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2023年11月 7日 (火)

24/25年秋冬尾州マテリアル・エキシビション 「ファンタスム」

 今シーズンも一宮地場産業ファッションデザインセンター(FDC)主催の「尾州マテリアル・エキシビション(BME)」が24/25年秋冬の新作を揃えて、9月27日~28日、原宿で開催されました。
 出展したのは12社で、商談は約1,020点の新作とFDCが提携しているパリのネリーロディ社のトレンド情報を基に製作した開発素材約150点を展示して進められたとのことです。また前回(4月)のBMEに続き、来場できない層をターゲットとした「尾州マテリアル・エキシビション オンライン」も同時開催されました。
 その結果、リアル展示会の来場者は、コロナ禍の令和4年の秋冬展と比較して約41.8%増の868名(オンライン展示会を含めた来場者は約33.6%増の966名)となり、大盛況で閉幕。また、出展企業12社の合計サンプルリクエスト点数は延べ6,328点で、社数では延べ968社となったと発表されました。
 生地の傾向としては、表情があるものや質感の良いもの、ナチュラル系やパステルカラーの明るい色目のもの、ウールと他の素材を掛け合わせた素材や起毛素材、ジャガードの人気が高く、来場者からは「統一感があって良かった」と好評だったといいます。

 トレンド素材の展示コーナーは、ネリーロディ社の情報に基づき、メインテーマが「ファンタスム (FANTASM)」でした。アフターコロナや国際紛争、異常気象、物価高騰などの厳しい現実に対峙するか、あるいは逆に現実逃避するか、二つの相反する対応の狭間で、新しい現実のもと理想への解決策を探していこうという意味が込められているといいます。

 「ファンタスム」は下記3つのテーマで構成されていました。

ファンタスティック テイルズ (FANTASTIC TAILES)
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 Img_85871jpg現実の喧騒から離れて、子どもの頃に読んだ童話の中の空想の世界へ。カラーは秋のベリー類の煌めく色や神秘的な下草にふさわしいダークカラーです。
 <日本エース(株)リサイクル チェスツィード> 

ソフトドリーム(SOFTDREAM)Img_85491jpg
Img_85591jpg  誰もが守られ、安心して自分の望みを追求できる世界へ。
 カラーは夢幻的な優しさのある白っぽいパステルやパールがかったシルバーグレーが中心。
<ファインテキスタイル(株)かすりツィード> 

ユニバーサル ユニフォーム (UNIVERSAL UNIFORM)Img_85621jpg
Img_85751pg  違いが差別や障害とならない、むしろ和解を可能にする世界へ。ベーシックなニュートラル カラーでワークウェアのユニフォームにインスパイアされた淡色や濃色です。<時田毛織(株)ノンミュールジングウール ヴィンテージヘリンボン>

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