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2020年5月21日 (木)

新しい小売業の風景 ゲームにつながるブランド

 自宅待機でモバイルゲームが爆発的な成長を見せています。それもそのはず、世界中で家での気晴らしにテレビやビデオ、それに加えてゲームもそのための大事なツールの一つになっているのですから。
1_20200520201401  日本でも家庭用ゲーム機、任天堂「スイッチ」とソニー「プレステ4」が大ヒット、今年上半期の売れ筋ランキング上位に挙げられています。
 買い物のやり方も変化してきました。コットン・インコーポレイテッドの「2020年コロナウイルス対応消費者調査」によると、米国では消費者の47%がオンライン、宅配サービスなどといった新しい買い方を発見したと回答、57パーセントが、「この経験は今後の買い物の仕方を変えるだろう」と答えているといいます。
 そうした変わる買い物習慣の一つに、ゲーム内広告を利用したショッピングがあります。ゲームにさりげなくブランドをつなげる試みで、例えば「ラピッドファィア・ネットワーク」とか「アドバゲーム」など。とくに昨年、「ナイキ」が期間限定でバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」とコラボして、「ジョーダン」ブランドをアピールしたことも話題になりました。
 米国セールスフォースの「コネクテッド・ショッパーズ・レポート」では、現在、ゲーム機を利用して商品を購入している買い物客はわずか4%ですが、その4倍の数(16%)がこれに興味を持っているとのことです。とくにZ世代では、25%の人が将来、ゲーム機を使って買い物をしたいと考えているそうです。
 
 モバイルゲーマーの半数は女性とのデータも出ています。ブランドがゲームに密かにシームレスに入り込んで、商品販売につなげていく ―― 新しい小売業の風景になりそうですね。

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