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2020年5月26日 (火)

ヴィンテージファッションを想う

 これまでヴィンテージはファッションとして古くさいと思っていた私。でも最近、その良さを想う出来事がありました。
08_berlin  それはコットンインコーポレイテッドが送ってきた写真の中の一枚(右)です。ドイツのベルリンにあるヴィンテージショップを撮ったもので、これを見てベルリン在住の友人のことを思い出しました。昨年、何十年ぶりかで会った彼女が身に着けていたのが、ステキなヴィンテージドレスだったのです。
 ベルリンは世界でも有数のヴィンテージや中古品のショッピングの街といいます。ショップに並ぶ多くのアイテムは、スタイリストや演劇プロダクションのワードローブから送られてきたもので、実質的にほとんどが未使用であるそう。
 1970年代初め、パリやロンドンにはこのようなヴィンテージを扱う小さなブティックが林立している地区があって、私もその頃足繁く通った一人です。購入したドレスは今も大事に持っています。
 ヴィンテージは単なる古着ではありません。つくりもしっかりとしていますし品格があって、それぞれが個性的です。若い人たちの間ではもうとっくに人気ファッションとなっていますね。でもそれがここにきて、若者だけではなくて大人の女性にも、着目ではと思いました。

11_20200525115501  ミラノのミラノウニカでは、毎回上の写真のようなヴィンテージファッション・エリアが開設されています。ウニカは新しいテキスタイルの見本市なのに何故ウィンテージがあるのかと、不思議に思っていたのですが---。話を聞くとビジネスは好調で、お互いにウインウインの関係になっているようです。
 20/21秋冬パリコレでは、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」が、新カプセルコレクション「レチクラ(Recicla)」を発表して話題になっていますね。「レチクラ」の語は、コレクションを手掛けるガリアーノが生み出した言葉だそう。再利用を意味するアップサイクル(Upcycle)やリサイクル(Recycle)と、メゾンのアイデンティティの一つである「レプリカ(Replica)」を掛け合わせて造語したものとか。ヴィンテージのお直し版、それもとびきりクリエイティブなお直しです。

 サステナビリティの大潮流もあり、さらなる追い風が吹いているヴィンテージファッション。良いことだらけのようで、もう目が離せません。

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