ミライロ「Bmaps」の交流イベント オンラインにて開催
この5日、株式会社ミライロ主催「Bmaps」の交流イベントが、オンラインにて開催されました。
先月訪問した「ミライロハウス東京」(このブログ2020.8.26参照)は、このミライロが運営する初めてのショップです。
「Bmaps」とは、ミライロが提供するバリアフリー地図アプリで、障害者や高齢者、ベビーカー利用者、外国人など、多様なユーザーが外出時に求める情報を共有・発信するサービスです。
今回で3回目となる交流イベントは初のオンライン開催となり、「ミライロハウス東京」を基地局に、全国に発信された模様です。(右はミライロハウス東京の受付カウンター)
株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉氏の開会の挨拶の後、パネリストとして東 ちづる氏(俳優 / 一般社団法人Get in touch 理事長)、安藤 美紀氏(特定非営利活動法人MAMIE 理事長)、中村 珍晴氏(神戸学院大学 講師)、原口 淳氏(一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会 講師)が登壇、垣内 氏の進行で座談会が行われました。
まずコロナ騒動でどのような変化があったのかを語り合います。
安藤 氏は、聴覚障害者のための補助犬、「聴導犬」の存在を広めることができたといいます。盲導犬は知っていても、意外と聴導犬は知らない人が多いです。
原口氏は、趣味のブラインドサッカーができなくなり寂しかったと話します。
中村氏は、ネガティブなのは学生に会えないこと。とはいえオンライン授業での発信はポジティブに受け止めているそう。
東氏は、俳優業がピンチに陥り、その上この2月にオープンした雑貨ショップが、たちまちコロナで閉店の憂き目にあってしまったとか。しかしオンラインイベントやトークでは障害のある人が参加しやすいなど、無限の発見があったといいます。
次に在宅勤務で気づいたこととして、安藤 氏は、マスクで口の動きが分からない。オンラインでは必ず手話通訳をつけて欲しいなど。
さらに多機能トイレや、新幹線などの移動での問題など、健常者ではなかなかわからない話題が上り、大変興味深く視聴しました。
上は、最後に見せていただいたグラフィックレコーディングです。Bmaps運営事務局が送ってくれました。素晴らしいレポートですね。
これからもUD(ユニバーサルデザイン)研究に尽くしたいと改めて思っています。
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