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2021年1月 5日 (火)

2022春夏デニムPV デニムファッショントレンド

 デニムプルミエールビジョン(デニムPV)は、ジーンズの世界に特化した見本市です。
 コロナ禍にあって、2022春夏向けデニムPVはベルリンでの開催予定が変更され、昨年の11月30日~12月4日、デジタル方式にて行われました。このデジタルデニムウィークに出展したのは60社1,100点で、日本からは唯一、クラボウインターナショナルが参加しています。
 デニム市場は欧州でなお一層の拡大が見込まれていて、完成品の売上高は2019年の約580億ユーロから2025年には830億ユーロに増加すると予想されているといいます。
 
 下記、デニムPVが発信している2022春夏のデニムファッショントレンドを簡単にまとめてみました。
 
 トレンドテーマは大きく2つです。
⑴ サステナビリティ
Denim11  より持続可能な生産方法を、またより環境にやさしいものづくりを追求する流れが強まり、エコロジカルなイノベーションへの取り組みが引き続き強化されます。自然からの影響に彩られるシーズンです。

・自然の移ろいやイレギュラーな感覚が求められ、コットンとともにリネンや麻などの天然素材が脚光を浴びる。
・トウモロコシやビーツなどを原料にしたバイオ素材やリサイクルデニムが浮上。
・ストレッチのポリウレタンは減少傾向。
・オーガニックやサステナブルなど環境認証マーク素材に支持が集まる。
・循環型経済へ向けて、水やエネルギーの消費を管理し、化学物質の使用を監視し、廃棄物や廃水処理に配慮している企業が高評価される。
・オゾンウオッシュやレーザー加工などによる排水減素材が好まれる。

⑵ 快適性と差別化
Denim21  2022春夏デニムに影響を与えているのが次の二つの方向性です。一つは「しなやかさと快適さ」、もう一つは「細やかさと差別化」で、この二つが組み合わさって、従来の伝統とは異なる新しいハーモニーが生み出されます。
 
「しなやかさと快適さ」
・リモートワークもあり、着心地よい質感が追求され、“柔らかさ”と“しなやかさ”のあるデニムが浮上。
・リヨセル混やバイオ素材使いで、繊細さを感じさせるデニム。重いドレープではない、落ち感のあるしなやかな感触。
・落ち着いた色合いで、すべてに優しい100%コットンのデニム。

「細やかさと差別化」
・ソフィスティケートされたなめらかなデニムや構築的なデニム。
・完璧なしっかりとしたハンドルのテクノデニム。
・きちんと感、細やかさ、小柄ヘリンボンなどの緻密な織り組織。
・深みのある魅惑的な光沢を放つデニム。

 なお次回デニムPVは5月25~26日、ミラノにて開催されます。

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