« パリのチュイルリー駅がボタニカルにリニューアル! | トップページ | パリ ケ・ブランリ美術館「もののけ姫」タピストリー初公開 »

2023年9月 6日 (水)

パリで「サラ・ベルナール:スターを生み出した女性」展

 パリでは、「サラ・ベルナール:スターを生み出した女性」展が開催中でした。すぐに予約して会場のプティパレを訪れました。

 プティパレは1900年パリ万博の際に建築された古代ギリシア様式を取り入れた格調高い建物です。1844年に生まれ1923年に没したサラ・ベルナールは、この建物が建てられるのを横目で見ていたことでしょう。当時は「ベルエポック」と呼ばれた時代でした。今年は、このベルエポック期に世界初の国際女優として活躍したサラ・ベルナールの没後100年です。プティパレではこれを記念して本展をオープン。私としてはどうしても見逃がせない展覧会でした。

 展覧会場はベルエポックさながらの演出、19世紀末から20世紀初頭を彷彿とさせていました。

Img_49131
 中でも目を惹いたのがサラ・ベルナールの肖像画の架かったサロン風のインスタレーションでした。

Img_49011_20230912145701
 上は、サラ・ベルナールの肖像画(1876)で、ジョルジュ・クレラン制作のもの。サラは32歳頃だったそうです。前をじっと見つめる青い大きな瞳は自信にあふれています。何が何でもやってやる、という不屈の精神を感じさせて、さすが大女優の風格と思いました。後で「quant meme(それでも)」という言葉が彼女のモットーだったと知り、さもありなん、でした。

Img_49311jpg  「クレオパトラ」(1890)を演じたときの舞台衣装です。煌びやかなゴールドで、さぞゴージャスに映えたことでしょう。

Img_49211  サラ・ベルナールはアルフォンス・ミュシャと6年の契約を結び、数々のポスターを制作しています。
 本展にもそのポスターがたくさん出品されていました。

 その一つが、右の「椿姫」です。
 ミュシャがまだ無名だった頃の作品です。

 ミュシャの名が一気に世界に広まったのは、このポスターがきっかけだったといいます。

 Img_49331_20230912145701  上は、「ジャンヌダルク」(1890)の舞台衣装です。繊細な刺繍が往時を偲ばせまていました。

 「パリ散歩」でステキな動画を見つけました。ご覧ください。

|

« パリのチュイルリー駅がボタニカルにリニューアル! | トップページ | パリ ケ・ブランリ美術館「もののけ姫」タピストリー初公開 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« パリのチュイルリー駅がボタニカルにリニューアル! | トップページ | パリ ケ・ブランリ美術館「もののけ姫」タピストリー初公開 »