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2020年11月 2日 (月)

21年春夏パリコレ ⑽ アンリアレイジ 服は移動可能な家

  「アンリアレイジ(ANREALAGE)」がパリファッションウィークにデジタルで参加し、2021年春夏コレクションを動画で配信しています。
 テーマは「ホーム(HOME)」で、森永邦彦デザイナーが目指したのは「家のような服。服のような家」。いわゆるホームウェアではなく、"服は移動が可能な家"と捉えるホームウェアといいます。1_20201031144101
 動画の撮影が行われたのは富士山の麓の朝霧自然公園です。カラフルなテントのような多面体のオブジェが設置されていて、このオブジェは骨格を外すとボリュームのあるコートやドレスにカタチを変えるように設計されています。これを具現化するのが、3Dのパターンメーキングの技術で、ここにはブランドの服づくりの原点ともなっている2009年春夏コレクションの「○△□」が反映されているといいます。
  軽く薄い生地にシキボウの抗ウイルス加工“フルテクト®”を応用した銅繊維使いのものを使用していることもポイントで、抗菌・抗ウイルス加工はコロナ禍にあって日常生活と無関係なものではなくなりました。
 闇に光る加工も施されていて、夜ともなると出現する光景が何とも幻想的!
 ヘッドピースは建築家の隈研吾氏デザインによるものだそう。多角形のテキスタイルを組み合わせてつくったもので、ファッションの楽しさに華を添えています。

 
  「ホーム」には「帰る場所」という意味があるそうです。今シーズンは、その意味でブランドの原点に帰ってパターンを再考、ブランドを象徴する幾何学図形や光りの要素などを凝縮したアンリアレイジらしいコレクションになっている、と思いました。

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