« 「くらしのデザイン展 2022」“ケアとアートとデザインと” ⑵ 東京芸術大学が取り組む「アート×福祉」 | トップページ | 赤城山の主峰 黒檜山に登山して »

2022年11月 9日 (水)

「くらしのデザイン展 2022」“ケアとアートとデザインと” ⑶ 「ルーム・ウィズ・アールブリュット」

 「くらしのデザイン展 2022」の3つ目のグループは、「ルーム・ウィズ・アール・ブリュット(Room with Art brut)」です。アール・ブリュットとはフランス語で「生(き)の芸術」の意味で、既存の美術教育の手あかが付いていない芸術作品を指し、日本では主に障がい者のアートを言います。
 今回、くらしのデザインサロンでは、障がいのある人たちのアートを発信するエイブルアート・カンパニー(Able Art Company )と、インテリア業界最大手のサンゲツ(sangetsu)とのコラボレーションによるインテリア製品を展示していました。
 エイブルアート・カンパニーのアール・ブリュット作品やテキスタイルから生み出されたカーテンやクッションが、端正な北欧家具とマッチしてステキな空間をつくっていたのが印象的でした。

 Img_62991jpg  クッションの「流れる色」の作者は平田貴子さんです。

Img_62981  カーテンのテキスタイルデザインの作者はTOMOKOさん。モダンで斬新な感覚にビックリ!
 
 アール・ブリュットのアート作品は以前からよく見ますが、このようにプロダクト化されたものはまだまだ少ないと思われます。サンゲツとの製品を目にして、この動きがこれからもっと、広がっていきますように、私も応援しています。

|

« 「くらしのデザイン展 2022」“ケアとアートとデザインと” ⑵ 東京芸術大学が取り組む「アート×福祉」 | トップページ | 赤城山の主峰 黒檜山に登山して »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「くらしのデザイン展 2022」“ケアとアートとデザインと” ⑵ 東京芸術大学が取り組む「アート×福祉」 | トップページ | 赤城山の主峰 黒檜山に登山して »