この春一番ロンドンのファッション 花やフリルにあふれて
月初、素材展取材のため欧州出張の旅に出発しました。最初に着いたのがロンドンです。さっそくこの春一番の店頭をウインドーショッピングしました。新型肺炎といった暗いニュースが流れる中、ウィンドーには明るい春の雰囲気がいっぱいです。
ファッションが女らしくなっているからでしょう。何といっても目に付いたのが花のモチーフです。ディテールではフリル。彩りは予想通り、赤やピンク、それに白が目立っています。
上はドーバーストリート・ロンドンのインスタレーションです。コム・デ・ギャルソンの「オーランドー」のコレクションが、衣装部屋のような囲いの中にディスプレーされていて、まるでオペラの楽屋に入ったような気分になりました。
花はプリントを中心にジャカードや刺繍など、ロココ調からリバティスタイル、植物図鑑風、水彩風、グラフィックな抽象柄、バティック風などほんとうに様々なものが出ています。
上のようなバラの花のモチーフをあしらったジャケットもロマンティックです。
軽やかに透けるような素材のフリル、今シーズンはあちらこちらでたくさん見られます。
またもう一つ、揺れるフリンジも目立つディテールです。
右のようにドレスのボトムに、またストールや皮革バッグに、テキスタイルでもカットヤーンのかなり長いものが多くなっています。
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