「くらしのデザイン展 2022」“ケアとアートとデザインと” ⑵ 東京芸術大学が取り組む「アート×福祉」
「くらしのデザイン展 2022」の二つ目のグルーブは、東京芸術大学が取り組む「アート×福祉」です。
日本サッカー協会とコラボレーションし、自分に合った環境でサッカーを応援できる「センサリ―ルーム」のインスタレーションや、ヤマハと開発した指一本で弾ける自動伴奏つき「誰でもピアノ」が設置されていました。
ピアノは私もやってみて、ピアニストになったかのような演奏をちょっぴり体験、障がい児教育現場や高齢者向けレッスンなどで、親しまれているそうです。
ここで私がもっとも驚いたのは、“見えるを叶える” レーザ網膜投影カメラ「RETISSA NEO VIEWER」です。
解説によると、QDレーザ社が独自に開発したビューファインダーをソニー製デジタルカメラに装着したもので、老眼や近視など見えづらさを抱える人も、眼のピント調整機能の影響を受けずに自身の目で見て撮影ができるといいます。
まだ開発途上とのことですが、「視力が上がった」との喜びの体験談が寄せられているそうです。網膜投影のテクノロジー、ほんとうにスゴイと思いました。
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