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2020年3月22日 (日)

「rooms 40」展⑵ ナカダイ× rooms「産廃サミット」

 今回の「rooms 40」でメインテーマの一つが「環境」です。
Img_69121jpg  会場入口付近でドーンと目立っていたのが、「廃棄物を言い訳にしないデザイン展」の巨大看板。そのかなり広いスペースで開催されていたのが、産業廃棄物処理業者「ナカダイ」がプロデュースするイベント「産廃サミット」でした。(これについてはTV東京「ガイアの夜明け」3/17で放映されましたので、ご存知の方も多いと思います。)
  展示されていたのは、廃棄物を再利用したプロダクツです。制作したのは多摩美術大学の学生で、製品販売を手掛けるのが「ナカダイ」の子会社「モノファクトリー」です。
 
 たくさんの展示物の中から、とくに興味深く思った製品をご紹介します。
 
洋服の次のカタチ ― 衣類の廃棄物を傘に作り替える
 これは「衣類廃棄物から傘をつくるサービス」です。傘を衣服と同じような「ファッション用品」として確立させることを目指しているといいます。
Img_69181  傘といえば用が済めば簡単に捨てられてしまうものですね。でももしも傘が衣服と同じ布で作られていたら、傘の立ち位置は洋服により近くなって、傘のイメージが変わってくるのではないか。そんなコンセプトでつくられたのが、この傘だそう。
 確かにこんな風につくられた傘なら、使い終わったものとして放置されている傘の現状を変えることができるかもしれません。発想がすばらしいと思いました。
 
シェルター・キッド Shelter Kid
 未使用のまま廃棄された車のエアバッグ、その量は計り知れません。
 これはそんなエアバッグから生まれた子どもたちの心身を守る防災グッズです。カワイイぬいぐるみは、子どもの分身としてお守りになるようにつくられていて、緊急連絡先を記入するタグもあります。防災頭巾もかぶせてあげたくなる可愛さです。Img_69261

ana - lights
プラスチックごみからつくった照明器具です。
  これはパーツごとに分解し、分別して捨てることができる器具。一つの形のパーツからいろいろなものが作れることをコンセプトに制作したといいます。2_20200324121801 パーツが統一されているので、生産ラインを一本化することができ、生産にかかるエネルギー削減につながるといいます。
 右のものの外にも、様々なライトのデザインを提示していました。

 廃棄物は素材として使える、産廃ゴミにはそういうものがたくさんあって、循環を前提とした社会の仕組みに変換していかなければならない、そんなことを改めて認識したイベントでした。

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