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2020年6月10日 (水)

米国EC市場で台頭する「クリック&コレクト」

 ウイズコロナの時代となり、EC市場が成長を続ける中で世界的に「クリック&コレクト」、すなわちオンライン購入/店頭受取のショッピングスタイルが台頭しています。その最先端を行く米国市場の最新情報を紹介しましょう。
 Img_48472g 米国も多数の消費者がファッション商品を購入するため店舗を訪れているといいます。しかしその多くはパンデミックの不安から抜け切れていないのが現実とか。これについてファーストインサイトCEOグレッグ・ペトロ氏は、「人々はコロナの影響で人やモノとできる限り接触しない買い物体験を求めています。小売側としてはなるべく接触しない方法で買い物客に働きかけ、必要なものを見つけられるようにすることが肝要で、それがこれからの小売り業者の“ニュー・ノーマル”です」と語っています。
 ファーストインサイトの調査によると、ほとんどの消費者はアパレル(54%)、ホームセンター(36%)、靴(32%)を、店頭で買いたいと考えていますが、65%の女性は試着室での試着は安心できないと回答。また66%の女性が販売員と一緒に買い物をするのは不安と答えています。男性は女性よりは安心感があるものの、半数以上の54%が「試着室も販売員が付くのも安心できない」と回答しています。
 コットンインコーポレイテッドの2020年消費者調査も、新型ウイルスの流行が始まって以降、55%の消費者が“BOPIS”を希望しているといいます。これは“Buy Online Pick-up In Store”の頭文字をとった略語で、「クリック&コレクト」のこと。また71%が、「ショッピングモールでの買い物が快適に感じられるようになるまでには、しばらく時間がかかる」と認め、再開後も58%は、オンラインで服を買うことが多くなると回答。「クリック&コレクト」の買い物モードが人々の心に響くものになっているようです。 
 "BOPIS"でしたらウイルスに関連した配送の遅延を心配することもありませんし、注文した当日か翌日に商品を受け取れます。送料も節約できます。受取時には実物を確認し、その場で返品も可能というのも、その魅力に拍車をかけているといいます。 
 このオプションを選ぶことは、アマゾンへの逆襲の機会との指摘もあります。 
 ECビジネスにイノベーションをもたらす大きな可能性を秘めている「クリック&コレクト」、今後の買い物の在り方を変えそうです。


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