ファッション・アクセサリ

2020年6月25日 (木)

ユニクロ新旗艦店「ユニクロ トウキョウ」東京・銀座に開業

 ユニクロの新旗艦店「ユニクロ トウキョウ」がこの19日、東京・銀座のマロニエゲートにオープンしました。
  ユニクロは4月に「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」、6月5日に「ユニクロ原宿店」を開業して、これで3店舗目です。1階~4階が売場になっていて、総面積は国内最大の約4950㎡とか。
  トータルクリエイティブディレクターはいつもの佐藤可士和氏で、内外装を手掛けたのはスイスの建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン。むき出しのコンクリートの柱や梁、木の手すり、石の床を組み合わせたつくりで、シンプルでモダンな感じ。でもどこか温かい親しみやすさも感じます。

Img_82931  入口には花屋さんがあって、ちょっとのぞいてみたくなります。
 
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 1階では、まず注目したのが、「3Dニット」のコーナーです。
 3Dとは島精機の無縫製ニット“ホールガーメント”技術でつくられたニットウェアだからで、編目がきれいできちんとした、しなやかな編地のコットン100%です。
 ワンピースドレスは、一着まるごと立体的に編上げられています。
 美しいフレアのシルエット、半袖のフリルスリーブも女らしいデザインです。
 価格は4,990円です。
 Img_83551  上は、グループ内「セオリー」とのコラボ商品で、洗練された都会的な雰囲気にあふれています。真ん中の黒いワンピースは、光沢感のあるマーセライズコットン100%使いで、2,990円。

Img_83651  上は、「エアリズム」のメインエリアです。マスクからスーツまで、インナーからアウターまで、あちらこちらに打ち出されています。

Img_83531jpg  “サステナビリティ”の展示コーナーでは「服のチカラ」がテーマ。着なくなった子ども服で難民を支援する、子ども服リサイクルキャンペーンが実施されています。
 
Img_83201  3階のユニクロ「UT」売場はさすがの広さ!
 
Img_83301jpg  「ビリー・アイリッシュ×村上隆」のTシャツコーナーです。原宿店には巨大なビリー・アイリッシュ像が建っていたのが印象的でした。
 
Img_83171  「スマホでデザイン、君だけのUT」コーナーです。なんだか楽しそう。
 
 他にもいろいろ。見どころ満載です。
 
 ここはユニクロが“戦略店舗”と位置づけているそうですが、そういうのにふさわしい様々な可能性に満ちた店舗と思ったことでした。

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2020年6月23日 (火)

ロンドン・ファッションウィーク デジタル形式で開催

 コロナ危機によりファッションウィークもオンラインで開催することを余儀なくされています。6月12日~14日、そのトップを切って開催されたのがロンドン・ファッションウィークです。  
 ちなみに、6月に予定されていたニューヨーク・メンズファッションウィークは中止となりました。フランスのオートクチュール・ファッションウィークは、当初中止とのことでしたが、7月6日から8日の3日間、オンラインで配信されるとのことです。次いでパリ・メンズファッションウィークが7月9日~13日、ミラノ・メンズファッションウィークが7月14日~17日と続きます。いずれもデジタルでの開催です。

 1_20200624203901 ロンドン・ファッションウィークは、その40年の歴史上初めてのデジタル形式とあって、私も興味津々でした。
 現在、そのハイライト・ムービーがWEBサイトで公開されています。
 (右の写真をタップしてください。)

 この時期は本来メンズコレクション週間ですが、今シーズンはジェンダー・ニュートラル、つまりメンズとウイメンズを問わない新作が発表されています。
 参加デザイナーは127名。アーティストやセレブリティなどとコラボレートしてカプセルコレクションを展開したり、現行のものやアーカイブをブランドの世界観とともに見せたり、またライブや対談でデザイナーの考え方やクリエーションの背景を伝えたり---、シーズンも見せ方も様々。

 内容はイベントのハッシュタグ「#LFWReset」の”リセット”という言葉でまとめられるようです。
 とくに現状を見直し、社会の再始動を訴える次世代デザイナーの映像表現が目立っています。

1_20200624204001  例えばサステナビリティでは、右の「マルケス・アルメイダ(Marques Almeida)」の「リメイド(reM'Ade)」コレクションです。
 ポルトガルの工場で見つけたデッドストックを活用し、“今あるもの”を使ってつくったパッチワークのジャケットやフリルのスカートなどを予約限定で販売しているといいます。

  31 また「BLM(黒人の命も大切だ)」運動や、LGBTQ+を支援するデザイナーの活動も注目されます。
 その一つが、右の「チャールズ・ジェフリー・ラバーボーイ(Charles Jeffrey Loverboy)」です。黒人のミュージシャンによるライブイベントで「UKブラック・プライド」への寄付を募っている人気ブランドです。

 さらに日本からの参加も目につきます。「シュープ(SHOOP)」と「アシックス(ASICS)」のコラボによるムービーや、日本画家の東園基昭やミュージシャンのTOHJIの活躍をフィルムに収めた「グレイト(GR8)」も印象的です。

 ファッションウィークのコレクションショーやイベントは、前シーズンまではプレスやバイヤーなど限られた人しか見ることができなかったものです。それが今シーズンはデジタルとなって、一般の人々を含め、誰もが世界中で見ることができるようになりました。チケットも不要ですし、オンラインというツールがいかに“民主的”か、その良さを改めて思います。ぜひアクセスしてみて下さい。


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2020年6月20日 (土)

ルルレモンが六本木にアジア最大規模の旗艦店オープン

 「ルルレモン(lululemon)」はカナダ・バンクーバー発の高機能アスレティックウェアブランドです。その六本木ヒルズ店が10日にオープンしたというので行ってきました。
 Img_81941  ここは国内8店目で、アジア最大規模の旗艦店だそうです。2層構造で、総面積は379平方メートルと、確かに広い。

Img_81831jpg  1階は、スポーツ用のアスレティックウェア、ランニングウェアやヨガウェアをはじめとするアクティブシーンに対応するアイテムから、ビジネスやカジュアルな街着としても楽しめるアイテムまで、いろいろ揃っています。メンズとレディースでは、2対3でレディースが多いようです。

Img_81871   素材は合繊に混ざって、コットンやコットン混もTシャツやパーカ、スエットウェアなど多数出ています。合繊も生分解を謳うものが目に付き、サステナビリティが意識されていることが分かります。

 2階は、コミュニティースペース「スウェットライフハブ」ですが、まだ始動していませんでした。
 
 コロナ禍の自粛でルルレモンも大きなダメージを受けたといいます。しかし他社に比べると、その復活力は強いようです。何しろ株価が危機の前に比べて20%も上昇しているのです。
 これは自宅待機になったことが理由のようです。私もそうなのですが、家で体を動かす人が増えたのですね。ヨガマットやウエアのほか、着心地のよい服などが売れたそうです。元々、Eコマースに力を入れてきたという実績もあり、オンラインヨガの教室を無料で開くなど、やることがさすがに違うな---と思います。
 
 今、売上を驚異的に回復させているルルレモン、注目です。

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2020年6月19日 (金)

COTTON USAマーク商品 パル「Discoat」Tシャツが人気

 再開した駅ビルにあるパルのショップ「Discoat」で、COTTON USAマーク商品を見つけました。
  新発売の「汗じみしにくいキレイメTシャツ」です。
Img_81772  生地に特殊加工が施されていて、表面は汗じみが目立ちにくく、裏面は汗を素早く吸収する快適仕様とのこと。女性らしいフレンチスリーブで、さりげなく二の腕をカバーするデザインも人気といいます。
Cotton-usa  上がリリースされたときの写真です。ベーシックカラーとトレンドカラーの5種類の色揃えで、素材はサステナブルで品質の優れたアメリカ綿を使った綿100%、肌触りが柔らかくて心地よく、着心地の良さを実感できるのもうれしいですね。
  暑い夏を、爽やかに過ごしたい女性におすすめの一品です。

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2020年6月11日 (木)

ユニクロ原宿店オープン 若者層受けする近未来感溢れて

 この5日にオープンしたユニクロ原宿店に行ってきました。場所は原宿駅前に面した1階で、入口は吹き抜けの地下1階です。
  売場は若者層に受けそうな近未来感にあふれていました。

Img_80331pg  上の写真は1階正面から見たところです。ここは出口になっていました。
  店内奥の巨大スクリーンには映像が映し出され、天井はミラー、両サイドには赤い電飾掲示板が輝いています。
   リアルとバーチャルが融合したようなメディア空間になっていて、ちょっと入ってみようかなと思う、そんな気持ちにさせられます。

 Img_80631 端には、米国のシンガーソングライター、「ビリー・アイリッシュ」像(右)が鎮座していました。
 この白いモニュメントは村上隆氏が制作したもので、同店のシンボル的存在になっているといいます。
 高さが3メートルもあり、巨大過ぎて横からしか撮影できませんでした。
 
 エスカレーターで地下に降りると、「ユニクロ パーク横浜ベイサイド店」にもあった花束のワゴンが置かれていて、その向かいが花屋になっていました。
Img_80421jpg  
Img_80361  地下正面にある独立した店舗が、目玉企画の「スタイルヒント原宿」です。「未来の服のライブラリー」をテーマに、壁には240ものモニターがズラリと配置されています。好きな装いをタッチすると、商品情報が表示され、その商品が置かれている場所などを知ることができます。着こなしの指南もしてくれるとあって、みんな楽しそうに試していました。
 
Img_80491jpg  メイン売場では、何と言っても目立つのがUT専用の「UTポップアウト」です。ポップカルチャーやアート、ミュージックなどとコラボしたTシャツをはじめとするアイテムが満載。何と1,000種もあると聞いてビックリ!
 
Img_80591  若者を引き付けそうなファッショナブルなディスプレーもあちらこちらに。
 
Img_80461  サステナビリティへの施策も忘れてはいません。「ユニクロリサイクル」と名付けたコーナーには大型の古着回収ボックスが設置され、再生ペットボトルからつくったペレットや再生糸などが展示されています。
 
 かつてフリースブームを巻き起こしたユニクロ原宿の第1号店、それを想うと隔世の感があります。
 さすが世界のユニクロ、スゴイです。

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2020年6月 9日 (火)

今秋へクラシックな「ボウタイ」トップスが焦点

  もう秋とは気が早いかもしれませんが、コロナショックで揺れ動く不安を和らげるように、ファッションはクラシックへ動いています。中でもレディーらしいムードがあって、長く着用できるアイテムはいつの時代も永遠です。
  その焦点の一つとなっているのがブラウスなどに見られる「ボウタイ」のトップスでしょう。スカート丈がロングになって以来、目立つディテールになっています。
14  「ボウ(bow)」とは「曲げる」転じて「リボンの形をしたもの」という意味。つまり「ボウタイ」は、首元を飾る「リボン(蝶)結び」です。
 写真はこの春のパリのウィンドーからのもの。Img_48421
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 リボンは今では女性の「かわいい」の定番です。でも歴史をみると17~18世紀ヨーロッパの社交界で、リボンをつけているのは男性たちでした。リボン装飾は当時、理想の男性像を表現するのに欠かせないものだったのです。
 今秋は甘さを抑えて、パンツスタイルで凛とした雰囲気で着こなすのもよいのではないでしょうか。

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2020年6月 5日 (金)

今春は新顔のアニマル柄が目立つシーズンだった!

 コロナ禍ですっぽり抜け落ちてしまった今春のファッション。でも毎シーズンおなじみの柄は永遠のクラシックです。その一つがヒョウ柄を始めとするアニマル柄でしょう。
 この春先に訪れたヨーロッパのウインドーやストリートで目立っていた、新顔のアニマル柄をご紹介します。

Img_48321jpg  ステラ・マッカートニーのドレスで、馬のドローイングがプリントされています。動物愛護の活動家で知られるステラらしいなと思う柄です。
 
Img_50391jpg  とくに今季を特徴づけていたのがゼブラ(しま馬)柄。その新しいグリーンの色使いが印象的なジャケットです。 
  08_stockholm  複数のゼブラのパターンがぶつかり合うように組み合わさったメンズジャケットです。動き出したくなるようなマッシュアップの美学を感じました。

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2020年6月 4日 (木)

DSMギンザ 今春夏ノワール ケイ ニノミヤに植物の生命力

 東京・銀座のドーバーストリートマーケット(DSM)ギンザ1Fエレファントスペースで行われている、今春夏「ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)」の展示を見てきました。 
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 Img_79591 白い重なり合うボリュミナスなフリルの構築には存在感があります。びっしり詰まったフリルは今シーズン、春先から目立ったディテールでした。(このブログ2020.2.7付け参照)
 とくに印象的なのが、植物を模したヘッドアクセサリーです。ドレスに植物の生命力が宿っているように思われ、不思議な気持ちにさせられました。
 そこには“木霊”という精霊が潜んでいるかもしれないと---。樹木をやたらに伐採してきた人間への警告かもしれません。
 
 実はこれ、パリコレクションで写真を見たときから、気になっていた作品です。それを実際に生で見ることができて、うれしい衝撃でした。
 
 ブランドのシーズンテーマは「ビギニング(Beginning)=始まり」です。デザイナーの二宮啓氏は、原点回帰の意味をこめて創作に取り組まれたとか。初心に返って、幻想的なロマンを紡ぎ出したのが、このコレクションだったのですね。
 
 アフターコロナのトレンドは「原点返り」といわれています。一人ひとりが自分自身を振り返り、足元を見つめ直すことになってきそう。「ノワール ケイ ニノミヤ」の先見性に改めて注目したことでした。

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2020年5月28日 (木)

今夏はふんわりレトロなファッションで気分をアップ

 「おうち」ステイで、気持ちをアップするのに役立つのがファッションです。今夏はふんわりとしたレトロがカムバックしています。キーワードは自然なテイスト、シンプル、心地よい雰囲気でしょう。

 そう思っていましたら、パリのファッションハウス「メドモアゼル(Mes Demoiselles)」からすてきなメールが届きました。
Parisboutiquemodevetementfemmerobecenter
  「メドモアゼル」は「女の子」の意味ですけれど、洗練された大人の女性を美しく見せてくれるドレスが揃っている、私の好きなショップの一つです。日本にももちろん数カ所にショップがあります。

  デザイナーはアニタ・ラドバノビッチさんで、シーズンModeparisvetementfemmekimonocreateurconv ごとに訪れるインドにインスピレーションを受け、生産もインドで行っているといいます。軽やかなコットン、シルク、ウールといったナチュラルな素材に施された繊細な手仕事は、インドの職人ならではの味があります。
 右はきもの風の羽織るトップス、170€。 
 花や植物の柄やボタニカルなカラーもさりげなく、どこか癒される気がします。

 新しい服で気分転換と思っていた私、ちょっと心に響くファッションでした。

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2020年5月27日 (水)

「AIと人間の感性が融合するファッション」寄稿

 AIによる新しいファッション価値の創出が起きようとしています。その動きをまとめた記事を、一般財団法人日本綿業振興会発行の機関紙「COTTON PROMOTION コットンプロモーション」(2020年春号)のコラム「マーケティング・アイ」に寄稿しました。
 本紙と併せてご覧下さい。
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