スポーツ

2019年7月 5日 (金)

東京都スポーツ産業セミナー ISPOミュンヘン2020概要

 (これは昨日の続きです。)
 「成長を続けるスポーツ産業と東京」をテーマに開催された東京都スポーツ産業海外展開セミナー、その一番の目的は、ISPOミュンヘン2020の「東京パビリオン」出展に向けた企業募集でした。
 ISPOミュンヘンは世界最大級のスポーツ用品の見本市とされていて、会期は来年1月26日~29日です。「東京パビリオン」は都内中小企業の海外展開を促進するため出展支援を実施するもので、審査の上、10社程度を決定するといいます。(実はもう応募は締め切られました。) 2020年は東京オリンピック・パラリンピックという一大イベントの開催年でもあり、東京のスポーツ産業が今後さらに有望な産業へと変貌を遂げると期待されているのですね。

Img_06521 上の写真はこの2月展に出展した日本のJETRO主催の日本パビリオン「J-VILLAGE」です。私はこの2月初めのISPOを取材し、このブログ2019.2.8付けに記事をアップしています。合わせてご覧ください。

 またしても来年、ミュンヘンに行ってみたいですが---。どうなりますか。

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2019年7月 4日 (木)

東京都スポーツ産業セミナー 為末大氏「スポーツの可能性」

 為末大氏といえば、有名な元陸上選手です。この400メートルハードルの日本記録保持者が6月18日、東京都スポーツ産業海外展開セミナーで講演されるというので、どのような方なのか、興味津々行ってきました。

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 テレビで見るよりもずっとさわやかなイケメンでした。
 全体テーマが「成長を続けるスポーツ産業と東京」でしたので、「スポーツの可能性」と題して語られました。
 まずはスポーツの歴史を紐解きます。最初に旧石器時代の遺跡、ラスコー壁画を見せられてびっくり!ここには未来への予測や、何かを残したい欲求が描かれていて、このような人間の精神性がスポーツへつながるといいます。次いでオリンピック発祥の地、古代ギリシアです。すべて同じ完璧な人体を表現したオリンピアンの体型は美と同義であったそう。
 次にスポーツの定義です。スポーツの語源はラテン語の「deportare(デポルターレ)」で、「日常生活から離れる」という意味があり、「気晴らし」や「楽しみ」「遊ぶ」を指しているとか。「play」もここから派生した語だそう。ちなみに現在、為末氏が代表を務めている会社は「Deportare Partners」です。社名はこの言葉から採ったものだったのですね。
 スポーツとは、身体を動かして楽しんだり憂さ晴らしをしたりするものだった ― そう考えるとスポーツビジネスも違って見えてきます。欧米ではチェスなどの遊技もスポーツというのはこのためだったのですね。2年くらい前にポケモン・ゴーというゲームが流行りましたが、これをやると捕まえるのが楽しくて、人がひとりでに動き出します。楽しさが身体を動かすスポーツの好例で、衝撃的だったといいます。
 次にスポーツと最先端テクノロジーの話に移り、今後のスポーツの可能性について触れられました。なおこの分野は、スポーツ×テクノロジーに関するプロジェクトに取り組む自身の会社「Deportare Partners」と深く関わっているようです。例えば競技用義足や加速度センサーなどコラボ企業との事例を紹介。近年とみにウェアラブル機器が進化し、人間の能力拡張が起こっているといいます。チャンピオンになるためのスポーツから健康長寿やヘルスケア、介護のスポーツまで様々。ITを組み込んだ新しいスポーツも誕生してくるといいます。
 最後に海外へチャレンジするポイントを挙げました。長期で考え、情熱を長く保持、絶対にあきらめないことが成功の秘訣だそう。石の上にも3年、これはスポーツに限らず、何にでもいえることですね。頑張りましょう。

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2018年6月 8日 (金)

PTJ 2019春夏⑴ ポアーラMU会長会見で提言Be Proud!

 5月9日~10日、東京国際フォーラムで開催された「Premium Textile Japan(略してPTJ) 2019春夏」展では、94社(125小間)が出展し、前年を3%上回る5,987人が来場して活発な商談が行われたとの発表がありました。

 今回はミラノウニカ(MU)会長のエルコレ・ボット・ポアーラ会長も視察に訪れ、会見しました。
Img_03701_2  (真ん中がポアーラ会長、左はJFWテキスタイル事業運営委員長貝原 良治氏)
 ポアーラ会長は「日本企業のクリエーション力を高く評価している、メイド・イン・ジャパンにもっと誇りをもつことが大事、『Be Proud!』」と激励。また売り方について、「バックグラウンドを語るストーリーテリングやサステナビリティが重要、デジタルの活用も大切」と提言されていたのが印象的です。

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2015年2月14日 (土)

PVパリ 新ブランド戦略で確たる一大見本市として閉幕

 パリで開催された「プルミエールヴィジョン・パリ、略称PVパリ」が、12日、閉幕し、早くも結果速報が届きました。

 今回は、新ブランド戦略のもと、6つの見本市が完全に統合されて行われた初のイベントでした。速報によると、この再編は、出展社からも来場者からも、わかりやすくなったと歓迎されたといいます。
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 来場者数は58,443人で、前年同期比-5%と微減しています。これまで着実に成長してきたPVですが、今回はウクライナ危機で、ロシア人訪問客が減少、またニューヨークファッションウィークの影響もあり米国人の参加減といった時期的、経済的事情もあったようです。

 とくにマイナスの要因として、下記が挙げられています。
・アパレルとテキスタイルのグローバルな消費量の低下、とくにヨーロッパでの落ち込み。
・最高級品の輸出が、中国向けなどでスローダウン。またロシア向けもルーブルの40%切り下げの影響で低調。
・バイヤー数を切り詰めるアパレル企業の増加。

 とはいえ、PVは6つの見本市あわせて50か国から1,793社が出展し、前回の30か国1,773社を上回っています。また来場国数も前回の116ヵ国から120ヵ国に増え、海外からの来場が全体の73%に上るなど、ますますグローバル化に拍車がかっていることがわかります。
 その国別内訳は、フランス27%、英国13%、イタリア12%、スペイン6%、ドイツ5%、トルコ4%、米国とベルギー、それに日本が各3%と発表されています。

 先行き不透明な景況感の中、PVパリは、世界が支持する業界のリーダーとして、改めて確たる一大見本市であることを証明したといえるでしょう。

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