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2024年2月 6日 (火)

25春夏MU ⑸ SMI経済分析 メイド・イン・イタリー動向

 ミラノ・ウニカ(MU)では毎シーズン、システマ・モーダ・イタリア(SMI)の経済調査部による経済分析概要が発表されます。
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 今シーズンのリリースによると、2023年、イタリアのメイド・イン・イタリーの繊維製品は、過去2年間と比較して成長が鈍化しましたが、それでもコロナ禍前の2019年の水準を上回っているとのことです。総売上高は77億ユーロ超で、前年比2.5%減少しましたが、2019年比では2.2%増加しました。貿易収支の黒字はメイド・イン・イタリー生産の好調さを裏付けるものですが、これは主に輸入の急減によるものです。輸出も2022年比2.7%減で44億ユーロだったといいます。
 主要輸出市場は依然として中国+香港ですが、2023年1~9月期の国別内訳を見ると、中国(3.2%減)はフランス(0.3%増)、ドイツ(0.1%増)に次ぐ第3位、香港(22.5%減)は16位に転落しています。輸入に関しては、EU域外からの輸入の割合が高く(68.0%)、そのうち51%以上を中国、トルコ、パキスタンからの生地が占めているとのことです。
 全体に不利な業績となったのは、海外市場での売上減少と、とりわけ国内市場での売上が減少したことにあるといいます。セグメント別の分析では、39.1%と大きなシェアを占めるウーステッド・ウールと、リネンは過去2年間と同様にプラスとなりましたが、逆にコットンとニット、それに絹織物は、外需と内需の両方から打撃を受け、マイナスで2023年を終えたとのことです。

 中国の景気減速やインフレ懸念で減速したイタリアのテキスタイル市場、2024年はどのように推移するのか、その動向を注意して見ていきたいと思います。

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