ファッション・アクセサリ

2019年5月22日 (水)

プラダ×妹島和世 一風変わったバッグがかわいい

 大連休前のことですが、ドーバーストリートマーケット銀座のショールームで、あの「プラダ×妹島和世」のバッグ・コレクションがディスプレーされていました。
 妹島和世といえば日本が世界に誇る建築家ですね。これはこの妹島さんがプラダのブランドを象徴するナイロン素材をテーマに制作したバッグで、プラダのプロジェクト「Prada Invites」の第二弾です。昨秋のミラノコレクションで発表されて大きな話題となりましたので、私も実物を見てみたいと思っていました。

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 見た目「これがバッグなの?」と思う、一風変わったバッグです。でもどこか愛らしくてかわいい! 
 コンセプトが「ペット」というように、体に巻き付ける「ボディバッグ」はペットがくっついているようにも見えます。
 ブラックナイロンのコンパートメントとふくらんだカラフルなアクセサリー部分は、ファスナーとカラビナで切り離せるようになっていて、ユーザーが自由にカスタマイズすることができるのもうれしい。そこには建築家ならではの発想があふれているようです。

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 それにしてもこれはもう、バッグの枠組から外れています。新しいものを生み出す力とは何か、改めて思ったことでした。

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2019年5月20日 (月)

スクール水着博覧会と大人の女性向けスクール水着発表会

 水泳・介護用品メーカーのフットマークが「スクール水着博覧会 ~昭和から平成女子スクール水着の歴史~」展を4月20日、同社マーク館にて開催しました。
 この一般公開に先駆けて記者発表会と新しい分野の「大人の女性のためのスクール水着」発表会が行われ、私も一般社団法人湘南くらしのUD商品研究室の有志とともに参加しました。

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Img_17571  会場には歴代の女子スクール水着を身に着けたマネキンが並び、なかなか壮観でした。

 右は今回初披露された「大人の女性のためのスクール水着」の展示風景です。

 
 発表会はまず「スクール水着博覧会 ~昭和から平成女子スクール水着の歴史~」展からスタートしました。

 前半の昭和までの歴史については、磯部成文取締役会長が直々に解説を担当。かつての海水浴風景がPPで紹介され、大変懐しかったです。合繊メーカーが台頭した昭和50年代はナイロンの水着が流行るようになり、私も家族と海で泳いだ思い出が蘇りました。
 女子スクール水着をフットマークが手掛け始めたのは1978年だったそう。その時の水着は丈夫なダブルトリコットで、折からのスポーツブームもあって水泳人気は目覚ましく、1980年には全国に5万ヵ所ものスイミングクラブができたとか。1982年には、水着に名前が書けるライン入りのものを他社に先行して発売したところ、大ヒット。一人ひとりの名前が大きく見えると、水泳指導面で大変役立ったそうです。1983年には縦横ともに伸びるストレッチ、ツーウェイ水着を登場させ、これが現在の水着の主流となったといいます。
 
 後半の平成以降は会長に代わる右腕の白川氏が、撥水、高視認性、UVカットなど新素材導入に伴う様々な新商品をプレゼンテーションしました。とくに1993年に出したアクアラインスイムスーツは、蓄熱保温素材を使用したもので、大人の女性用に開発し好反応を得てスクール水着に投入し、眼玉商品になったそう。
 2000年には健康ブームが到来し、当時フィットネスクラブで人気があった太ももまで隠す股下14cmのオールインワンタイプを学校水泳にも採用。とはいえ着替えなどの問題もあり、2002年にはセパレーツ型を企画。サイズも別々に選べる利点もあり、これによりスクール水着の売上が大きく伸びたといいます。2004年にはTシャツ型にも挑戦するなど、デザインの幅が広がっていきます。2008年にはセパレーツ型の需要がついにワンピ―スを上回るようになり、中高生では7割がセパレーツ水着になったとか。
 2012年になると、リバイバル水着が流行し、スカート付きワンピースを発信。ユーザー自身が水着を自由に選べる時代に突入したこともあり、安心安全で「かわいいスクール水着」として現在も好評を博しているといいます。
 
 私も知らなかったスクール水着の流れを伺い、そうだったのかと、まさに目からウロコでした。
 
 次に「大人の女性のためのスクール水着」発表会へ移ります。ネットショップ担当の鈴木 幸子さんが、この水着を着用したモデルを前に、そのポイントを語られました。

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  コンセプトは「かわいいスクール水着」で培ったノーハウを基に開発した、海でもプールでも使える大人の女性のためのスクール水着です。商品名は「OTONA NO SUKU-SUI スクールセパレート」。これまでの「かわいいスクール水着」の仕様を、成人向けに応用したもので、ターゲットはどちらかというと露出や派手な水着を好まないモノトーン水着を求める20~30代、友達や子どもの付き合い、ダイエットなどで水着を必要としている女性たちであるそう。そこでカラーも濃紺とグレーの二色を選んだといいます。
 特徴は、開けすぎない上品な胸元のカット、気になるお腹もフレアでゆったりカバーされ、内側には黒のインナーが付いていてめくれてもお腹は見えません。キュロット型パンツも二重構造になっているので安心とか。太ももの露出を抑え、お尻から太ももにかけてのシルエットがわかりにくいスタイルになっている、といいます。
 サイズはS~6Lまで揃っています。ネット通販のみの扱いで発送は5月10日から。価格は6,800円(税別)とリーズナブルです。
 シンプルで体型をカバーするエレガントなデザインは、万人受けするものと思われます。きっと予想以上の販売量になるのではないでしょうか。次々とヒットを飛ばすフットマーク、次は何を打ち出されるのか、ますます注目です。

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2019年5月19日 (日)

「フェンディ クラフ」展 毛皮クラフトと現代アートの競演

 先月初めから半ばにかけて、フェンディ(FENDI)の毛皮のクラフトマンシップと現代アートが競演する「フェンディ クラフ(FENDI CraFF)」展が、東京・表参道のバツ・ギャラリーで開催されました。

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 たまたま通りかかった私、入ってみてびっくり!そこはカラフルなアートワークであふれていました。こんなにも美しい色が出るとは、とうてい本物の毛皮とは思われません。しかも材料は廃棄されたファーといいます。

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 壁にはそれらを接ぎ合わせてつくった巨大な作品が一面に飾られています。まさに一幅のグラフィティ・アートです。制作したのはニューヨークを拠点に活動する日本人ストリートアーティストのレディ・アイコ(AIKO)ことナカガワ・アイコアイコさんとか。
 
 フェンディは元々フェンディ夫妻がローマに設立した皮革・毛皮工房からスタートしたブランドです。ところがこの2月に長年デザインを手掛けたカール・ラガーフェルド氏が逝去。そこで今回、メゾンに代々受け継がれてきた毛皮職人の技術を現代アーティストたちとともに紹介しようと企画展を開くことになったといいます。ラガーフェルド氏の偉大さがまたしても伺い知れるようです。
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 上の写真のように、実物ドレスの展示や工房紹介のビデオコーナーも設けられていました。フェンディのクリエーションの一端を垣間見させていただいた希少な展覧会でした。

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2019年5月16日 (木)

「ジャポニスム今再び」寄稿

 19世紀末に西欧で起こったジャポニスム(日本趣味)は、ファッションにも多大な影響を及ぼしたと言われています。20世紀初頭、女性をコルセットから解放するきっかけの一つになったのは、日本の“きもの”であった、ともいいます。“きもの”の美意識は、デザインに自由度をもたらし、人体から逸脱した造形もよしとされるようになっていくのです。
 そこで一般財団法人日本綿業振興会発行の機関紙「COTTON PROMOTION コットンプロモーション」(2019年春号)のコラム「マーケティング・アイ」に、現代に連綿と続くジャポニスムを取り上げ、「ジャポニスム今再び」と題して寄稿しました。
 本紙と併せてご覧下さい。

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2019年5月15日 (水)

2019/20秋冬プリスティン 新たな息吹感じる展示会

 今シーズンもアバンティ発「プリスティンPRISTINE」ブランドの展示会が、4月10日~12日、渋谷区神宮前のイベントスペースにて行われました。

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 オーガニックコットンならではの気持ち良さを追求したレディス、ジェンツ(メンズ)、ベビー、リビングのコレクションがフロアーいっぱいに広がっていました。

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 2013年にスタートさせた回収した服でつくるアップサイクルの「リプリ プロジェクト」にも力が入っています。その新しいレーベルを2020年にスタートさせるといいます。

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 秋冬色に染めた花柄が何とも上品でエレガントでした。

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 社会的な取り組みにも頭が下がります。1997年から始めた国産原綿プロジェクトは、今や大小30拠点で栽培が広がっているそう。国産茶綿を使ったものづくりを紹介されていました。

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 新年の訪れを祝う「着衣初め(きそはじめ)」の提案です。たくさんのおめでたい「寿」ギフトにも注目です。
 
 プリスティンの新たな息吹を感じる展示会でした。

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2019年5月13日 (月)

YKK × sitateru「ユニバーサルファッションセミナー」

 “ユニバーサルファッション”とは“ユニバーサルデザイン(UD)”を取り入れたファッションのことです。大手アパレルも今、取り組みつつあるといったところでしょう。
 先般4月9日、この“ユニバーサルファッション”の認知度向上のためのイベント、「ユニバーサルファッションセミナー~これからのファッションを考える~」が、朝日新聞社メディアラボ渋谷にて開催されました。これはYKK × sitateru、つまりユニバーサルファッション向けの新ファスナーを開発したYKKと、衣服生産のプロセスをフルサポートする新流通プラットフォームのsitateru (シタテル)が共催し実現したもので、関係者の熱意もあり、深く考えさせられる内容となりました。

 第一部は、障がい・難病の女性のためのフリーペーパー「Co-Co Life☆女子部」編集部 エディター 守山菜穂子さんによる講演で、テーマは「アパレル企業が今すぐにできるユニバーサルデザインの取り入れ方」です。 
Img_16051  まずは「Co-Co Life☆女子部」の活動やUDに関する解説から。「障がいは個人にあるのではなく社会にある」との考え方が基本と強調。障がいのある人への社会的障壁を取り除くことこそ社会の責務であり、だからこそUDが必要といいます。UDには建築設備や道具などハード面もあります。しかしながらより重要なのはソフトの面であるそう。ソフトというのは人への対応で、気配りや気づきといったことです。「何かお困りではありませんか」とか「お手伝いしましょうか」という声かけは非常に大事といいます。私も心しようと思ったことでした。
 次にファッションとしてできることは、少しでも多くの人が着やすいアイテムをデザインすることといいます。たとえばマグネットボタンや面ファスナーの使用、袖ボタンをゴム糸でかがる、ファスナーの引手を巨大なものにする、脱ぎ履きしやすいスリッポン、ファスナーをやめて被りにするなど。
 とはいえ“あらゆる人が着やすい服”というのは存在しないときっぱり。人それぞれに体型や機能が異なっていること、つまり多様性があることを理解することが不可欠といいます。
 最後にアパレル企業には今すぐにでも、障がいや難病のモデルを起用する、座談会やインタビューなどを通じてモノづくりに心のバリアフリーを取り入れる、車いすが通れるようなUDに配慮した店舗設計を行うなどをしていただきたいのこと。
 プロダクト以上に心のUDに配慮すべきと断言されていたことが印象的でした。
 
 第二部は、ユニバーサルファッション向けの商品説明会です。
  最初にYKKジャパンの岩田知久氏が、ファスナー商品を紹介。5月発売予定という最新のファスナー、「クリック・トラック click-TRAKⓇ (このブログ2019.3.21付け参照)」は、開部パーツをボタンのように重ね合わせてスナップするだけで簡単に操作できるファスナーで、Co-Co Life☆女子部と共同開発したもの。また左右に引っ張ると噛み合わせが外れる緊急解放機能を備えた「クリック・フリー QuickFreeⓇ (このブログ2018.12.7付け参照)」や、閉じる際に上からも横からも挿入できるビスロンの「イージー・トラック ez-TRAKⓇ」など、様々なファスナーを解説され、実物サンプルを回覧していただきました。

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 次にYKKジャパンの山本 萌氏による樹脂製品のバックルの説明があり、さすが世界のYKK、多種多様なものが開発され製品化されていることに驚かされました。
 
 第三部は、トークセッションです。登場したのは、Co-Co Life☆タレント部所属の車椅子モデルでタレントの梅津絵里さんと、YKKファスニング事業本部の嶋野雄介さん、sitateruガーメンツプランナー冨山雄輔さん。

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 梅津さんは、全身性エリテマトーデスを発症して、車椅子生活になったといいます。「車椅子なので腕を頻繁に使います。袖がタイヤに当たると汚れてしまい、白い長袖を避けています。袖がだぶだぶなのも困ります。デニムは好きなのですが、股上が浅いと後ろから背中が丸見えになります。トレンドの服選びは難しいのです」などと悩みを打ち明けていました。
 またファスナーについて問われて、「手に麻痺があるので苦手です。とくにコンシールファスナーはやっかい、と思っています」。これを聞いた嶋野さんは「ファスナーがそんな風に否定的に思われているとは考えてなかったです。当事者の方々の意見を聞くことが大切と改めて思いました」。
 冨山さんは「多様化に対応し、できる限り一人ひとりにフィットするものをつくるようにチャレンジしていきたい。身体に服を合わせる時代になっていくと感じています」などと語っていました。
 
 障がいのある方は、これまでどちらかというと迷惑をかけないようにひっそりと生きてきたといいます。でも障がいがあるからこそおしゃれして目立つことが出来たら、世の中はきっともっと明るくなるに違いありません。
 誰もがファッションをあきらめない社会が来るように、私も少しでも貢献できたらと思っています。

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2019年5月12日 (日)

クリエーション・アムール 上質な暮らしのライフスタイル展

 上質な暮らしを楽しむライフスタイル総合展示会「クリエーション・アムールCREATION.AMOUR」が、4月3日~5日東京・渋谷区のホテルにて開催され、好奇心から行ってきました。ファッションからビューティー、インテリア、フードなど、厳選された16のブランドが集まった合同展でした。

 それぞれにこだわりの商品が並ぶ中、私が目を留めたのはやはりファッションで、とくに注目したのが「アトリエ ケイスズキ(atelier KEISUZUKI)」のエレガントなフォーマルドレスです。ボリュームのあるフィット&フレアドレスの洗練されたシルエットに魅せられました。

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 ブランドを手がけるのは、デザイナーの鈴木圭さんです。2013年にワンピースのオーダーブランドを立ち上げ、現在セーレン・ビスコテックスのクリエイティブディレクターでもあるそう。
 2050年までに世界100の都市にブティックを開くことが夢といいます。今後の活躍が期待されますね。
 
 もう一つ、目に留まったのが「キッドブルー(KID BLUE)」のインナーです。ベンベルグの繊細なランジェリーやファンデーションを打ち出していました。またコットンなど天然素材使いのやさしい肌触りのウェアでサステナビリティを訴求していたのも印象的です。

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 さらに話題の整体枕「キュアレ (CURE:RE)」も出展していました。これは一流の整体師が考案した特許取得の健康枕で、寝ているだけで整体効果を発揮するそう。

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 ここで体験もできるとあって、人気を集めていました。

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2019年5月11日 (土)

「ライセンシングジャパン」 ライセンス市場の新しい流れ

 去る4月4日~6日、東京ビッグサイトで開催された日本最大のコンテンツビジネス総合展「コンテンツ東京」で「ライセンシングジャパン」を見てきました。どうしたら売れるようになるのか、と悩む企画・マーケティング担当者に、ライセンスは一つの商機を生み出せるものとして注目されているといいます。出展企業も今回は220 社が参加し、これは過去最高の数字であるそう。
 ライセンス市場も変化している模様です。デザイン会社やエージェントの出展が主だった時代から、今では思いがけない企業の出展も目に付くようになっているのですね。たとえば話題のラグビーとか野球といったスポーツ業界や、人気の高級レストラン、また出版不況もあり参入している本や雑誌業界のブランドやキャンペーンなど---。
 
 とくに新しい流れとして、サステナビリティや社会貢献に寄与するブランドが気になりました。その一つが「MOTTAINAI (モッタイナイ)」です。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが提唱してスタートした環境ブランドで、私は以前ライセンシング エキスポ ジャパン2017で取材したことがあります。(このブログ2017.5.31付け参照) そのときと比べると、SDGsへの関心もあるのでしょう。企業価値向上に役立つと、今や大きな広がりを見せている様子です。

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 上はそのブース風景です。リサイクルコットンやオーガニックコットンのTシャツなど様々なライセンス商品をショップ風に展示していました。
 ライセンスによる環境配慮型商品の推進活動を始め、植林・育樹活動支援の森づくりプロジェクト、キッズフリーマーケットや手作りマーケットなどのイベント、収益金の寄付活動など、活動が多岐に拡大していることも知り、すばらしいと思いました。
 
 もう一つ、目に付いたのが花屋さんです。セレクトショップなどお店の入口が花売場というのはよく見られますが---、業界大手の「日比谷花壇 HIBIYA-KADAN」の取り組みには一目置かざるをえません。 

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 ブースでは美しい花のシャンデリアが来場者を魅了していました。

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 花屋さんだからこそできるフラワーグラフィックの数々も印象的でした。デザイン制作やディスプレー装飾、体験ワークショップ、各種イベントの提案など、様々なビジネスサポートを手掛けていることをアピール。
 花屋さんはもう生花を売るだけではないのです。
 
 最後に日本キャラクター大賞の展示コーナーに目が留まり、ニューフェイス賞に「チコちゃんに叱られる!」(NHKエンタープライズ)が入っていてびっくり。2018年の流行語大賞で「ボーッと生きてんじゃねーよ!」がトップテン入りしたのですから当然と言えば当然ですが----。

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 なお日本キャラクター大賞2019グランプリはサンエックスの「すみっコぐらし」でした。
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 “チコちゃん”とは対照的なやさしいキャラクターが選ばれていて興味深いです。“隅の方が落ち着く” とか“端っこ好き”は日本人の特性でもあるとのことで、おもしろいですね。

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2019年5月 5日 (日)

2019/20秋冬ユキコハナイ「遊び上手なスフィア」テーマに

 花井幸子デザインチームが手がけるユキコハナイ(Yukiko Hanai)が今月初め、都内で2019/20秋冬ものの展示会を開きました。
 シーズンコンセプトは「遊び上手なスフィア」です。「スフィア」とは秘密のエナジーを内包する球体で、願い事を叶えてくれるアイコンでもあるそう。そのパワーにインスパイアされたような、丸くて元気で夢があふれるコレクションが発表されました。

  とくに注目は、女性をモチーフにした大胆なニットウェアです。

Img_15291jpg この女性の絵は、花井幸子デザイナーが描いた作品に由来しています。このことがすぐに分かのも魅力的です。

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Img_15271  またこのブランドらしいエレガントなフリルのブラウスに、スポーティで軽快なボトムを合わせたり、ややオーバーサイズのボックスジャケットを組み合わせたり。

 デイリーに着用できるアイテムも充実しています。
 
 リッチな色使いのプリントは“ボーリング”がテーマというのも楽しい!

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2019年4月30日 (火)

ファッションワールド東京2019春 ⑵ デザイナーエリア

 先般の「ファッションワールド東京2019春」のデザイナーエリアで、注目したブランドをご紹介します。

和シャツ
 これはYシャツの前身頃が着物で、後身頃はYシャツになっているシャツです。繊維の街、足利のエコロファーツ(ecorofatsu=エコとオランダ語で「繁栄」の意味がある言葉の造語だそう)代表の多田繁夫さんが、新しいビジネスシーンを演出しようと開発したそう。

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  和装・浴衣をイメージしているため、夏期は清涼感のあるクール・ビズとして、 また冬期は専用のマフラーをImg_13741 コーディネートすることでウオーム・ビズにもなり、 会社・オフィス・暮らしの中で幅広く着用できるといいます。
 右は、和シャツを着こなす多田さんです。
 作務衣と違って、スーツの下に着られるというのがいいですね。

ワッカ WaCCa
 ブランドを手がけるのは、MiGiWa OTAさん。トルコ・エーゲ海コットンの高密度・高品質素材など、素材へのこだわりも特徴。

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 フェミニンな雰囲気で、きりっと引き締まったデザインが印象的です。

ライウンサージ RIUN SERGE
 
デザイナーは米山昌宏さん。「一針三礼」をテーマに、一針一針丁寧に仕立てたトレンチコートやシャツを発表しています。

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 部位ごとに最適な糸番手を使い分け、オリジナルの付属や織りネーム、ロゴ刺繍など細部にまでこだわり抜いたコレクション。シルエットの美しさに魅せられました。

墨画染 Couco
 ギルド工房(GUILD ART STUDIO)によるブランドで、墨染めの濃淡やかすれが何ともエレガントで美しく、魅力的なコレクションです。

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 刷毛に墨を浸け生地に直接描いた刷毛目がそのまま模様となり11点、絵を描くように洋服を制作しているといいます。素材は高品質な日本のシルク地が用いられています。

チャート Chart 
 世界でも希少な吊り編み機で編み上げた、綿100%のヴィンテージスウェットを表地に使用したパターンオーダージャケットのブランドです。生地がまるで空気を一緒に編み込んだような独特の柔らかい風合いで、ニットなのに布帛と変わらないしっかり感があります。

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 ブランドを手がけるのは竹路光次さん。大量生産大量消費に疑問を感じて、2017年に立ち上げたといいます。ブランド名の「チャート」は、「Cherish(大切)+art(意匠)+heart()=Chart(チャート)」だそう。

SANSS LIVE YOUR DREAMSⓇ
 
デザイナーは小山征護さん。肩にワンポイントのロゴが入っているコットンのTシャツで、肌触りがよく洗濯しても型崩れすることなく、長く着用できるとか。

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 「人生に夢を持とう」をコンセプトに、ボクシング元世界チャンピオンの内山高志さんやプロ野球選手、K-1選手ら、アスリートたちの私服として愛用されてきたもので、2018年から一般発売を開始。色は黒と白の2色展開です。 

Design lab "Lights"

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 「DIY精神」「無いものは自分達の手で作る」「価値の反転」などキーワードに、リメイクとグラフィックデザインを組み合わせた独自のものづくりを展開しているブランドです。

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