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2023年11月15日 (水)

杉野学園衣裳博物館 民族文化を知る「民族衣装入門」展

 今、杉野学園衣裳博物館で「民族衣装入門」展が開催されています。私も少しの時間でしたが、学園の希少な民族衣装を閲覧しました。

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 1階展示室にはウズベキスタンやインド、グアテマラ、アイヌ民族の衣装、2階展示室にはブルガリアやルーマニアの衣装が展示されています。 

 民族衣装とは、気候や文化的生活様式を同じくする民族の衣裳です。フォークロア、またエスニックと呼ばれて、民族の要素がファッションの世界へと盛り込まれてきました。しかしグローバル化が進んだ昨今、「人種的」「宗教的」「知財搾取的」な問題をめぐって、文化の盗用が問題視されています。
 例えばメキシコ文化相がメキシコの先住民に特有の模様などをデザインに使用したとして、「ルイ・ヴィトン」や「マイケル・コース」、「キャロリーナ ヘレラ」、「イザベル マラン エトワール」などのブランドを非難したり、「コム・デ・ギャルソン」のメンズコレクションショーで黒人に多く見られる髪型のかつらを白人モデルに着用させたことが批判されたり---。
 装いという観点からアイデンティティへの意識が高まり、新たな論争が生まれているのです。
 本展では、そうしたことにも触れながら、見る者にしっかりとその歴史を学び敬意を払うことが今まで以上に求められていることを伝えていました。

 小規模ながら逸品揃いの、見ごたえのある展覧会でした。会期は1月29日までです。

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