい場所にする、ライフスタイルの新しい提案、と思いました。

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2016年12月 6日 (火)

IFFT/インテリア ライフスタイル リビング エコな生活雑貨

 IFFT/インテリア ライフスタイル リビングが11月7~9日、東京ビッグサイトで開催されました。本展については、このブログ2016.5.5付けで予告記事を掲載しています。

 会場は中央にスマイルズのディレクションによる特別企画「THE HOTEL~ほてるホテル~」がImg_24141 展示され、家具や雑貨がハート型に集積。香川県豊島に開業したという民泊の檸檬ホテルを象徴する自転車も置かれていました。
 またこうした見本市には珍しい8の字型の通路も、自由で温かい雰囲気があって回遊しやすいつくりと思いました。

 繊維関連は、全体に少なかったのですが、環境に配慮したエコな生活雑貨が増えている印象です。
 その一つが「クラキン(KURAKIN)」(艶金化学繊維)で、「のこり染め」の製品を発表していました。
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 これは食品の残りで、捨てられてしまう部分から抽出した染料で染めたものです。取り出した色はワインやあずき、柿など11種類で、オリジナル服地やタオル、帆布にし、バッグやポーチ、スリッパ、キッチングッズなどを展示。愛知学院大生によるポンチョがアイキャッチャーになっていました。
 どこか懐かしい、優しい味わいが、来場者の目を惹き、立ち止まる人が多く見受けられました。

 もう一つは、「東京手仕事」プロジェクトです。東京の伝統工芸品を集めたコーナーで、代々受け継がれてきた江戸職人の匠の技に焦点が当てられています。江戸切子や木目込み細工、組み紐、日傘など、様々あり見ていて楽しい。
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Img_24231  とくにテキスタイルで、東京のはずれ青梅にある「壺草苑」に注目しました。
 ここは天然藍の藍染工房です。パリの「メゾン・エ・オブジェ」に出展し、ストールなどを出品していたことが思い出されました。
 「The Wonder 500」に認定され、世界進出へ向けて積極的に活動されている様子です。一度工房を訪ねてみたいと思ったことでした。

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