21春夏パリコレクション⑹ ロエベ 前衛的なパターン製作
「ロエベ(LOEWE)」は、2021年春夏コレクションをクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンによる解説(日本語字幕付き)動画で配信しています。
コンセプトは「ショー・オン・ザ・ウォール(Show-on-the-wall)」です。そこには彫刻のようにファッションを極端化し、演劇のようにすべてを誇張したコレクションが見られます。
今季、アンダーソンはコレクションを、等身大のポスターにして届けたそう。ポスターを貼るアートな壁紙と、ハサミと糊、ブラシも添えて。受け手の方は“ウォール・ペーパーを貼る”というプロセスを通して、コレクションの世界観に能動的に参加したといいます。
その服は袖やパンツが大きく膨らみ、ルネサンス期のドラマティックな衣装を喚起させます。
コレクション制作にあたり現実とは対極にあるファンタジーなデザインを採用したアンダーソン。その前衛的なパターンに注目です。
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