U.S.コットン・トラスト・プロトコル 持続可能へ要求高まる
U.S.コットン・トラスト・プロトコルは先頃、コロナ禍の世界市場においてアパレルと小売のサステナビリティ(持続可能性)計画がどう変化したかを調べる調査を実施しました。調査結果によると新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、消費者からのサステナビリティへの取り組み要求が一層高まり、公約を果たさないアパレルは顧客を失う可能性があると半数以上が回答したといいます。
下記は、この調査結果をまとめたパネルです。
U.S.コットン・トラスト・プロトコルのプレジデントであるGary Adams博士も語られていますが---、新型コロナ感染拡大の影響によって経済的な問題が生じていることは明らかです。しかしこの調査を見れば、消費者は引き続きサステナビリティ(持続可能性)を重要視していることが分かります。ですからアパレルは、科学的根拠に基づく目標を満たしていることを示すことが必要で、このためのデータを入手できるU.S.コットン・トラスト・プロトコルのようなシステムが、これまで以上に重みを増すことになるのではないでしょうか。
欧州のブランドはコロナ禍でもサステナビリティ投資を継続しているといいます。日本もこの取り組みをさらに推進させたいですね。
一般財団法人日本綿業振興会のHP http://www.cotton.or.jp/pr2020-07-22.html にはこれに関する詳細なリリースが掲載されています。併せてご覧ください。
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