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2024年5月30日 (木)

2025春夏PTJ展 ⑻ 多様なデニム 持続可能へさらに進化

 デニムは汎用性の高い素材として、カジュアルから洗練されたものまで、多様なものが登場しています。水の使用削減など、持続可能性への取り組みにもさらなる進化が見られます。

カイハラ(株
 国内シェアは約50%という日本を代表するデニムメーカーです。年間800~1000種類もの生地開発を行い、徹底した品質管理による高品質な素材を提供しています。
 今季、とくに打ち出されていたのが、超軽量のエアチューブデニムです。デニムの表情そのままに空気をまとうように軽いデニムです。
 Img_72711pg右は、フッ素を使わない、シリコンを主成分とした独自の処方により開発された撥水加工のデニムです。
 さらに反毛20%混のリサイクルコットン使いのものも提案。サステナブルなデニムをさらに進化させています。

ダックテキスタイル(株)
 日本が誇るデニムの産地、広島県福山市と岡山県井原市を中心とする備中・備後地域の機屋と直結したものづくりを行っている専門商社です。東京・原宿にあるショールームには最新の商品サンプルが多数揃えられています。
Img_72541  今シーズンは、とくにシャトル織機という古い織機でしか織ることのできない、アンティーク感のある「セルヴィッジデニム」や、右写真の「スカシジャカードデニム」が注目されました。
 スカシジャカードデニムは柄を全面に出さず、あえて透かして浮き出すような柄が特徴で、柄柄しない、控えた感覚がシックです。また色鮮やかなカラーデニムや清涼感のある綿麻デニムなども出品されています。

(株)オールブルー
  岡山県倉敷市児島でデニムを開発、販売している会社です。本格的なデニムを中心に機能性、デザイン性のある素材も開発、また様々な生地加工を行うなど、常に新しい素材を提供しています。
 Img_72791jpg 今季は生機の素材感をそのまま活かしたワッシャーシリーズやリサイクルポリエステルを組み込んだデニム、さらにシルク100%のノイルデニムなども提案。右は、ブースで目立っていたマルチカラージャカードデニムです。

山陽染工(株)
 デニムの産地、広島県福山市にある国内有数の染工場です。原反から晒、無地染め、プリント、仕上げ加工まで一貫で行っています。
 備後絣の系統を受け継ぐ「インディゴ生地染め」や「抜染」などの特殊加工は、Img_72091pg 世界のハイブランドから高い評価を得ており、私もいつも注目して見ています。
 右は、シャディ加工という、ムラ染め加工の厚地コットン100%ツイルです。さりげないヴィンテージ調の雰囲気が出ています。

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