« 「イリス・ヴァン・ヘルペン 感覚を彫る」展 圧巻の没入感 | トップページ | 「建築家の息吹」展 人間と自然の関係に焦点を当てて »

2024年3月20日 (水)

パリのシテ科学産業博物館で「貴重な廃棄物」展

 パリ市北部のシテ科学産業博物館(La cite des sciences et de l'industrie e)で、「貴重な廃棄物 (Precieux dechets)」展が開催されていました。これは2021年秋にロンドンのデザイン博物館が企画した展覧会「廃棄物の時代:デザインに何ができるか?(Waste Age: What Can Design Do?)」の巡回展です。
 本展は毎年世界中で20億トン以上ものごみが生成されるという現実に対する認識を高めることが目的とのこと。また、デザインの世界がこれらのごみを貴重な資源に変え、将来の無駄を減らす方法を考える手段としてどのように活用しているかを示す狙いもあるといいます。

 プラスティック廃棄物のリサイクルなど、様々な作品が展示されている中で、ファッション関連の作品は少なかったのですが、そのいくつかをご紹介します。

Img_29731  右は、ステラ・マッカートニーのコート(2021年秋冬)です。
 ステラは、設立当初から「サステナブル」を推進し、地球環境や動物愛護に前向きな姿勢で製品を作り続けているセレブに愛されているブランドです。
 創業以来レザーやファーを一切使用していないといいます。
 コートの素材は、米国デュポン社が開発した植物由来のSORONAで、さまざまな機関の認証を得ているサステナブルな高機能材料だそう。

 ミュウチャ・プラダによるネオプレンのコート(1995年)です。
Img_30221pg

 ネオプレンの素材はリサイクルナイロン68%、ポリエステル25%、スパンデックス5%。

Img_29801_20240410171001

 どれも循環型経済を考えた作品展示で、ごみゼロ社会を訴求していました。

|

« 「イリス・ヴァン・ヘルペン 感覚を彫る」展 圧巻の没入感 | トップページ | 「建築家の息吹」展 人間と自然の関係に焦点を当てて »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「イリス・ヴァン・ヘルペン 感覚を彫る」展 圧巻の没入感 | トップページ | 「建築家の息吹」展 人間と自然の関係に焦点を当てて »