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2021年5月15日 (土)

NINOW展 ⑴ 産地の生地と直に触れ合う貴重な機会

 「NINOW (ニナウ)」とは、テキスタイル産地を「担う」ことと、産地の「今」つまり英語の「NOW(ナウ)」を掛け合わせてつくった言葉です。NINOW展では、産地で活動する若手テキスタイルデザイナーたちが自ら制作したオリジナル生地を披露しています。

 コロナ禍に襲われ、展示会開催にはかなり悩まれた様子でしたが、この4月19日~30日、東京・月島のセコリ荘(糸編ギャラリー)にて開かれるというので、事前予約して行ってきました。初めて訪れたセコリ荘は、聞きしにまさる古民家でビックリ! 大都会のド真ん中にまだこういう家が残っていることに驚かされました。100年前の建物だそうです。

 古色漂う室内には、ハンガーにメーカー別に仕切られた生地がぎっしり詰まっていて、私がかつて携わっていたコットンファブリックライブラリーを思い出しました。Img_43971
 主催者の糸偏代表 宮浦晋哉氏によると、展示生地は全部で約400点あるそうです。それにしても、こんな風に産地の生地と直に触れ合える機会は今どきめったにありません。何と貴重と、感謝です。

 下記は目に留まったメーカーの生地です。
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  西脇産地でジャカード織を手掛ける遠孫織布の藤岡あやねさんデザインのテキスタイルです。

 
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 西脇産地の東播染工、小野圭耶/河野詩織さんによる播州織です。綿/麻で趣のある表情をかもし出しています。
 
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 倉敷帆布の産地からタケヤリの大岡千鶴さんによる帆布です。墨染めして洗いをかけるなど、帆布に限らない、アパレル向けの素材も提案しています。
 
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 京都大松の「かご染め」生地です。   

 

 

Img_43811jpg_20210515195701  
 京都の久山染工によるヴィンテージ調の生地です。クラフトの技が光っています。
 

 この他いろいろ。
 

 現在、NINOW展はオンライン展となり、会期中に展示された生地の全品番がインスタグラムにアップロードされています。私も拝見して素晴らしい!と思いました。精細な画像で一部動画も見られますので、フィジカルでなくても質感をかなりイメージできます。
 https://www.instagram.com/textilejapanをクリックしてみてください。

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