« 25春夏MU⑿ JOB 世界に向けて発信を強化する注目企業 | トップページ | テックスワールド・エボリューション・パリ ⑴ その新動向 »

2024年2月13日 (火)

25春夏MU ⒀ JOB 欧州市場開拓に積極的な産地企業

   ジャパンオブザ―バトリー(JOB)には、多くの産地企業がグループで出展しています。円安で割安感が出ていることもあり、どこも欧州市場開拓に積極的です。

KYOTO TEXTILE シルクテキスタイル・グローバル推進コンソーシアム
 京都の伝統産業である西陣、友禅、丹後の三産地の連携を強化するシルクテキスタイル・グローバル推進コンソーシアムが、新たな販路開拓を目指し出展。シルクを中心に意匠糸や製織技術による立体感ある織物や、エコ素材を組み合わせた織物が充実しています。

Img_22961_20240224235601
 参加したのは、下記5社です。
田勇機業株式会社 ― 京縮緬で名高い丹後産地の老舗です。日本の伝統的な撚糸、織の技術を活かした高級シルク素材を提案。
創作工房糸あそび ― 4mm幅のシルクリボン糸を織り込んだ素材や様々なシルクジャカード、先染めテキスタイル(抜染)
宮眞株式会社 ― 伝統的な技術を基に開発された革新的な丹後シルクが注目されます。
岡文織物株式会社 ― 西陣織の特徴である金銀糸やカラフルなシルクを組み合わせた生地を提案。ワッフル状の立体的な生地など、シルクならではの高級感にあふれています。
株式会社もりさん ― 張りと耐久性のある華やかな西陣織ジャカード。環境に配慮したリサイクルポリエステルを使用しているとのこと。
 MUのトレンドエリアでは、もりさんのサンプルが一際光っていたことも一言付け加えておきます。Img_22921_20240224235501

福山デニム
 デニムの産地、福山の技術の粋を集めた下記、2社が出展していました。 
篠原テキスタイル株式会社 ― 1907年創業の歴史ある機屋Img_22211 で、昔ながらのヴィンテージデニムや、日本の伝統的な技法を取り入れた特別なデニム素材、とくに刺し子風デニム(右)に目を奪われました。
山陽染工株式会社 ― 伝統的なインディゴ抜染や同社ならでは段落ち抜染の生地を提案。

湖東繊維工業協同組合
 JOBへの参加は、今回で6回目だそうです。同産地は室町時代より麻織物で知られ、とくに“近江ちぢみ” が有名です。この伝統を大切にしながら、麻だけではなく、綿などの天然繊維や様々な繊維も手がけ、新製品を開発している下記、2社が出展していました。

Img_22121pg_20240225000101
株式会社 大長 ― 新塩縮や近江晒(特殊晒し加工)など、伝統技法と最新の加工方法を融合させた素材。
株式会社 麻絲商会 ― 100%リネンとリネン混紡の多様な生地を提案。
  いずれも洗いざらし風のシワやふくらみのあるソフトな風合いが注目されます。

|

« 25春夏MU⑿ JOB 世界に向けて発信を強化する注目企業 | トップページ | テックスワールド・エボリューション・パリ ⑴ その新動向 »

テキスタイル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 25春夏MU⑿ JOB 世界に向けて発信を強化する注目企業 | トップページ | テックスワールド・エボリューション・パリ ⑴ その新動向 »