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2017年11月11日 (土)

2017 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞 発表会

 今年も2017Tokyo 新人デザイナーファッション大賞のアマチュア部門発表ショー及びプロ部門ジョイントショーが、10月18日、渋谷ヒカリエで行われました。会期中だったアマゾン・ファッション・ウィーク東京のイベントとして開催されたこともあり、ホールは立ち見のでる満席状態でした。
 繊維ファッション産学協議会の廣内 武理事長の挨拶の後、アマチュア部門の発表がありました。これは世界最大級の学生のコンテストで、全25点の実物作品をショー形式で披露、次いで受賞者が告げられ、大賞は文化ファッション大学院大学の今村 未来さんに贈られました。作品はデニムジャケットとチュールのロングスカートの意外な組み合わせでした。
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 写真は中央が今村さん、左端が大賞受賞作品です。

 プロ部門ではビジネス支援を受けている30ブランドのうち、今年度選出された中から5ブランドの2018年春夏コレクションが披露され、最高位の東京都知事賞に「KIDILL(キディル)」のデザイナー末安弘明さんが選ばれました。キディルは今シーズンも“パンクロック”を感じさせるコレクションを展開しています。(写真下) JFW-IFF MAGICにも出展していました(このブログ2017.10.25付け参照)。
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 ほんとうにすばらしい快挙。おめでとうございます!

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2014年12月21日 (日)

「エコプロダクツ2014」展でエコの知恵見つけて

 環境にやさしい持続可能な社会の実現を考える第16回「エコプロダクツ2014」展が、12月11-13日、東京ビックサイトで開催されました。出展したのは、747の企業・団体、来場者は3日間で約17万5千人といわれています。まさに日本最大級の展示会ですね。
 会場はどこもかしこも人であふれ、小学生も列をなして、たくさん来ていました。エコの知恵、たくさん見つかったことでしょう。

 ところで今回のエコプロダクツ展の特徴は多々ありますが、一番の特徴は、「ビジネス特区」がもっとも目立つ場所、入口にもっとも近い東1ホールに設置されたことでしょう。ここには自治体関連の小間が集結しています。それだけ行政がエコに本腰を入れ始めたということのようです。
Cimg96071  様々ある中で、ちょっと興味深かったのが、兵庫県豊岡市の「コウノトリと共に生きる」まちづくりです。市民が一体となって、コウノトリも住める環境づくりに取り組み、「コウノトリ育むお米」など、コウノトリをブランドにした食品ビジネスを展開しています。自然復帰が暮らしを支える経済に結びついている、すてきな事例と思いました。

 また本展では、エネルギー問題も引き続き大きくクローズアップされています。トヨタの水素で走る燃料電池車「ミライ」の展示には、大勢の人だかりができていました。

 とくに繊維では日本が世界に誇る合繊メーカーのブースが注目されます。

Cimg96211jpg  東レは、炭素繊維複合材を使用したボーイング機のミニチュアや、世界の水資源問題を解決に導く水処理膜などを展示して、人気を集めていました。

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 旭化成で最新のトピックは、今年話題のLEDをさらに進化させた「深紫外LED」です。これは紫外線で殺菌する装置で、従来のものと異なるのは水銀を使わない点。水銀なしで殺菌に最も効果的な波長を発光できるといいます。薬品を用いず手軽に殺菌できるので、幅広い分野で使用されると期待されています。

Cimg96101jpg 液晶ディスプレーに欠かせないポバールフィルムで世界シェアが8割という化学品メーカーがクラレ。ここではエバールなど様々なハイテク素材を展示する一方、人工皮革クラリーノのランドセルのリユース・プロジェクトを紹介し、エコを子どもたちにもわかりやすくアピールしていました。

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2014年9月 5日 (金)

循環型社会形成推進功労者賞 繊維3R推進の功績に

 日本ファイバーリサイクル推進協会理事長の木田 豊氏が、環境生活文化機構の平成26年度循環型社会形成推進功労者賞を受賞され、3日、東京・南青山 のホテルフロラシオン青山で開催された「2014環境フォーラム」で表彰式が行われました。
 日頃、同氏の活動を尊敬している私も、早速お祝いに駆けつけました。

 受賞者は、同氏の他、タキゲン製造㈱と、ナカノ㈱です。

Cimg6568jpg1  木田 豊氏は、長年にわたる衣服3Rの研究・啓発や環境へ配慮するデザイナー育成の「リクチュール塾」など繊維リサイクル推進への功績から、またタキゲン製造㈱は、グリーンマーク拡充やユニフォームリサイクルシステムの活用で、さらにナカノは古着等の繊維リサイクル企業として、同機構会長の広中和歌子氏より、各々表彰状が贈呈されました。
 (写真左は木田氏、右は広中氏)

 この後の受賞者謝辞で、木田氏は、「会社勤務の頃は服を供給することばかり考えていたが、リタイア後は、逆にそれを回収する立場となり、当時は捨てた服の9%しか再利用されていなかったのが、現在は20%になった。少しはお役に立てたのでは。また衣服はファッションと切り離せないものなので、ファッションを楽しみながら環境に役立つことをしたい」と、抱負を述べられました。
 簡潔な心に残るお話で、感銘しました。

 受賞、本当におめでとうございます!

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2014年8月 9日 (土)

「スペースプレーヤー」で空間演出に革命

 ホログラムがウインドーディスプレーなどで実用化されている今、またしても革新的な空間ディスプレー装置、「スペースプレーヤーSpace Player」がパナソニックから新発売されました。

 これは、映像を投影するプロジェクターと照明を一体化させる「プロジェクションライティング」の機能を持つ照明器具です。価格は30〜40万円程度だそう。先頃、東京ビッグサイトで開催されたFBSファッションビジネスソリューションウェアでは、同社ブースで実演が行われ、大きな反響を呼んでいました。
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 何しろ、売りたい服を着せたマネキンを明るく照らしながら、リモコン操作で、動画を映し出し、マネキンを動かしてダンスさせたり、着せ替えさせたり、文字情報を映し出したり、自由自在にイメージチェンジさせることができるのですから、本当に画期的! コンセプトや着装シーンを伝えるのにも役立つことでしょう。
 同時に太陽光に限りなく近い「美光色」のプレゼンテーションもあり、その技術力に驚嘆させられました。

 「スペースプレーヤー」は、ファッション小売り店舗だけではなく、レストランやミュージアムなどでの利用も想定されているそうで、これからの空間演出にまさに革命を起こしそう。あっと驚く、空間デザインに出会えるのも、もうすぐのようです。

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2014年3月 4日 (火)

コットン・ファッション・セミナー開催のお知らせ

 今シーズンもまた、コットン・ファッション・セミナーを下記の通り開催いたします。
 皆様のご参加をお待ちしています。
 
 なお、一般財団法人日本綿業振興会のHP内、イベント情報の3月3日付けで、「コットン・ファッション・セミナー開催」の記事が掲載されました。http://cotton.or.jp/をクリックしてご覧ください。

                   記

テーマ:「2015春夏~2015/16秋冬コットン・ファッションと素材の傾向」
講 師:柳原美紗子(ファッション・ディレクター)

日程および申し込み先
■ 大阪 4月8日(火) 2:00P.M~4:00P.M. 大織健保会館8階
  主催/協同組合 関西ファッション連合 
  申し込み先/電話06-6228-6525
    
■ 東京 4月10日(木) 1:30P.M~3:30P.M.  東京ウイメンズプラザ
  共催/東京織物卸商業組合、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会
  申し込み先/一般財団法人日本綿業振興会 電話06-6231-2665

* 大阪と東京の各セミナーは主催団体が異なります。お申込み・お問合せは、必ず直接それぞれの団体にお願いします。

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2014年1月30日 (木)

スイス発繊維リサイクルシステムに注目

 新しいファッションを提案するJFW-IFFで、今回「オヤッ」と思ったのが、「アイコ I:CO」のブースです。会場入り口にあって、箱を並べたその後ろに、古着が山のように積まれているですから、驚きでした。
 いよいよ日本のファッション業界も、リサイクルの仕組みを導入するときが来たようです。

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 「アイコ」は、スイスの「アイコレクト I:COLLECT」の略称で、世界56カ国で、繊維のリサイクル事業を展開しているグローバルカンパニーです。小売企業と組んで、古着や靴を回収し、回収された衣類は、再び衣料品として再利用されたり、ウエスなどの製品や、反毛材に加工され、断熱材や防音材に活用されたり、次の最善の方法のために使われるといいます。

 日本ファイバーリサイクル推進協会によると、日本では毎年100万トンに上る衣料品がゴミとして廃棄され、そのほとんどは焼却処分され、リサイクルされるのは数パーセント程度だそう。こうした日本の事情に目をつけて、昨年日本に進出し、本展に初出展。今年からいよいよ本格的な活動に入るとのことです。

 アイコのボックス設置店では、ブランドを問わず回収し、引き換えに割引クーポンを発行、そのクーポンを使ってお得なお買いものができるそうです。H&Mなどの店頭にもお目見えするとか。

 イメージがよくて簡単にできる回収サービスのようですので、販売にもつながり、きっと拡がるのではと、期待されます。

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