ファッション・アクセサリ

2018年7月 7日 (土)

2019春夏モーダ・イタリア/シューズ・フロム・イタリー

 早くも来年の2019春夏向けのコレクションが発表する「第53回モーダ・イタリア展 & 第63回シューズ・フロム・イタリー展」が、この3日~5日、ベルサール渋谷ガーデンで開催されました。
 ちょっと洒脱な大人のイメージがあるイタリアファッション、その動きをいち早くキャッチできる場とあって、毎回、3,500人もの業界関係者が来場するといいます。
 出展したのはアパレル関連50社、レザー関連38社、シューズ関連42社、計130社です。
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 様々な新作が提案される中、私がとくに気になったのはバッグでした。本格的なレザーよりファンシーな素材使いのものが目に付きました。トワルなどでマリーン調に仕上げたり、柳細工などでカゴ型だったり、流行のPVC使いのものも。またシューズでは革靴よりもスニーカー、スニーカーよりもサンダルが多く見られました。
 カラーは明るいパステルが目立ち、爽やかな印象でした。

<フォト・シューティングで注目のバッグ・コレクション>
   MAJO          BONFANTI           MYCHOICE
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2018年7月 5日 (木)

「シルクの記憶 中国ファッション30年の歩み展」開催

  中国文化センターで中国ファッションを紹介する「シルクの記憶 中国ファッション30年の歩み展」が、66日~15日、港区虎ノ門にある中国文化センターで開催されました。
  今年は日中平和友好条約締結40周年を迎える節目の年です。その記念行事の一つとして、中国対外文化集団や中国文化センターなどが共同主催して開いたもので、会場にはこの30年来の中国の全国規模のコンテストで受賞した作品30点余りがデザイン画とともに展示されていました。剪紙(切紙工芸)や刺しゅう、手織り、染め物の技術など中国伝統の技法を現代のファッションに融合した作品群は、中国ならではの華麗で大胆な美意識に溢れていて、現代アートの風格たっぷりでした。

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 初日、開幕式とファッションショーが行われました。まず中国対外文化集団の楊貝貝キュレーターが「ファッション文化で日中友好を深めたい」と挨拶。次いで来賓の清華大学美術学院の李当岐教授が、「中国は経済発展とともにアパレル産業も急速に進展している。シルクロードを通じて東西文化の交流に貢献してきたが、今再び一帯一路で世界に近づこうとしている。これを機に相互に協力し合い、新しいものを生み出していきたい」と述べました。 

 ファッションショーでは清華大学美術学院博士課程指導教員の李薇氏と若手デザイナーの王笑石氏の二人のデザイナーがコレクションを発表しました。
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 また日本からもデザイナーの澤柳直志氏らが参加して、ハイエンドなクチュール作品を披露しました。

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2018年6月30日 (土)

インテリアライフスタイル⑷ 注目のファッションブランド

 「インテリアライフスタイル東京2018」では、繊維ファッション関連企業も数多く出展していました。ライフスタイルがサステナブルに向かうなか、注目されたのはナチュラル志向の、洗練されたシンプルな佇まいを見せるファッションブランドです。いずれも心地よい自然素材の綿や麻を基調とした商品で人気を集めていました。

◇Handwerker(ハンドベーカー)
Img_08791jpg 次世代のデザイナーが集うネクストゾーンに、初出展していたのが「Handwerker(ハンドベーカー)」です。デザイナーの玉井健太郎さんが手がける「アシードンクラウド(ASEEDONCLOUD)」から派生したブランドで、Handwerkerとは、ドイツ語で“職人”の意味。 ある種普遍的な未来のヴィンテージになりうる“職人の服”がコンセプトといいます。Img_08821 素材は岡山で織られた上質のキャンバスや雲斎織、コットンシャツ地が中心で、着込むほどに馴染みます。
 右は職人の道具箱から出てきたようなアクセサリー・ジュエリーです

◇増見哲
 服飾資材メーカーの増見哲による割烹着のブランドがkapok(カポック)です。昨年2月に開催されたルームス展に出ていたので、このブログ2017.3.22付けで小さな記事を掲載しています。
 割烹着づくり50余年の同社では割烹着を「ハウスワーキングコート」と呼んでいるそうです。こだわり抜いてつくった新作は、外にも着てゆけるツー・ウェイスタイルのものです。
Img_09041jpg  上の写真はこのツーウェイスタイルのものを、スタッフのお一人が着用して見せてくれたものです。こんな風に前は割烹着なのですが、後ろにするとコートとして着ることができるデザインになっています。作業着として、またちょっとした外出着にもなって重宝しそう。

 もう一つ、同社では正真正銘の割烹着ブランド「K.A.ケーエー」を提案していました。K.A.は、「割烹着オーセンティックKappogi Authentic」の頭文字をとったもの。着物は生地を無駄なく使う直線裁ちです。Scan0046そこで着物のように素材を余すところなく使用した割烹着を開発したとのこと。110cm幅の綿生地に直線的なパーツを組み合わせたパターン設計は、まさに日本人の知恵の賜物と感心しました。価格は6,800円。

◇ノット knot 
 プロダクトデザイナー・花澤啓太さんが立ち上げた暮らしのブランドです。
1 注目は、“NEW PATTERN”です。一枚のコットンの布から端切れを出さずにシャツを造形するパターンを考案、着物や貫頭衣の要素を分解して引いたバターンから切り取られたすべての布地が一枚のシャツを構成し、新しい意匠を生み出しています。
 無駄を出さない作り方は、日本の“もったいない”美意識そのものです。まさに画期的なアイデアと思いました。

◇ミードット (me.)
 ハプナアンドコhapuna&Co.のリラックスウェアのブランドで、今シーズンは新しくMADE IN JAPANにこだわったシームレスなインナーウェアを展開していました。
Img_08881jpg  素材は綿100と綿/シルク素材で、右は細くやわらかなコットンを編みたてたテレコ製です。
 身に着けていることを忘れてしまうほど、肌に優しくなじむ感覚をアピールしています。
  肌触りがよくて着け心地よさそうです。

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2018年6月 7日 (木)

2018ホビーショー大盛況 経産大臣賞に金網で折る折り紙

 手芸・工作などハンドクラフトの展示会「日本ホビーショー2018」が、去る4月末に東京ビッグサイトで開催され、初めて行ってきました。
 一番驚いたのはものすごい人出でした。3日間で137,244万人が来場したと発表されています。この数字は前年よりも7.1%減少だったそうですが、 出展した750ものブースはどこも大盛況の様子でした。見て、買って、体験してワイワイガヤガヤ、ほんとうに賑やかでした。
Img_99611 右は、私も以前から存じ上げている佐藤貴美枝ニットソーイングクラブです。皆さん、楽しそうにロックミシンを踏んで、ベストを制作していました。

Img_99371jpg  とくに目が留まったのは上の写真の「おりあみ/ORIAMI」です。この折り鶴は紙ではなくて、金網でできています。まさに「金網で折る折り紙」で、つくったのは石川金網という金網製造・販売会社です。今回、経済産業大臣賞に選ばれて表彰されました。
 この金網の材料は丹銅で、髪の毛よりも細い金属糸がつくれるそうです。金属なのに布のようにしなやかです。また金属ならではの張りと重厚感もあって、半永久的に楽しめそう。東日本大震災後、受注が減り、暇になった職人の遊び心から生み出されたといいます。
 アクセサリーはもちろん刺繍糸にもなるので、インテリアなど様々な分野で活用が期待されます。

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2018年6月 6日 (水)

IFF MAGIC 注目の新進気鋭のファッションブランド

 先般のJFW‐インターナショナル・ファッションフェアMAGIC・JAPAN(JFW‐IFF・MAGIC)では、注目の新進気鋭のファッションブランドが数多く出展していました。

 まずエディションエリアでは、東京コレクションでショーを発表しているブランドが目に付きました。このエリアは、クオリティ・デザイン・価格帯、すべて審査に通ったブランドのみが出展できる特設ゾーンといいます。

Ventriloquist ヴェントリロキスト
Img_99091jpg  オリジナルのデニムやジャガードなど、素材が印象的で、デザインにもこだわっていることがわかります。今シーズンのテーマは「イマジンIMAGINE」だそう。
 丁寧に時間をかけて仕上げた職人の手の温もりを感じるコレクションです。

divka ディウカ
Img_99161   しなやかな素材を他にない独特のカットで仕立てたエレガントなドレスが魅力です。
 今シーズンも大人のエレガンスに魅せられました。

ELZA WINKLER エルザ・ウィンクラー
Img_99141jpg  前衛的でありながらも、クラシックな風格を感じさせるブランドです。
 デザインされたコートが魅力的です。

 次にクリエイターズ・ヴィレッジです。ここは若手クリエーターの活動をサポートすることを目的に始まったエリアだそう。

CHIDORI チドリ
Img_99051jpg   ヴィンテージの空気感を採り入れた独特の感性に惹かれます。思いがけない異素材を組み合わせたアイディアのあるデザインが楽しい!

Rideaux en lin リドー アン ラン
Img_99071jpg  ブランド名は「麻のカーテン」の意味。さわやかな空気をいっぱいに感じるブランドです。「デニムに合う 着心地のいいブラウスで、女性に 頑張ってほしいなぁ~」と思ってつくっているといいます。

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2018年6月 5日 (火)

IFF MAGIC パリの折りたたみバレエシューズに注目

 この春開催されたJFW‐インターナショナル・ファッションフェアMAGIC・JAPAN(JFW‐IFF・MAGIC)では、ファッション先進国、フランスやイギリスから団体出展があり、私も目が引き付けられました。
  その一つが、今回初出展したBagllerina PARIS(バッグレリーナ パリ)の折りたたみバレエシューズです。
  オーナーのクリスティーヌ・ナトキンさんにお話しを伺いました。
Img_98981_3  ブランドは2011年創業で、既に世界中で販売され人気を集めているといいます。
  「バッグレリーナ」は「バッグの中のバレリーナ」で、「バッグbag」と「バレリーナBallerina」を縮めて造語したものだそう。全革の折りたたみバレエシューズは世界初で、デザインはシンプル、カラーも豊富です。Img_99011_3  制作は手作りで行われているそうで、仕上げには細心の注意が払われているとも。
  替えの靴を入れるナイロンポーチもセットになっています。これなら海や山、温泉など、どんな場所にも携帯できて機能的ですし、それにエレガント、と思いました。
 なお日本での小売価格は160ユーロ(約20,000円)くらいだそうです。

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2018年5月30日 (水)

「041」 一人の悩みを起点に全ての人に心地よい服

 服選びで、なかなか解決されない誰か一人の悩みがあります。その一人を起点に、全ての人に心地よい服を開発しようという新レーベル「UNITED CREATIONS 041 with UNITED ARROWS LTD.」が、この4月に誕生しました。「041」とは「オール・フォー・ワン ALL FOR ONE(=041)」の頭文字を採った造語です。障がい者や高齢者を含む、全ての人を対象としたユニバーサルファッションの考え方が基本となっています。
 この画期的なプロジェクトを打ち出したのは、日本テレビ・電通・ジャパンギビングによる「SocialWEnnovators(ソーシャルウィノベターズ)」で、「We」の力で社会課題と向き合うソーシャルユニットだそう。商品開発を手がけるのは、大手セレクトショップのユナイテッドアローズです。

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 先頃、電通の本社ビルでその全6アイテム7点の展示が行われました。一つひとつ、障がいのある方の意見を反映したデザインになっていて、大変興味深かったです。

Img_07311   上の写真左は、後ろが外せる2 wayコートです。
 背面の腰下部分が取り外せるように、ドットボタンが付いています。車椅子に乗るときはこれを外せば、後ろがゴワつきません。23,760円(税込み)
 上の写真右は、ライダースジャケットです。
 前面はレザーで後見頃には伸縮性のある生地が使用されています。体側から袖にかけてジッパーが付いているので、これを開閉することで誰もが自由に着られ、寝たままでも簡単に着脱できるともいいます。54,000円(税込み)

Img_07241jpg  右は、フレアにもタイトにもなるスカートです。
 一本一本のプリーツにコンシール・ジッパーが付いていて、フレアからセミフレア、タイトと、気分を変えて着こなせるようになっています。
 また後ろにゆとりがとられていて、車いすに座ったままでお尻にフィットします。
 シルエットも美しい!です。
 17,280円(税込み)

 気分を選べるレイヤードラップスカートです。
Img_07261jpg 表はギンガムチェックで、裏はレース素材というつくりになっているので、リバーシブルに楽しめます。
 またウエストの留め具は、車いすに座ったままでも着脱しやすい面テープ仕様になっています。
 とり外せる大きなリボン結びも付いていて、可愛いです。 

Img_07321  上は、子ども服でスタイにもなるエプロンドレスです。
 よだれかけとして使えて、レイヤードしているように見えるドレスです。上部表側と下部裏側には吸水速乾素材が使われていて、洗濯も簡単、機能的でよくできています。
 肩フリルとモックネックの2種類があります。5,400円(税込み)

Img_06131  右はフルオープンな3 ZIPパンツです。
 コンシール・ジッパーを開けると開口部が大きく広がるパンツです。これなら着脱やトイレも楽にできそう。17,280円(税込み)

 なお、販売はECサイトのみの「クラウドファンディング型(受注型)販売」です。現在、受注を受け付けているところといいます。
 予約を募って一定数に達したら生産するという、赤字を出さない仕組みで、さすがよく考えていると思いました。

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2018年5月17日 (木)

「グレイヘアという選択」が生み出す新シニアファッション

 「グレイヘア」とは白髪のこと。英語で呼ぶとおしゃれっぽく感じます。この白髪が今、静かなブームになっています。 51kvzirlu3l_sx350_bo1204203200__6 これを仕掛けたのが、主婦の友社新規コンテンツ開発編集者の依田 邦代さん。シニア向け雑誌「ゆうゆう」の副編集長などを経て、現職に就任し、2017年、「パリマダム グレイヘアスタイル」を刊行、パリのマダムのグレイヘアを紹介し、今年4月、日本女性にスポットを当てた「グレイヘアという選択」(表紙は結城アンナさん)を出版しています。
 この4月4日~6日開催されたファッションワールド東京・春展のセミナーに登壇し、今後トレンドになるとみられているグレイヘアとさらなる拡大が見込まれるシニアファッションの需要創出について語られました。題して、「グレイヘアという選択」が生み出す新しいシニアファッションとは?――です。
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 まず「グレイヘアという選択」の背景について。グレイヘアを選ぶ世代は、青春時代にファッションの洗礼を受けた団塊世代が中心で、家庭優先だった女性が多い。子育てが一段落した現在、もう一度好きなおしゃれを楽しみたい、と思うようになっているといいます。2016年にシニアファッションのスナップ誌「Over60 Street Snap Project~  L’ideal(リディアル) 」を発売して、出版不況といわれながら15万部を売り上げるヒットとなったのも、こうしたバックに支えられてのことと推察されました。(このブログ2016.7.14付けでも記事を掲載していますのでご参照ください。)
 次に、主婦の友社がこの3月に行なった意識調査から「おしゃれ感度の高い女性のグレイヘア率は高い」ことを数字で示しました。
 「グレイヘアについてどう感じますか?」では、「美しいと思う」と答えた人が40.8%、「染める必要はない」と思うが16.8%で、それぞれ1年半前の前回調査よりも増えていたのです。しかも約80%が「素敵なグレイヘアならいつか自分もなりたい」。また白髪を染めているほとんどの人は「いつか白髪染めをやめたい」と思っていることもわかりました。しかしそれには超えるべきハードル、つまり移行期をどう過ごすか、老け見えしないための方法は? といった問題があるといいます。
 依田さんは、ここに新たなシニアファッションマーケットが存在すると、事例を挙げて紹介しました。 
 移行期には帽子やヘアバンドなどのヘアアクセサリー、ウィッグが、また完成後はきれいな色や輝くものが若見えするアイテムとして求められるようになってくる、またメガネなどのアイウェアや和装も似合うようになるといいます。
 依田さんご自身も昨年白髪染めをやめたそうです。計算すると、ヘアサロンで白髪染めをすると1回1万円、3週間に1回としたら1年にかかるお金は約17万円、1年に費やす時間は、1回2時間として約34時間にもなります。このお金と時間を別のことに使ってみたら、もしかしたらこれまでとは違う新しい人生が開かれるかもしれません。
 実はグレイヘアにすると、ヘアサロンへ行く回数は逆に増える人が多くなるそうです。メイクやスキンケアなどの化粧に掛ける費用も同様のようです。白髪を隠すという行為が白髪を活かすというポジティブな行為に変わるとき、白髪染めに費やされていた費用は、もっと積極的に消費へと転換される可能性が高くなるのですね。

 グレイヘアは新しい美の価値観をつくり出し、シニア世代の購買意欲を増大させることにつながる――。大変興味深いセミナーでした。 シニアのファッション消費、今後大いに期待されます。

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2018年5月 3日 (木)

2018/19秋冬「ネクスト ビュー」デザイナーブランド3人展

 英国や日本企業で経験を積んだファッションデザイナー3人による合同展、「ネクスト ビュー next view」が、去る3月28(水)~31(土)、渋谷のギャラリーで行われました。いずれも有力若手で個性派揃いです。彼らが目指すネクスト ビューをご紹介します。

ツカサ ミカミ TSUKASA MIKAMI
 デザイナーの三上 司さんは、アシスタントデザイナーや広告会社での勤務を経て2014年にご自身の名前でユニセックスファッションブランド「ツカサミカミ」(TSUKASA MIKAMI)」を立ち上げたといいます。東京コレクションでは2016年春夏もの(このブログ2015.10.26参照)と2016/17秋冬もの(このブログ2016.3.18参照)でショーをされ、私も取材させていただきました。
 社会問題を提起される想像力のあるブランドで、他にないユニークなデザインが印象的でした。
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 今シーズンもテーマは「LIP SERVICE (リップ サービス=口先だけで調子のいいことを言うこと)」です。現代社会はSNSが勢いづき、カビのようにはびこっています。こうした口先だけの好意やうわべだけの賞賛に皮肉を込めて、口にまつわるモチーフをコレクションに採り入れたといいます。
 テキスタイルデザインは、アニメーション作家の冠木佐和子さんとのコラボレーションにより制作したグラフィックだそう。それにしても何と大きな口や唇でしょう。その奇抜で大胆なアイディアにまたしても驚かされました。

コール koll
 ブランドを手がけるのは、楠原 麻由さんです。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで学び、文化ファッション大学院大学を卒業して、2017年秋冬ものから自身のブランドをスタート。「媚びないフェミニティ」をコンセプトに、二次加工を組み合わせた素材追求が特徴といいます。
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Img_94061jpg    2018/19秋冬は「インコンパティブル(incompatible)」をテーマに、相いれないもの同士、たとえば自然物と人工物の共存をモチーフにコレクションを展開。
   カラーはグレイッシュをベースに、蛍光色やPVCなど少し違和感のある色や素材を用いて、他にないオリジナリティを感じさせていました。

タクター tactor
    ロンドンのセントマーチン出身のデザイナー、山本奈由子さんが手がけるブランドです。ブランド名のように、タクタイルtactile=服の視覚的な肌触りを大切に、五感にひびく特別な1枚を提案することを心掛けているとのこと。
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   2018/19秋冬のテーマは「MOIETY=とても深く根付いた半分、切り離せない一部」で、ブランドを象徴するドットやボタニカルプリントを軸に、異なる要素をコラージュ。プリントやユニークな素材を組み合わせて、日常の一歩先へと足が伸びるような力強くも軽やかなアイテムを揃えたといいます。

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2018年5月 1日 (火)

「PR01. TRADE SHOW TOKYO」合同展の個性的ブランド

 アマゾンファッションウィーク東京コレクションの日程に合わせて、今シーズンもアジアをつなぐプラットフォーム「PR01. TRADE SHOW TOKYO(ピーアールワン トレードショー トウキョウ)」合同展が、3月20日~23日、東京・恵比寿で開催されました。
 目立っていたのは、自立した現代女性の女性らしさを軸に、ヒネリを効かせた個性的なブランドです。気になったブランドをご紹介します。

グローイング ペインズ GROWING PAINS
 2018/19秋冬もののテーマは、「メテオール(METEOR)」。つまり「流星」の意味で、全体に宇宙的なものがイメージされているようです。
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Img_90291 ブランドを手がけるデザイナーのマドモアゼル・ユリアは、子どもの頃に見た「宇宙」関連アニメやSF映画の世界への憧れをコレクションに盛り込んだとか。
 右は「ダークマター」モチーフのTシャツです。

ヘンザ ロサンゼルス HENZA LOS ANGELES
 LAカルチャーをイメージして、デザイナー兼プロデューサーの平安座レナさんが、2016年秋冬に立ち上げたブランドです。
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 今シーズンは赤やイエロー、グリーンの鮮やかな色使いのボーダーニットやフェミニンなフリルのドレス、チェックのパンツが印象的です。「Keep your head up!」、「Do not sell your soul!」といった今を生きる女性への応援メッセージを採り入れたスポーティなアイテムも、コレクションに活力を吹き込んでいるようでした。

ヤァ YAH!
 香港が拠点のユニセックスブランドです。
 ヴィンテージ服を使用し、それを現代的な新しいフォルムに再構築した一点ものが注目されます。
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