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2024年3月21日 (木)

「建築家の息吹」展 人間と自然の関係に焦点を当てて

 パリのカルティエ財団現代美術館で開催されている「建築家の息吹(Breath of an Architect)」展が好評と聞き、見に行ってきました。 
 展覧会はインドのスタジオ・ムンバイの創設者である建築家ビジョイ・ジェインがカルティエ財団のために制作したものでした。スタジオ・ムンバイと言えば、職人による手作業で知られるインドの建築事務所です。人と自然の関係に焦点を当て、アート、建築、素材のつながりを追求する作品を生み出しています。

 メインホールには、全体を手編みの竹紐で編み上げた小屋が建てられていました。床に敷かれた泥は牛糞を混ぜたものとか。中央には糸を巻き付けた球体が置かれています。

Img_30301_20240410193801  これは火、水、空気、土の四大元素で表現されたパビリオンだそう。

Img_30321_20240410193801   この巨大なオブジェはヒンズー寺院の沐浴池をイメージしているとか。フランス産のチョーク材でつくられていて、その上に赤い線画が描かれています。

Img_30471  地下の展示室には、動物の姿を象った石の彫刻がごろごろ。

Img_30421  壁には牛糞泥を使ったファサードに彩色した作品が装飾されていました。

Img_30681  外に出ると、本館とガーデンの間にも不思議な彫刻が立っていて、よく見ると柔和な顔立ちです。仏像のようでもありました。

 この他、いろいろ。

 緑に囲まれた静寂な空間で、タイトルに「息吹」とあるように、建築家の息づかいが聞こえてきそうでした。
 昔の日本もこうだったのでは、と思う、どこか懐かしい気持ちになって帰路につきました。

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