21春夏東京コレクション⑸ パーミニット 街と連動意識して
シブハラフェスに参加し、宮下公園にてショーを開いた「パーミニット(PERMINUTE)」。ブランドを手掛けるのは半澤慶樹デザイナーです
テーマは「Sarcophagus(古代の石棺)」です。石棺とはいえデザイナーは、その重く硬い様子ではなく、香りが揮発して周囲を取り囲むような 軽さをイメージしてデザインしたといいます。
今回は初の野外ショーとなり、エレガントなドレスをただ魅せるのではなく、渋谷の街とどう連動させるかを意識したとも語っています。アウトドア風のバッグを組み合わせ、リトルブラックドレスにボディバッグを斜め掛けしたり、クリノリン風にスカートが膨らんだドレスにバックパックを合わせたり。エレガンスにストリートカルチャーの要素をクロスさせたルックがたくさん見られました。
女性らしい造形に現代都市に求められる機能性をバランスよく取り込み、よりリアルにシフトした、といった感じのコレクションでした。
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