ファッション・アクセサリ

2017年3月30日 (木)

AW17/18 ティート トウキョウ 少女時代へのノスタルジア

 合同展などで注目の新進気鋭のブランド、「ティート トウキョウ(tiit tokyo)」が、AFWT渋谷ヒカリエで、2017/18年秋冬コレクションを発表しました。
Img_62021  ブランドを手がけるのは岩田翔と滝澤裕史の二人のデザイナーで、テーマは「ハーズ(hers)」です。インターネットがなかった頃に思いを馳せ、夢多き少女時代へのノスタルジアを感じさせるワードローブを揃えました。

 素材にもこだわりが感じられます。様々な形状の糸から織られたツィードや裂き織地、またジャカードかと思えばプリント、その逆のジャカードといったトロンプロイユのものなど、その約7~8割はオリジナルといいます。

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 招待状にも使われていたリボンをあしらったデザインも多く見られました。リボンは顧客とデザイナーをつなぐシンボルでもあるようです。ちょっとしたことですが、デザインにはそんなデザイナーの思いが込められいるのです。

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2017年3月29日 (水)

AW17/18 ミュージアムバイエイチフラクタル 3ブランド発表

 「ミュージアム バイ エイチフラクタル(MUSEUM by H>FRACTAL)」が、AFWT渋谷ヒカリエで初めてのランウェイショーを開催し、2017/18年秋冬コレクションを発表しました。

 ディスコのような音と光の異空間の中、披露されたのは「ミューズ(MUZE)」、「ザ テスト(THE TEST)」、「パラドックス(PARADOX)」の3ブランドです。いずれもストリートカルチャーの影響が色濃く感じられる、ユニセックス感覚なコレクションでした。
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Img_6167fractal1 Img_61691jpg  スタートは「ミューズ」で、テーマは「Invalid(インヴァリッド)」。
 “役立たず”といった意味で、黒レザーや赤がポイントのパンクな雰囲気です。 

Img_61761jpg_2 Img_61751  次に「ザ テスト」です。
 グラフィックアート感覚で、蛍光色使いのビッグなシルエットのドレスなど、近未来的なアイテムが多数展開されています。 

Img_61791_2 Img_61861jpg_2  最後が「パラドックス」で、ギリシャ神話に登場する「クロリス=花の女神」がテーマ。ヴィンテージ調のリラックスしたカジュアルなスタイリングです。ヒョウ柄が多く見られました。

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2017年3月28日 (火)

AW17/18アウラ 多様性テーマ「アットトウキョウ」始動

 今期で2度目の冠スポンサーとなったアマゾンは、アマゾンファッションウィーク東京(AFWT)のサポートプログラムとして、今シーズン初めて、同社のECプラットフォームと連動した「アットトウキョウ」を立ち上げました。
 同プログラムには、これまでウィークに進出したことのない3ブランドが参加しています。一般客も招待してショーが行われ、関連イベントの「東京ボックス」も始動しました。これは、コレクションで見た服をお店ですぐに買える“シーナウ、バイナウ” の企画です。

Img_61621jpg  その先陣を切ったのが、デザイナーの川島幸美が手がける「アウラ(AULA)」です。
 3シーズンぶりのランウェーショーで、テーマは「ダイバーシティ=多様性」。人間の持つ様々な要素を取り込み、新しい美を生み出したといいます。
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 素材ではプロテクト性の高いレザーと繊細なレースの組み合わせに焦点を当て、デザインでは左右アシンメトリックなカットやシャツやブルゾンなどの不揃いのディテールにこだわったそう。
 フリルやスリット、肩出しなど、トレンドを上手に採り入れ、変化をつけた素敵なコレクションでした。
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2017年3月27日 (月)

AW17/18 ドレスドアンドレスド ジェンダーレスな美

 北澤武志と佐藤絵美子の二人のデザイナーが手がける「ドレスド アンドレスド(DRESSEDUNDRESSED) 」の2017/18年秋冬コレクションが、東京・渋谷ヒカリエで発表されました。
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Img_61181 このブランドらしい、男女の差を超えたジェンダーレスなコレクションでした。
 シンプルですっきりとした、切れのいいカットが美しく、身体を覆い隠すビッグなロングコートやテント風のアウター、またメンズのスポーティなショートパンツのコーディネイトも人気を集めそうです。
 動くたびに手足をちらちらと見せる、長いスリットの多用も印象的で、そのスイングするシルエットにも魅了されました。

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2017年3月26日 (日)

AW17/18 ファイブノット 「旅とヴィンテージ」テーマに

 アマゾンファッションウィーク東京(AFWT)が、20日開幕し、約50ものファッションブランドが2017/18秋冬コレクションを発表しました。そのトップを務めたのが「ファイブノット(5 - knot)」です。
Img_61041jpg  西野岳人さんと鬼沢瑛菜さんが手がける湘南発のブランドで、東京コレクションは初参加です。以前「JAFICプラットフォーム2014(このブログ2014.8.21付け参照)」で取材したことが思い出されました。

 サーフィンを基調にしたサーフブランドで、今シーズンはサーフトリップで出会ったモロッコでの旅の記憶から「旅とヴィンテージ」をテーマに展開しています。デニムパンツをベースに、リヤドの宿の朝食で出た赤いザクロのモチーフが随所に見られる、心に残るコレクションでした。

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2017年3月23日 (木)

プラグイン3月展 秋色のカジュアルなレディスウェア

 上質なファッション・アート・ライフスタイルブランドの「プラグインPLUG IN 3月展」(主催 繊研新聞社)が、この15-17日、渋谷ヒカリエで開催されました。約150のブランドが参加し、3日間で3,614人が来場したと発表されています。
 バッグや靴、帽子などの服飾雑貨の出展が目立つ中、気になったのはレディスウェアです。新しい秋の新色に染まったカジュアルな大人のドレスのブランドをご紹介します。

○ダブル・フェース(Doubleface)
Img_59971  東京・目黒区の小さなアトリエで、レディスファッションの企画、生産を手がけるアパレルメーカーです。今シーズンは秋らしいカラーや葉柄プリントのドレスを提案。洗練されたエレガントな趣を漂わせています。
 日本製にこだわっているといいます。 

○ヨリオリ(Yoriori )
Img_60011  ティスリーが手がける同ブランドは、以前このブログで取り上げたことがあります。(2015.12.8付け参照)
 晩夏向けの軽やかなデザインのドレスに使用されているのは、細番手高密度の綿ローンで、浜松の古橋織布のものとか。さらっと爽やかな風合いが心地よさそうです。

〇フラミンゴファーム(flamingo firm)
Img_60021  大阪発エフエムクロージングによるレディスカジュアルブランドです。
 ブルーデニムやダンガリーのシワ加工と白の組み合わせを、若々しい、大人のべーシックに上手に落とし込んでいます。

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2017年3月22日 (水)

「ルームス34 Final」次回に続く“ファイナル”テーマに

 先月半ば、2月15-16日、ファッションとデザインの合同展示会「ルームス34 Final」が開催されました。出展したのは450ブランドで、19,000人が来場したといいます。
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 アッシュペー・フランスが主催するこのイベントは一般入場も可能で、広場ではマーケットが開かれ、場内ではミュージックフェスのようなライブも行われます。
 今回テーマは“ファイナル”でした。このイベントは“もうこれでおしまいなの”と思いましたら、そうではなくて、会場の国立代々木競技場第一体育館を使用できるのがこれで最後ということでした。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、同館のような大ホールは今、どこも使えなくなっているようです。次回開催地は未定とか。
 ともあれ次回に続くことがわかって一安心しました。

 初登場のベビー&キッズエリアからアウトドア、エシカル、地場産など、本展ならではの切り口のブースを一巡し、とくに注目したブランドをいくつかご紹介していきましょう。

○七彩
 京都はマネキン発祥の地だそうです。この古都で誕生した七彩も今年で創業70周年を迎えるといいます。
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 AI技術を搭載した会話するマネキンが展示されていて、驚かされました。何と甲冑を着けた侍のマネキンがしゃべり出すのです。

○SAKUSI (錯視)
 目の錯覚、つまり錯視を利用して、身に付けるだけで今よりもImg_56251_2ほんの少しだけスタイルがよく見える衣服を提案するブランドです。
 右の二着のTシャツは同じに見えますが、右側のにはバスト下に透明シートが貼ってあるのです。この効果で、よりほっそりと見えました。写真ではわかりにくいです。

○kapoc (カポック)
 「割烹着を知っていますか」と問いかける、おしゃれ割烹着のブランドです。Img_56481
 割烹着は1900年の日本で、着物が汚れないようにと料理教室の先生が発明したといわれています。それをハウスワーキングコートとして現代によみがえらせている、その発想に興味を引かれました。
 あのスタップ細胞で世の中を騒がせた小保方晴子さんの割烹着姿が思い出されます。

○ハクア
 和信化学工業がデザイナーの辰野しずかさんと共同開発した「ハクア (haqua)」は、箔から生まれたタトゥー・アクセサリーです。
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 シール状になっていて、水を含ませて貼ります。Img_56631jpgそこでキャッチフレーズが“箔と水のアクセサリー”というわけなのです。 
 私もブレスレットを試しにつけていただきました。一週間ほどで消えましたけれど、タトゥーといっても上品な感じで、「いいね」とよく人に言われました。

○小石川染色工房
 東京のど真ん中文京区で100年以上の長きにわたりImg_56531営業している染色工場、内田染工場が、東東京ものづくり商店街に出展していました。
 昨年J∞Qualityに認証され、ファクトリーブランドの「小石川染色工房」をスタートさせたといいます。板締め染めの斬新なデザインで、手ぬぐい3,000円です。

○コンポジション(com + position)
 桐生で帽子製造を営まれている同社のコーナーでは、職人さんが帽子づくりの実演をされていました。
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Img_56701 今では日本で手作りの帽子をつくれるのは、この方しかいないのだそうです。

 ブランドネームはUSINEです。


○三陽商事
Img_56741  京都発信のキッチンクロス「ティータオル」を提案していました。
 ティータオルは、キッチンアイテムとしてヨーロッパで親しまれているといいます。表裏プリントなので、工夫次第でいろいろ楽しめそうです。

○白河産業
Img_56461jpg  会津地方の伝統工芸メーカーで、昔懐かしい会津木綿の風呂敷のバッグを見せていました。
 最近、風呂敷は何にでも使える万能な布製品として見直されています。今回のルームス展でも、随所で見かけましたね。

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2017年3月12日 (日)

「ミントデザインズ 2001~2017」服づくりの集大成展

 東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、25日まで、ミントデザインズ(mintdesigns)が服づくりの集大成となる展覧会を開いています。

   同ブランドは、デザイナーの勝井北斗、八木奈央が2001年に立ち上げました。その特徴は大胆な色合いの、グラフィカルなモチーフのテキスタイルです。
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Img_58051jpg    会場に入ると、最初に目に付くのが、現在までのアーカイブ作品です。その奥に加茂哲也が手がけたヘッドピースやテキスタイルの原画などが展示されています。

   これを見ると、二人がトレンドに左右されることのない、プロダクトのような服づくりを目指してきたことがわかります。
   そのオリジナル発信の裏側を知る展覧会、デザイナーを目指す人に必見です。

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2017年3月 8日 (水)

「ウエアラブルの可能性」コラム記事掲載のお知らせ

 このところ話題の多いウエアラブル市場について、一般財団法人日本綿業振興会発行の機関紙「COTTON PROMOTION コットンプロモーション」(2017WINTER号のコラム、マーケティング・アイに、下記のような記事を書きましたので、お知らせいたします。
 本紙と併せてご覧下さい。
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2017年2月14日 (火)

春一番のパリ百貨店 ⑵ プランタンメンズ館リニューアル

 パリのプランタン百貨店では、オスマン本店のメンズ館がリニューアルされオープンしていました。
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Img_46431  1階から5階まですっかり新しくなり、どのフロアも高級感にあふれています。この時期よく見られるソルド(バーゲン)もなく、ちなみに隣のレディス館はソルドばかりでしたから、対照的に感じました。

 写真のような洗練された高感度な品揃えです。
 リーバイス・テイラー・ショップなど、カスタムオーダーの店も出ていて、自分だけのメイド・イン・パリを手に入れられます。
 パリではここでしか見られないブランドや商品が多いことも、要チェックです。

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