グルメ・クッキング

2017年10月20日 (金)

女性の健康セミナー いつまでも光り輝くために麦ごはん!

 健康情報には私も相当敏感な方と思っています。先月末、東京・青山で行われた日本ファッション協会うらら会主催の「いつまでも光り輝くために」と題した女性の健康セミナーでも、興味深いお話しがたくさん出て勉強になりました。Img_27681_2 講師は日経BP総研マーケティング戦略研究所主席研究員で日経ヘルスのプロデューサー、西沢邦浩氏です。
 女性の健康でキーポイントは、運動や睡眠、心の持ち方などいろいろありましたけれど、やっぱり食が一番大事のようです。私も思い当たる節が多くありました。一つ印象に残ったのが、麦ごはん。そこでこれについてちょっとご紹介します。
 健康のために誰もが注意しているのが、高血糖を招かない食事でしょう。高血糖になると糖尿病や、女性では変形性膝関節商や骨粗鬆症を引き起こすといいます。とくに日本人は白人や黒人に比べ、血糖値が上がりやすい食事に弱いのだそうです。そこで食物繊維です。食物繊維が血糖値を下げる、しかもベジタブルファーストで抑えられる、というのは広く知られています。ところが日本人の食物繊維の摂取量は減少しているのだそうです。中でも減っているのか穀物由来の食物繊維で、これは野菜よりも糖尿病のリスクを下げてくれる複合炭水化物なのに、少なくなっているといいます。
 最近、「炭水化物は必要ない」などと言われて、炭水化物を敬遠する人が多いようですけれど、これはやはり間違っているようです。西沢氏は「炭水化物抜きは日本人に合わない」と強調します。西欧人と比較すると、日本人の腸には炭水化物好きな腸内細菌が圧倒的多数存在するのだそうです。ですから炭水化物が不足すると、腸内細菌が乱れて全身に不調が起きると警告します。 
 お薦めの複合炭水化物は、何と大麦!でした。ヨーロッパでは黒パンなど全粒穀物が人気ですが、大麦も日本人の身近にある全粒タイプの穀物なのですね。精麦しても穀粒全体に穀物繊維が含まれていて、水溶性食物繊維量が他に比べて抜群に多いのだそうです。麦ごはんで下腹ぽっこりが解消できるなら、私もやってみなくては、と思ったことでした。
 セミナーではモンゴロイドと西欧人の体質の違いも学びました。日本人は欧米人に比べると内臓脂肪がたまりやすく、痩せていても糖尿病リスクが高い等など。目からウロコの、ためになるお話しが満載のセミナーでした。西沢氏に感謝です。

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2016年12月11日 (日)

イタリアと日本の食材を語り味わう美味しいセミナー

 今や誰もがおなじみのイタリア料理と世界無形文化遺産に登録された和食。この二つの料理には相違点もありますが、共通点も多い。食材を生かす調理法や、「麺」文化があるなど。この異なる食材の長所を融合させたレシピの人気も高まっているようです。

Img_25271pg  このイタリアと日本の食材を語り味わう美味しいセミナーが先般、在日イタリア商工会議所(ICCJ)主催により開催されました。進行は対談実食型で行われ、テーマは「イタリアと日本 ふたつの料理、ふたつの歴史」です。料理評論家の山本益博氏とパオロ・マッソブリオ氏が登壇し、それぞれが食材を持ち寄り、この食材を用いて創作料理を披露したのは、鎌倉の「オルトレヴィーノ」のオーナーシェフ、古澤一記さん。MCにはパンツェッタ・ジローラモ氏という豪華な顔ぶれでした。

 まずパオロさんがイタリア料理について、現在までの変遷を説明されました。イタリア料理発祥の要因の一つは「貧困」だったといいます。残り物をパスタに詰めたラビオリなどもその一つで、貧しさの中から独自の食生活が各地で生まれていったのだそうです。もう一つが「王宮」で、社交上、料理は欠かせない要素だったといいます。
 1950年代から60年代には、中産階級が勢力を増し、現在のイタリア料理の基礎となるトラットリアが多数つくられるようになり、70年代に入ると食の革命が始まります。それが「ヌーベル・キュイジーヌ」で、重めだった料理が軽くなり、見た目も美しいものへ変わっていったといいます。
 現在は経済危機の影響から、閉店を余儀なくされる店が増えているそうです。そこで流行っているのがストリートフード、つまり屋台とか。ワインテイスティングから始まった「ゴロザリア」が受けていて、食品店が店の食材を調理しその場で料理を提供することも多いそう。食のスタイルも、デザートまでのフルコースではなくて2種類くらいを食すのがポピュラーになっているといいます。

 次に山本益博氏が和食について語られました。和食はご飯を美味しくいただくためのもので、魚や野菜、お肉料理などを工夫し、発達してきましたが---。しかし今では「ワショク」とカタカナで書く方がよい状況になってしまったといいます。本来の和食、つまりご飯が主でおかずが従という食のカタチが失われつつあり、今やご飯はなくてもよいという風になってきています。朝食に味噌汁というのもほとんどなくなり、発酵食品が減り、日本人の食生活はここ50年で大きく変化したといいます。今「熟成」という言葉が流行り言葉のように言われるのもおかしな現象で、日本は実は昔からそうだったとも。

 さらに日本発の世界共通語「UMAMI(うま味)」談義や、ビーガン増加による食産業への影響など、興味深い話題は尽きません。

 この後、古澤シェフが日本の食材をイタリア風に、イタリアの食材を日本風に料理して次々にテーブルにのせていきます。日本のものはワサビやゴボウなど、イタリアはパスタのピーチや腸詰めなど。料理は私たちにも出していただきました。シンプルを心掛けてつくったという料理は、どれも皆美味しかった!です。
 日本のキャベツに似たサボイキャベツのサラダとか、ゴボウは出しがよく出るとのことで、そのミートソース風、また鰹節の出しでうどん風に調理したピーチなど---11品。とくにパオロさんのお気に入りは、デザートのワサビのパンナコッタだったようです。
 イタリアと日本の食材のマッチングは意外性にあふれ、美食家のお二人も舌鼓を打たれていましたね。

 パオロさんは、イタリアで日本の食材によるメニューがもっとたくさん出てくると予想されていましたが、きっと当たりそう。私も今度古澤シェフのお店に行ってみたく思いました。

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2016年7月 9日 (土)

ワインの楽しみ方 ~日常を演出するワインの魅力~

 最近はワインで乾杯!というパーティが多くなりました。
Img_71171  先月のうらら会定例会はこのワインがテーマ。表参道のTSIホールディングス本社ビル内のラウンジで、美味しいワインをいただきながら、ソムリエでワインプロデュサーでもある広瀬勇二氏の「ワインの楽しみ方~日常を演出するワインの魅力~」と題したお話しを伺いました。

 今、日本は第7次ワインブームだそうです。ちなみに第6次ワインブームは赤ワインに含まれるポリフェノールが健康によいとされるようになった1998年頃だったのですね。また国別輸入量ではフランス産がもっとも多いと思っていましたが、現在はチリ産が首位です。チリワインはFPAによる関税引き下げが追い風になり、この10年間で約7倍に拡大したといいます。
 広瀬氏が出されたクイズも楽しかったです。テイスティングの際のスワリングのやり方は、グラスを右手に持っていたら反時計回り、左手なら時計回りに回すなんて、知りませんでした。
 またスパークリングワインもスペインではカヴァといい、イタリアではスプランテというとか。さらにワインを飲む順番は白→赤、軽い→重いが望ましいそうです。
 何となくわかっているようで、実はうろ覚えなことばかり。こんなちょっとした蘊蓄があると、お酒の席が豊かになります。
 次回もまた楽しみです。

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2016年1月31日 (日)

村井弦斎「食道楽」から明治の料理の世界へ

 先日、東京・恵比寿の「写真集食堂めぐたま」で催された「身体に美味しい文化講座」に参加しました。明治時代に大ベストセラーとなった村井弦斎の小説「食道楽」のお話と、この小説に出てくるレシピを再現したお料理を味わい、楽しくて美味しいひとときを過ごさせていただきました。
 「食道楽」は、明治36年1月から1年間、報知新聞に連載され大人気を博した実用教訓料理小説で、村井弦斎の代表作です。
Cimg05411 弦斎と縁の深い神奈川県平塚在住の元TBSプロデューサーでいらっしゃった河内 紀氏が、「明治を味わう〜村井弦斎と三代の女性たち」をテーマに語られました。
 弦斎は当時一貫して女性に目を向け、ごく身近で役立つ情報を、楽しみながら伝えようとしていたようです。「食道楽」には、日々の暮らしへの大切な思いが込められているといいます。これも明治期に米国に留学し、ハウスボーイとして働いた体験が生かされているのでしょう。
 ちなみに記事には「食道楽」に「くいどうらく」とルビがついています。しかし河内氏は「しょくどうらく」とも読まれていました。同氏によると「くいどうらく」というとよりグルメ的で、「しょくどうらく」は家事全般における食生活の意味合いが強くなるとのこと。臨機応変に使い分けているそうで、納得です。
 なおかつて平塚にあったという弦斎の住まい跡は公園になり、毎年9月に「村井弦斎祭り」が行われているそうです。我が家からそう遠くない場所ですし、いつか行ってみたいと思います。

 この後は食事会となりました。
 料理はめぐたまのオーナーが「食道楽」の600種類以上もの食材・料理の中から、選び抜いたメニューを蘇られせたものでした。
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 豚肉を茹でて刺身のようにアレンジした「豚のさしみ」や、ご飯の入った「米のコロッケ」、「南瓜の胡麻酢」、「サラダロアイヤル」、「鶏の摺立汁」、山椒が辛いので泣きながら食べるという「まぐろ泣きごはん」。デザートは、脚気に効く「糠のカステラ」に、お腹の掃除をするという「炭ビスケ」です。
 いずれも美味しくて、身体にもよいと思われるものばかり。明治の時代にタイムスリップしたような、食の世界を満喫しました。

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2015年11月29日 (日)

飾って絵になる標本のようなハーブティー

 ハーブの様々な効用が知られるようになって、ハーブティーが健康的な飲み物として人気を集めています。ハーブを乾燥させて自分で手作りされる方も多いようです。茶葉はそのまま煮出せば、それで終わりですけれど、その前に植物標本にして飾ってみても楽しいですよね。
Img_53281_2  このアイディアを商品化させたのが、「ハブ・ア・ハ―バル・ハーベスト Have a Herbal Harvest」。オーダーメイドなケータリングサービス「CATERING ROCKET」と日本が誇る花文化の現在形を世界へ発信する「plantica」によるハーブティー・ブランドです。

 今秋開催された「場と間」展に出展されていて、目が釘付けになりました。まるで植物図鑑で見る絵のようだったからです。ハーブ一本一本の枝ぶりや葉のカタチを生かしたまま乾燥させているので、視覚的に美しく、それを透明アクリル板で挟んだり、ラミネート加工したり----。壁に貼っても、吊り下げても、またスタンドにして立ててもよし、インテリアとして楽しめます。ミントやレモングラス、ローズマリー、ローズ、カモミールがあり、価格は1,620円。
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  季節のオーガニックハーブを使用し、手作業で制作される1点ものなので、ひとつひとつ顔が違うのも魅力です。艶やかなピンクの花びらや白い可憐な花の押し花などは、飲むのが惜しくなる出来栄えです。
 ギフトに喜ばれているといいますが、自分自身へのご褒美にもしたくなりました。

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2015年9月24日 (木)

鎌倉「古我邸」秋の訪れを感じるテラスでランチ

 欧州出張からシルバーウィークの日本に帰国しました。秋晴れの一日、鎌倉の洋館レストラン「古我邸」でランチしました。
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 ここは、明治時代にジョサイア・コンドルの弟子が建てた三菱財閥の荘清次郎の別邸で、鎌倉の三大洋館の一つです。あの関東大震災も生き延び、要人の別荘として使われたといいます。

Img_51081  4月中旬にオープンして以来、ずっと行きたいと思っていたのですが、なかなか予約できませんでした。週末は常に満席で、1か月以上先でないととれない、大人気の店なのです。
 でもテラス席ならOKとのことで、邸宅裏にある池の前の席に案内していただきました。

1  池には真っ赤な赤トンボが、スイースイーっと飛び交っています。秋の訪れを感じながらのフレンチは格別で、まさに非日常のステキな体験でした。

 テラス席といえば表側と思っていましたので、「何故?」とお聞きしましたら、トンビに食べ物を襲われるからだそう。それだけ自然が豊かなのですね。
 裏側は、緑豊かな森に囲まれていて、今、森の小道を整備中とか。次はぜひそこを歩いてみたいものです。

 お料理もおいしくて、また来たいと思うすばらしいレストランでした。

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2012年12月24日 (月)

眺めのよい別荘料亭「鎌倉山倶楽部」

Cimg09221_2   我が家に程近い鎌倉山に和食懐石の店があることを知り、昼食に訪問しました。石灯篭が立つ門をくぐり、風情のあるお庭の階段を上ると、気品のある民家が現れます。そこがこの春オープンした料亭「鎌倉山倶楽部」で、昨年までは別荘だったところです。

Cimg09241  女将のご挨拶を受けて、二階の眺めのよい部屋に案内され、美味しいお料理を愉しみました。ごま豆腐に始まり、大間のマグロと氷見のブリの刺身、帆立のしんじょ、マコガレイと海老芋の煮物、あん肝----。写真はその一部です。                        

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あん肝柚子かけ    帆立のしんじょ                   
 ゆったりした空間でゆっくりした時間を、ご馳走をいただきながら過ごすなんて、滅多にないことです。でも今日はクリスマスイブですし、たまにはご褒美、と思ったりしたことでした。
 
Imgp00032jpg  雲が垂れ込める生憎の天気でしたが、窓からは七里ガ浜とその向こうに伊豆大島の島影が遠望できました。その右横に利島も見えました。望遠で撮影。

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