「ミヤシタパーク」渋谷の新商業施設にラグジュアリー続々
かつて夜の渋谷で怖いといったら宮下公園でした。私は決して近寄らないようにしていました。その公園が「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」と名前を変えて、商業施設となり、先月末、開業しました。
先週、訪れてその変貌ぶりにびっくり!しました。南北2つに分断されていた公園は一体化されて全長は約330mもあるそう。3階までが多種多様な店舗、約90軒が肩を並べる商業スペースになっています。
原宿側は三井不動産の高層ホテルで、その1階にラグジュアリーブランドのショップが続々オープンしています。
まずルイ・ヴィトンです。 世界初のメンズ旗艦店で、内外装のイエローが印象的です。同ブランドとNIGO®が協業した“ルイ・ヴィトン LVスクエアード コレクション”の世界観を表現したものといいます。
そのシンボルとも言えるダックのオブジェも展示されています。
私はスタッフが制服として着用しているシャツに興味を持ちました。青い空に白い雲をイメージしたプリントは、タイダイ風です。今シーズンはルイ・ヴィトンのバッグをはじめこのモチーフが広く採用されています。
「クラウズレギュラーシャツ」綿100% ¥123,200。
次にグッチです。 ファサードの外観は、アーティスト横尾忠則氏のアートワークで装飾されています。
店内では、カルチャーメディア「TOKION」とのコラボによる横尾忠則氏と大友昇平氏のアート鑑賞も楽しめます。
2フロアになっていて1階はレディス、2階はメンズです。サステナブルコレクション「Gucci Off The Grid」などの限定品にも注目です。
さらにバレンシアガです。 レディスとメンズのエレガントなコレクションを見せています。
なおプラダは今月末のオープンとのことでした。
商業施設の4階は屋上で、約1,000㎡の芝生の広場になっています。スターバックスが出ていました。
渋谷駅方向には渋谷横丁が誕生していました。全国各地のグルメが集まっていて、ちょっとにぎやかなお祭り気分です。お盆で帰省できない人たちの恰好の居場所になっているようです。
リニューアルした「ミヤシタパーク」、そのモダンな贅沢空間に従来の「渋谷=若者の街」というイメージはもうないな、と思いました。一抹の寂しさを感じたのは私だけでしょうか。
| 固定リンク
「ファッション・アクセサリ」カテゴリの記事
- ピエール・カルダン氏逝去 ファッションの未来創った先駆者(2021.01.11)
- JAFICビジネスマッチング 企業とクリエーター商談会開催(2020.12.29)
- ファッションワールド東京 昔懐かしい「ガラ紡」に出会う(2020.12.17)
- 篠原ともえ サステナビリティが広げるクリエイションの可能性(2020.12.15)
- プラグイン10月展 バーチャルリアリティシステム初導入(2020.12.02)
コメント