20/21秋冬サポート サーフェス「デタッチメント」テーマに
先日、「サポート サーフェス(support surface)」からビデオCDが届きました。
ブランドを手掛けるファッションデザイナーの研壁宜男さんからの手紙も入っていて、それによると今シーズンは中止になったショーの代わりにコレクションの映像を作成されたとのことです。
テーマは「デタッチメント Detachment」、「執着から解放されたとき、諦めは粋な色気となる」の言葉も添えられていました。
早速拝見して、フォルムのすっきりとした美しさに感動しました。
襟元からとったプリーツやタックがやわらかなドレープを描くドレスや、軽やかにフレアーするスカート、丸みのあるヒップラインを強調したテーパードパンツ、ドロップショルダーの立体感のあるジャケットやコートなど。
また右は、コレクションの案内状に使われていたドレスで、マニッシュなグレンチェックの生地に蝶のような構築的なワンショルダーの袖、そこにスポーティなトリコロールのテープが効果的にあしらわれています。異質な要素を絶妙なバランスで融合させたデザインです。
エッジのきいたエレガントなワードローブにもう目が釘付け!
品質の優れた服というのは、こういうのを言うのでしょうね。
この映像はRakuten Fashion Week TOKYOのHPでも見ることができます。https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/brands/detail/support-surface/
コロナ禍で鬱になることが多いこの頃ですが、「サポート サーフェス」の服で身仕舞したらポジティブになれそうです。テーマの「デタッチメント」は、今の気分にぴったり、と思ったことでした。
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