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2023年9月18日 (月)

第55回モード・イン・フランス展 出展者・来場者とも増加

 パリの合同展に先駆けて2024年春夏コレクションを発表する第55回モード・イン・フランス展が、7月25日~27日、東京・恵比寿にて開催されました。(主催:フランス婦人プレタポルテ連盟、在パリ) 
 出展したのは26社28ブランド、うち初出展は6ブランドで、前年比9社増。またメンズアイテムも5ブランドに増加しました。
 来場者数も多く、初日の午後4時に発表された数字では、来場社数で前年比70パーセント増、来場人数では同55パーセント増。
 記者会見で、フランス婦人プレタポルテ連盟のインターナショナル・プロジェクト・ディレクターのアンヌ・ロール・ドゥリュゲさんは、「日本は大切な貿易パートナーで、2023年には4月までで前年比38%増の8位にランクインしています。一方、フランスのプレタポルテ市場は、今夏のバーゲンセールの効果が以前ほどではなかったのですが、総じてコロナ前の水準に回復しました。日本を含めて世界全体に向けて輸出に力を入れていきたい」と語りました。

 今期出展企業の中から、新規出展のレディス3社、メンズ3社を紹介します。

グレース・アンド・ミラ(Grace & Mila)
 2011年にブランドを立ち上げたファミリー企業で、今回、初出展のレディスブランドです。アジアで販路拡大を目指し、Sよりも小さいXSサイズを増やしたといいます。
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 24年春夏テーマは「旅行」で、太陽と海、エスニック調をイメージしたコレクションです。

ヴェ・ド・ヴァンスター(V. de. Vinster.)
 コロナ禍前は売り上げの50%が日本とのビジネスで占められていましたが、今は30%に減少してしまい、日本市場強化のため、初参加したといいます。
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 「旅への誘い」をテーマに、タイ・アンド・ダイ、イカット柄、ブロックプリント、またパッチワークやハンド刺繍、インディゴなど、民族伝来の素材や製法で制作されたコレクションです。

パ・ズュヌ・マルク(Pas Une Marque)
 日本での販路拡大のため初出展。メンズブランドですが、ユニセックスでもあるといいます。ルネ・マグリットの絵画モチーフのプリントアイテムなど、単なるレーベルに止まらない、既成概念にとらわれない哲学的精神でモノづくりに取り組んでいるというラグジュアリーストリートウェアブランドです。Img_68471_20231003152001

ザ・ハイドアウト・クロジング(The Hideout Clothing)
 パリが本拠地ですが、2018年にカリブ海の島国、トリニダード・トバゴで立ち上がったメンズ・ストリートウェアブランドです。マレ地区に200㎡のブティックをオープンするとのことで、日本のバイヤーにアピールしようと初出展したといいます。
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 今シーズンはカリブのスラム街の重々しい雰囲気とパリの軽やかな雰囲気をミックスしたデザインですが、いつか日本とのカルチャーミックスも手掛けたいと話していました。

アリストー(Aristow)
 20年以上前、2人のスポーツとファッションの愛好家の若者が立ち上げたスポーティなメンズウエアのブランドです。
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 ブランド名はギリシャ語で「より良い」という意味で、ゴルフ、セーリング、テニス、ポロなどをテーマに、来年のパリ五輪を意識させるコレクションを見せていました。韓国でライセンス展開していて、日本でもライセンスの相手を見つけたいと初出展したといいます。

ヴェルティカル・ラクセソワール(Vertical l’Accessoire)
 2015年に設立したという、サスペンダーやブレース、ベルト、携帯ストラップ、財布などを製造販売するブランドです。
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 使用されている皮革はEPV (Entreprise du Patrimoine Vivant)指定ラベル、つまり日本の無形文化財(国宝)に当たる企業のものといいます。生涯保証の製品を提供しているとあって、初日から注文があったそうです。

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