石川県「次代を創る可能性素材展」リアルとオンライン融合
石川県の繊維企業による展示商談会「次代を創る可能性素材展」が11日、東京「リフォーク原宿」で開かれました。(昨日のこのブログに掲載した「JAFICプラットフォーム ビジネスマッチング」と併催)
参加企業は10社で、各社得意の2021秋冬物向けの新製品を発表していました。
今回とくに印象的だったのは、オンライン商談を採り入れていたことです。リアル展にオンラインを融合した初のハイブリッド展で、これからの展示会はこんな風に開催されていくのかなと思いました。
各小間にはモニターが設置されていて、通りかかってサンプルを見ていると、突然人声がしてびっくり!
展示内容をモニター画面越しに説明してくれるのです。
素材で目立つのは、サステナブルを意識した素材開発です。リサイクルポリエステルや植物由来原料のポリエステルを使った生地が随所に見られました。
上の写真はサンコロナ小田です。ペットボトル由来の再生ポリエステルを100%使ったオーガンジー「リサイクルパレットオーガンザ」を見せていました。
オーガンジーといえば、西川産業も緯糸にコットン使いのオーガンジーを開発中とか。
また染色加工場のテックワンは、昨年、環境認証のブルーサインのシステム・パートナーを取得したことを機に、“脱溶剤”推進を加速しているといいます。
次代を創るのは環境に負荷のない素材です。その可能性を目指す石川県のモノづくりにエールを送ります。
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