« 「インテリア ライフスタイル2023」 注目の衣料ブランド | トップページ | 山崖に咲くユリの女王「ヤマユリ」の花 »

2023年6月26日 (月)

インテリアライフスタイル 対談「布と家」 鍵は “断熱”

 インテリアライフスタイルの「インテリアライフサロン2023」で、「布と家」をテーマにしたセミナーに参加しました。ieno textile主宰 ハイムテキスタイルアンバサダー 南村 弾氏と リノべる(株)ブランド戦略室 PR田形 梓氏によるトークショーで、布を家に取り入れワクワクする家を実例写真と実際の布を見せながら対談され、布が家を構成する建材としてどんどん進化していることを楽しく語られ、すっかり引き込まれました。

Img_31251_20230629152101
 お話を伺って、「布と家」を密接にする鍵は“断熱”であると改めて理解しました。
 南村氏は海外に行くと、日本の暮らしについて訊かれることがよくあるそうです。コロナ禍で日本の暮らしを見つめ直した氏は、田形氏宅を訪問し、省エネかつ快適なことに驚かされたといいます。田形家では断熱にしっかり取り組まれていました。
 田形氏によると、断熱により省エネだけではなく、健康被害に対するリスクも軽減するとのことです。2022年の省エネ意識調査では省エネに関心がある人は7割に上るそうで、住宅リノベーションで、最初にやるべきことはまず“断熱”と断言されたのが印象的でした。
 YKK APによると、熱の出入りが一番大きいのは窓で、夏は7割の熱が窓から入り、冬は半分の熱が窓から出ていくとのことです。日本の断熱状況は、その基準が海外に比べ格段に低く、とくに東京はほとんど外で暮らしているのに近いそう。韓国ではこの基準では家が建たないとか。断熱レベルの高い欧州、とくにドイツなど北欧は断熱性に優れているのでインテリアが豊かといいます。断熱がしっかりしていると、透けるカーテンを付けられる、窓の近くまでインテリアが置けるなど、インテリアの自由度が増すのです。 
 日本も最近ようやく、国が補助金を出して断熱を推進しているとのことです。断熱性が高まると、住まいの快適性がグンと改善されます。

 次にメインの南村氏による“布”の話に入りました。南村氏がieno textileから持参された“布”は、断熱性能はないのですが、光をそこそこ取り込み、暮らしに似合う色合いです。サイズはすべて140 x 230cmにしているとのこと。窓にもベッドにもソファーにも、体にかけてもちょうどよい大きさがこのサイズといいます。
 この一枚の“布”の使い方を、下記4つに分けて紹介しました。
1. 布の壁
2. 布の扉
3. 窓の布
4. くらしの布

 間仕切りに、壁の代わりに薄手の透ける布をつけると、気配が感じられて安心感を演出できることや、クローゼットの扉に布を使うことで、湿気を逃がす効果も。オープンキッチンでも布の扉をつけることで隠したいものをちょっと見えなくしたり、光の効果で夜に煌めくカーテンを付けてインテリアを楽しくしたりなど、様々なアイディアが提案されて、我が家でも採り入れてみようかしらと思ったりしました。

 しかしそれにはやはり“断熱”が先決です。暮らしをどう快適にしていくのか、まだまだ課題は尽きません。

|

« 「インテリア ライフスタイル2023」 注目の衣料ブランド | トップページ | 山崖に咲くユリの女王「ヤマユリ」の花 »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「インテリア ライフスタイル2023」 注目の衣料ブランド | トップページ | 山崖に咲くユリの女王「ヤマユリ」の花 »