「ソレイユトーキョー合同展」24ブランドがハンガー出展
第11回「ソレイユトーキョー」合同展が8月25日~27日、東京・代官山のDAIKANYAMA WHITE ROOMにて開催されました。
会場では新進のファッションブランド24社がハンガー出展していました。レディスやメンズウェア、それにバッグやシューズ、アクセサリーなども出品されています。メイド・イン・イタリーなど海外からの出展も見られます。
本展のユニークなところは、前にもこのブログ(2018.12.10)で取り上げたことがありますが、出展ブランドの担当者が常駐していないことです。来場者はハンガーラックを見て興味を持ったブランドにチェックをつけます。そのチェックリストは同展を運営するカシュ・カシュにより出展者へ送られ、出展者はこのリストを基に営業活動をスタートさせます。
この仕組みが、コロナ禍の現在、3密の回避に上手く機能していると思いました。従来型の方式でしたら、リアルな合同展の実施はほぼ困難ですから。
とはいえ来場者は案の定少なかったようです。とくに地方からの来客は大幅減といいます。コロナで遠のいてしまった地方の客への対応をどうするか、オンライン接客が課題です。
出展ブランドでは、長く着られてサステナブル、しかもモード感のあるファッションにこだわっているところに惹かれました。そのいくつかをご紹介します。
リシュリュ(RE SYU RYU) 「日常と非日常の間」をコンセプトに、オリジナルジャカードなどテキスタイルにこだわった、上質で華やかなスタイルを見せています。
プレセンス(PRECENSE) ユニフォームのクラシックなディテールをスマートにアレンジ、ジャンルやトレンドに左右されない、時代を超えて長く着続けられる服を展開しています。
ジェルメーヌ・デ・プレ(germaine des pres) フランスを拠点とするランジェリーブランドです。ここではナイトウェアにもデイウェアにも着用可能なアイテムを提案。
素材は天然繊維で、コットンはGOT認証を受けているといいます。
マディバ(MADIVA)
イタリアの老舗ランジェリーブランドです。
エコな染色方式を採り入れ、果物や野菜から染められた衣類を開発しているそう。
植物から抽出した染料で染めたとは思われない鮮やかな色が印象的です。
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