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2023年9月 7日 (木)

パリ ケ・ブランリ美術館「もののけ姫」タピストリー初公開

 この夏限定で宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」の一場面を織った大型タペストリーが、ケ・ブランリ美術館にて初公開されました。

 話に聞いていたのですが、私も行ってみて、その大きさに驚きました。高さ5メートル、幅4.6メートルもある大作でした。
 Img_49511  
 Img_49521 深みのあるタペストリーの前に立つと、森の中に引き込まれそうになります。そこには「腕についた呪いの傷を癒すアシタカ」のシーンが描かれていて、「大丈夫?」って声をかけたくなりました。

 そんなインパクトのあるタペストリーを制作したのは、フランス中部クルーズ県にあるオービュッソンという町の工房です。「オービュッソンのタペストリー」として2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。

 今回の展示は、オービュッソン国際タピスリーセンターとスタジオ・ジブリによる「オービュッソン、宮崎駿の空想世界を織る」プロジェクトの全5作のうちの第1作目だそう。昨年完成し、既に「千と千尋の神隠し」の1場面、「ハウルの動く城」の2場面を合わせた計4枚が織り上がっているとのことです。現在5作目の「風の谷のナウシカ」を制作中で、来年後半に完成の予定とか。

 それにしても大変細かい緻密な作業です。大木の幹の表面は太目の毛糸で粗い感じに、岩肌は麻糸を用いツルッとした鉱物的な質感に表現されていたりして、そのすばらしい職人の技に感銘しました。

 宮崎監督の永遠の名作タピスリー、来日が楽しみです。そのときは日本中が大騒ぎになりそうですが---。

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