« Z世代消費行動と攻略のコツ~スマホ世代のニーズとは~ | トップページ | イデー ブランドディレクター「ライフ イン アート」を語る »

2023年9月16日 (土)

2024年ヒットのキーワード 雑貨・食・ファッショントレンド

 今年、2023年はようやくコロナの呪縛が解けた年です。価値観やライフスタイルが大きく変化して新しい消費行動が生まれています。
  Img_85112                   (今夏の東京・表参道の街角風景)

  こうした折り、先般のライフスタイル Week夏展で、(株)日経BP 総合研究所 客員研究員 (日経エンタテインメント!創刊編集長) 品田 英雄氏による「先取り!2024年 ヒットのキーワード~雑貨・食・ファッションのトレンド予測~」と題したセミナーが行われました。
 氏は『日経エンタテインメント!』の創刊編集長を務め、30年以上に渡り、流行や世の中の気分を見つめてきたという人物です。2024年に向けて、リベンジ消費は本当にきているのか、人が引き寄せられるのはどのような匂いなのか。「ヒット誕生」のヒントとなるキーワードを端的に語られました。

 まず全般的なトレンドです。
● グローバリゼーションの影響: 世界が近くなり、国際的なつながりが強まっている。
● DX技術の進化: デジタル技術の発展により、生活がデジタル化されている。
● 情報の過多: 商品やコンテンツが過剰に提供され、何がどこにあるかが分かりにくい状況。

 次に生活者の消費傾向としては―
● コト消費・トキ消費: 全ての商品がモノ本来の機能ではなく、ストーリーが大切で、エンタメ化が進んでいる。どんな空気をまとうと売れるかがポイント。
● タイムパフォーマンス志向: コスパより時間が貴重で、迅速なサービスや商品が求められている。
● ネットとリアルのハイブリッド:  何でもネットで済むようになり、リモートワークもあって時間が自由になった。とはいえやはりリアルがよいという声も強く、ライブコンサートやお祭りが盛んになるなど、リアルの価値が上昇している。
● 二極化: 高額品や株式にお金が流れる一方、ニトリやサイゼリアなどインフレや円安で値頃なチェーンが人気。消費行動はより安く、買いやすいものを求めるグループと、価格にこだわらない、他と違うモノやコトを好むグループで2極化が顕著になっている。
  コロナ5類移行で、旅行やスポーツ観戦、映画、エンタメ、リアルな買い物を楽しむ人が増えたが、爆発的というほどではなかったのは、積極的に出たい人と出たくない人の二極化が起きているからとも。

 さらに食と雑貨とフッションのヒットのキーワードを紹介しました。
< 食 >
  「メインストリーム」手間をかけずに美味しい食事が提供されること。
  「サブ」健康志向が高まり、ダイエットや低GI値などに焦点を当てた食品が人気。
  「注目」ベトナム風料理。

<雑貨>
  「メインストリーム」ナチュラル感があり懐かしさを覚えるアイテム。
  「サブ」他の人が持っていない、独自性のあるアイテム。
  「注目」レトロ。手間がかかっても楽しい、非日常の世界。 

 <ファッション>
  「メインストリーム」白黒、目立ちたくない。
  「サブ」コスプレ感覚。ハリポタのコスプレやオペラや歌舞伎に着物で行くなど。
  「注目」エシカル。環境問題への関心。

 最後に、ヒットを生み出すのは難しいが、ターゲットを明確にし、自身の顧客層との繋がりやコミュニケーションを重視することが成功の鍵。商品やサービスが特定の顧客に受け入れられるかどうかを真剣に考えることが大切、と述べて締めくくりました。

|

« Z世代消費行動と攻略のコツ~スマホ世代のニーズとは~ | トップページ | イデー ブランドディレクター「ライフ イン アート」を語る »

ファッションビジネス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Z世代消費行動と攻略のコツ~スマホ世代のニーズとは~ | トップページ | イデー ブランドディレクター「ライフ イン アート」を語る »