ファッション・アクセサリ

2017年9月 6日 (水)

「ソレイユトーキョー」担当者不在の新システム合同展

  「ソレイユトーキョー(SOLEIL TOKYO)」は新進ファッションブランドを集めた合同展です。東京・代官山で8月29日から9月1日、第5回目となる展示会が開催されていました。
 出展したのは32ブランドで、ブランドごとにハンガーラックでウェアを展示、バッグやシューズ、アクセサリーもあります。ユニークなのは出展ブランドの担当者が常駐しなくてもよいシステムになっていることです。出展者にはアドバイザーがバイヤーのコメントを伝え、マーケット進出をサポートします。
 このような仕組みなら、遠く離れていても、また忙しくて出られないデザイナーやアーティストも気軽に参加でき、好評のようです。
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 気になったブランドをほんの一部ですが、ご紹介します。

○ a.saught ア・ソート
Img_08771  デザインは凝っていますが、それをすっきりと控えめに表現しているところが、パンフレットにも記載されているように、「心にくい」感じです。
 30代のセンスのよい女性を意識したタウンウェアです。

○ ARMANDO TAKEDA アルマンド・タケダ
Img_08721jpg メキシコの伝統工芸を組み合わせたエシカルウェア。
 メキシコの多様な民族と一緒に仕事し、彼らの仕事を守る新しい場所を提案しているといいます。アイディアに共感します。

○ halico ハリコ
 Img_08791jpg心地よさそうインナーウェア・ブランドです。
 コットンなど天然素材が中心で、レース使いもエレガント、丁寧なつくりも人気のようです。

 他にも、白いシャツシリーズで注目のshingo kurokawa シンゴクロカワなど、次回展も期待しています。

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2017年9月 5日 (火)

2018春夏「ディウカ」と「インプロセス」二つのブランド展

 東京・恵比寿のデペシュモードで、「ディウカ」と「インプロセス」の二つの人気ファッションブランドが、先月末、早くも2018春夏コレクションを発表する展示会を開きました。

 「ディウカ」はデザイナーの田中崇順氏とパターンナーの松本志行氏のデュオによるブランドです。ドレープやカットテクニックでつくるフォルムのバランス感が、大人の女性のエレガントを演出してくれます。
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Img_08921  今シーズンは「パレット」をテーマに、いつもよりもカラフルな色使いや素材にこだわったそうです。

 ちょっとした遊び心のある、小粋なコレクションに仕上がっています。

 「インプロセス」は、スティーブン ホール氏と大原 由梨佳氏のお二人が手がけるブランドです。
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Img_08891jpg  “モダン・ノスタルジック” なイメージのテキスタイル・デザインが特徴で、今シーズンもトライバルなムードやアフリカ、トロピカルムードの融合をテーマにプリントやジャカードを開発、洗練されたエレガントなコレクションを発表しています。

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2017年9月 4日 (月)

ギフトショー ライフ×デザイン展「暮らし デザイン 新時代」

 ギフトショー ライフ×デザイン(LIFE×DESIGN)展が、8月30日から9月2日、東京ビッグサイトで「暮らし デザイン 新時代」をテーマに開催されました。

Img_08161  インテリアや雑貨、家電、伝統工芸、素材にアート&クラフトからアウトドアのグランピング(右写真)まで、住まいに関する商材が一堂に集まるなか、私が興味を持ったのは、アクティブデザイン&クラフトフェアのエリアと日本ブランドフェアのエリアです。
 両エリアから、とくにファッション関連で注目したブースをご紹介しましょう。

<アクティブデザイン&クラフトフェア>
○ワールド・プロダクション・パートナーズ
 ワールドグループの商社機能として素材開発から製品開発までを担う事業会社で、今回自社工場がつくる品質をもっと多くの人に伝えたいと出展したといいます。
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Img_08351jpg  日本各地にあるワールドの自社工場10社、例えば繊維産業の盛んな岡山県の縫製工場や世界最高峰の編み機が稼働する長野県松本のニット工場、北アルプスの清らかな水の恵みを受ける富山県の染色工場など、すべてがJクオリティを取得しているそう。これだけ揃うとなかなか壮観です。

「日々」 by森下縫製
 「50代女性を2サイズ細く見せる “エイジングサイズ” 」のコピーに惹かれて、ブースを訪ねました。
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 同社を経営するデザイナーの小森真寿美さんによれば、ご自身が子育てを終えた頃から、それまで好きだったブランドの服を着ることができなくなり、体型の変化を実感するようになったそう。そんな大人の女性の悩みを解決しようと“エイジングサイズ”を誕生させたといいます。
 “エイジングサイズ”とは、例えば二の腕はゆったり、変化が少ない部分は細いままに設計する新しいサイズバランスのことだそう。現在の生産体制は、標準体型をモデルに制作した服をサイズアップする生産方法ですので、加齢とともにシルエットが身体に合わなくなってくるのです。自然な変化を受け入れるやさしいシルエットの“エイジングサイズ”の服なら、スリムに見えるといいます。
 加齢によって太ったというよりは体型が変化した方に、「日々」の服を着て日常を楽しんでいただきたいと強調されていたのが印象的でした。

<日本ブランドフェア> 
○いまり imari
 裂き織とバティック生地によるこだわりのファッションを提案している、熊本市が本拠地のメーカーです。「いまり」という社名は、佐賀県の伊万里焼から来ているのかと思いましたら、それとはまったく関係ないそうです。
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Img_08011jpg  裂き織は、絹の着物からつくられ、熟練の職人が日本古来の技法を用いて、約80cm幅に織り上げるといいます。またバティックは本場インドネシアからの輸入綿布だそうです。すべて手作りのオリジナル。これはまさに特別な一着になりそうですね。

○宮田織物
 久留米絣の里である福岡県筑後市が本拠の創業100年の老舗です。
Img_08381  生地織りからデザイン、縫製まですべて自社で行なっていて、和木綿で袢纏や作務衣、甚平などをつくっているといいます。
 敬老の日のギフト需要もあり、伸びている様子です。

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2017年9月 3日 (日)

イッセイミヤケの銀座新店舗のオープンに行ってきました!

 イッセイミヤケが、9月1日、銀座に「イッセイミヤケ ギンザ(ISSEY MIYAKE GINZA)」をオープンしました。これは銀座4丁目のガス灯通りにある「エルトブ テップ イッセイ ミヤケ」を生まれ変わらせた新店舗です。実は2か月前の7月に、同名の店舗を一本裏のレンガ通りにオープンしています。そこでガス灯通りの方は「イッセイミヤケ ギンザ オモテ」、レンガ通りの方は「イッセイミヤケ ギンザ ウラ」と呼んで区別しています。この「オモテ」と「ウラ」を合わせて「イッセイミヤケ ギンザ」というわけです。
 先日、そのオープニングに行ってきました!
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 まずは「オモテ」(上の写真)です。
 スペースデザインを担当したのは、プロダクトデザイナーの佐藤卓氏。ニュートラルな白を基調に黒を配した控えめな表現が、品格のある大人のイメージを強調し、銀座らしいです。

Img_08451  「ウラ」も初めて行ってみました。

 話題の「231.5」ウール混ドレス(写真右)が並んでいました。
 シンプルな美しさとは、こういうのを指していうのでしょうね。
 一目でいいなと思うデザインです。

 プロダクトデザイナーの深澤直人が手掛けた空間デザインは、メゾネットスタイルで、中央にソファーが置かれています。
 深みのあるブルーを基調にした、落ち着いた感覚です。
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Img_08471_2  この二つのショップからこれまでにない真新しいクリエーションが発信されていきます。これから何が飛び出すのか、目が離せません。

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2017年8月29日 (火)

初秋に主張する赤

 天候不順だった夏が過ぎ、ウインドーにはすでに秋ものが立ち上がっています。

 Img_00161ファッションカラーで目立つのは、予想していた通り、赤色です。

 赤といってもワインレッドなど、いろいろありますが、今シーズン、とくにインパクトのあるのは鮮やかな赤でしょう。
 きりっと主張する赤です。

 全身、赤でコーディネイトというルックも時折見かけます。

 もちろん黒との組み合わせや、カーキやベージュとも相性が良いようです。

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  ゴージャスでとびきりグラマラスな赤は勝負服であるともいいます。
 自分自身を主張する女性がそれだけ増えているあらわれでしょうか。そんな風に思える初秋の風景です。

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2017年8月27日 (日)

秋一番 男性的なチェックが女性ファッションに

 秋一番、女性ファッションのウインドーで男性的なチェック柄が目新しく感じられます。

Img_04901  紳士服のスーツに使われているような薄地の細かいチェック柄で、とくに目立つのがグレンチェックです。
 千鳥格子やガンクラブチェックといった伝統的な英国調といわれるものも多く見られます。

 カラーもニュートラルや白黒のシックな色合いでメンズ風。それらがゆったりと幅広いパンツやスカート、トップスなど女性らしいアイテムに採り入れられて、人気を集めています。 

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 この秋は単に甘くて優しいだけではない、大人の強さ、逞しさを持つ女性像へ――。メンズ感覚を盛り込んだ女性服の登場に、これまでの女らしさのイメージに変化が出ているのを感じます。

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2017年8月26日 (土)

2018春夏ヤストシ エズミ 「コラージュ」テーマに

 早くも東京コレクションで活躍するデザイナーによる2018春夏コレクションショーが始まりました。
Img_04921  トップをきったのはファッションデザイナーの江角泰俊さんが手がけるブランド「ヤストシ エズミ(Yasutoshi Ezumi)」です。昨日、渋谷のトランクホテルで、「コラージュ」をテーマに、自身が“意想外の組み合わせ”と呼ぶ“ファッションにおけるコラージュ”を発表しました。

 既存の服にある異なる要素を組み合わせ、重ね、足して、減らすことにより再構築されたシルエットは、ロング丈の抑えたフレアラインが中心です。トレンチコートやシャツ、デニム、ミリタリーといったメンズ感覚なアイテムによる、脱クラシックなコンストラクション----に、冴え渡る才能が煌めきます。
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 服の持つ可能性を最大限に引き出したコレクションでした。

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2017年8月25日 (金)

スカート復活でふんわり透けるレイヤードが流行っている

 今秋はスカート復活のシーズンになりそうです。街を歩くと、ロングやミディ丈のスカートをはいている女性が目につきます。
 フレアパンツも多いですけれど、スカートの方がより女らしく見えるからでしょうね。
 リボン結びのベルトでウエストをマークするデザインも目立ちます。

Img_04751jpg 中でも気になるのがこの春夏からずっと続いている、ふんわりとしたチュールやメッシュ、シフォンの透けるレイヤードスカートです。

 左のようなプリントや刺繍との透け重ねや、またバレリーナのチュチュのようなガーリーなものなど、時折見かけて、流行っていることがわかります。

 

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  右は少しボリュームを抑えた感じのチュールのスカートです。
 これなら大人の印象で、着こなせそうです。
 レギンスパンツと組ませるなど、多様なレイヤードができるのもいいですね。

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2017年8月 9日 (水)

独自の歩みを始めた日本ファッションを考える

 洋装が入ってきて150年です。
Scan0544  西洋の真似だった洋服は和装と混じり合いながら、今では日本的な独自の歩みを始めています。

 日本のファッションも世界的に注目されるようになり、パリのジャパン・エキスポ(このブログ2017.7.22~24参照)などのイベントでもみられるように、人気を集めています。

 そこで (一財)日本綿業振興会発行の機関紙「COTTON PROMOTION コットンプロモーション」(2017夏号のコラム、マーケティング・アイ)に、「日本ファッションの独自性を見直す」と題して、右のような記事を書きました。

 本紙と併せてご覧下さい。

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2017年8月 5日 (土)

モード・イン・フランス展 ⑶ 注目のアクセサリー雑貨

 今回のモード・イン・フランス展では、ジュエリーをはじめストールやバッグなど、ウェア以外のファッション雑貨ブランドが多数参加していました。

デルフィーヌ・シャルロット・パルマンティエ DELPHINE CHARLOTTE PARMENTIER
 今回初出展したハイエンドなコスチュームジュエリーのブランドです。シャネルやクロエなどのビッグメゾンやスワロフスキーとのコラボレーションデザインを手掛けていて、セレブに人気といいます。
 2018春夏のテーマは「魂の状態」だそう。人間の様々な性格や気分を表現するコレクションです。ブースでは、その独創的でエレガントなコスチュームジュエリーの世界が披露されました。
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Img_99331  とくに注目は、写真右のイヤリングです。ピアスのように見えてピアスではありません。耳にかけるだけです。耳に穴を開けなくてもいいのです。 耳が痛くなることもないので、ずっとつけていられます。
 私も試しにつけさせていただきました。大きいリングなのに非常に軽くてびっくり!しました。

アム・ドゥ・パリ A.M. DE PARIS
 初出展のストールやスカーフのブランドです。
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Img_99501   デザインはパリの中心、サンジェルマン・デ・プレのアトリエから発信し、素材は上質な天然素材のみを使用しているといいます。コットンはインド綿使いのものが多く、それにリネン、シルク、ベビーアルパガなどです。
 洗練されたシャーベットのような色調が春らしく、パリのエスプリを感じさせます。

ス・レ・パヴェ SOUS LES PAVES
 パリの職人による手作りのバッグを展開しているブランドです。
 コレクションに合わせて、ポプリンやコットンボイルのチュニックとワンピ―スも提案していました。前立てのスカラップブレードが彩りを添えています。
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 ブランドを象徴するのは、ブロンズ製のエンブレムです。Img_99371
 フランスの古い金型を現代風にアレンジしたもので、猫や象、鳥、昆虫、亀、エビなどのユニークなモチーフが人目を誘います。
 右は、カニのエンブレムです。さりげなく溶け込み合って、バッグを引き立てていますね。

スリーズ・エ・ルイ CERISE & LOUIS
 スリーズがデザイナーの名前で、ルイは工場オーナーの名前とか。二人が出会って誕生したのが、スリーズ・エ・ルイといいます。
 軽くて使い勝手のいい、カラフルなバッグを展開している人気ブランドです。
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Img_99441jpg  今シーズンの新作は、バッグの重ねです。レザーとナイロンや、レザーと布帛といった異素材を組み合わせたバッグで、それぞれがとりはずしの効くデザインになっています。

 楽しい遊び心満載のコレクションでした。

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