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2020年7月14日 (火)

パリ・オートクチュール⑹ ユイマ ナカザト「Face to Face」

 パリ・オートクチュールの公式ゲストメンバーとして、今シーズンで8回目を迎える「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」は、ドキュメンタリーフィルム「オンライン オーダーメイド プロジェクト」を発表しています。
 フィルムのテーマは「Face to Face(フェイス トゥ フェイス)」です。これは「面と向かって」という意味ですね。コロナで移動が制限されている今だから余計にこの言葉が、心に刺さります。ブランドを手掛ける中里唯馬デザイナーが「社会的距離を保たなければならない現状が、逆に人と人との間に精神的な繋がりを築くことの大切さを気付かせてくれた」と語っているのも印象的です。
 
 
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(写真はユイマ ナカザト・オートクチュールコレクションから)

  これまでオーダーメイドといえば、客に会い、採寸などを行いながら仕立てていくものでした。が、しかしこのオンライン オーダーメイドなら、客に実際に会わなくても、世界で1着の服をデザインして制作できるといいます。 
 その仕組みは次のようです。客から白いシャツを預かり、それをオンラインで客と対話しながら新しい服につくり直し、できあがった服を2~3週間で客に届けるというもの。客にとっては元の価値以上の価値ある服を手に入れることができるうれしいサービスです。
 この5月にプロジェクトを開始以降、世界中から25人もの参加があったといいます。ファッションを通じて少しでも気持ちをポジティブに、という願いからチャリティーとして無料で提供したということにも敬意を表します。
 このオンライン オーダーメイド プロジェクト、デザイナーも語っているように、サステナブルで豊かな未来に向けた次世代へのヒントになりそうです。このすばらしい取り組みが日本の若手デザイナーによるものとは、何とも誇らしい!

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