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2024年4月28日 (日)

ifs未来フォーラム~2024年から始めるサステナビリティアクション~ ⑴ 「あしたの消費のドライバー」

 伊藤忠ファッションシステム株式会社(以下、ifs)が2月末に開催した「ifs未来フォーラム2024~2024年からはじめるサステナビリティアクション~(以下、未来フォーラム)」に参加しました。
Ifs  「サステナビリティ」というテーマにふさわしい、東京・南青山の緑豊かなLittle Darling Coffee Roastersを会場に、ファッションや化粧品、食、自動車、百貨店、不動産、商社など様々な業種から約200人が集う中、世の中の今と未来を読み解き、一歩先の新たなビジネスの可能性を考えるトークセッションが実施されました。 
 クローズアップされたのは環境意識が高いといわれる 1996年ごろ~2012年ごろ生まれの「Z世代」です。彼らは2020年には全人口の約3分の1となり、今後収入の4分の1を占め、未来を大きく動かす存在になると予測されています。

 トークセッション1では、「あしたの消費のドライバー」と題して、ifs 未来研究所の上席研究員である小原直花氏と浅沼 小優氏が登壇し、ファシリテーターにはifs未来研究所の所長代行である山下徹也氏が務めました。彼らは2024年の消費を動かすキーワードとして、「コミュニティコマース」、「ケアリングエコノミー(思いやり経済)」、「メタバースへの参加」、「ゆっくりとしたリカバリー」を挙げ、消費の牽引役となるZ世代の消費マインドを掘り下げました。

 特に注目すべきはifs独自の世代マーケティングです。コロナ禍が明けて、気候変動への意識が高まるとともに、人との交流が活発化しています。自己や周囲への関心が強まる中、男性は仕事、女性は家庭に重点を置く傾向も根強く残っており、年齢によって異なるライフステージの影響が顕著になっています。リタイア世代がのんびりとしたリラックスムードを楽しんでいる一方、40代以下は経済的な不安や政治への不信感から「いらいら」した気分を抱える人が多く、現役世代ではとりわけ経済的不安や人間関係、ストレスケアに対する不安・心配が高まっていると指摘されています。

 この中で浮上しているのが、ifsが新しく発表したオリジナル世代区分の「Self-D世代」です。Z世代の中の18~22歳、2001年~2004年生まれの若者世代を指し、“ Self-D”の “ D” はDiscipline(自律)/Diversity(多様)/ Defense(防御)を表しています。「不安定さ」、「あわただしさ」、「さみしさ」を感じつつも、新たなチャレンジや興奮を求める気持ちが強い世代とされています。

 その特徴は「自分の暮らしは自分で守る」、「他者の視点を積極的に取り入れて自身の可能性を広げる」、「成長の実感が不安を解消。常に動き続けることを意識する」、「お金は自分の選択肢を広げてくれるもの」、「消費は自分の成長を映すもの」にあります。企業はこれらの特性を踏まえた上で、新たなビジネスを創出していくことが重要だと強調されました。

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