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2020年1月15日 (水)

JFW JC2020/ PTJ20AW ⑵ ファンシー・プリント・先染め

 先般のテキスタイルビジネス商談会「JFW JAPAN CREATION 2020(JFW-JC2020)」「Premium Textile Japan 2020Autumn/Winter(PTJ2020AW)」で、出展各社の新作コレクションの中から注目した素材を分野別にピックアップしてご紹介します。

<ファンシー>
◇森川レース
 福井産地のレース生地メーカーで、昨年2月のミラノウニカや前シーズンのPTJに出展していて、このブログにも記事を掲載しています。(このブログ2019.6.15付け参照)
 打ち出していたのはトップテキスタイルデザイナーの梶原加奈子さんが手がけるオリジナルブランド「andante」です。ここで扱われているレースは国内に2台しかない1987年製のラッシェルレース編機で生み出されているといいます。従来のラッシェルレースの概念を覆すデザイン性にあふれたラインナップで、魅了されました。
 Img_13361jpg  上はデニム カムフラージュ レースで仕立てたジャケットです。

Img_13401 Img_13521pg
 左上はストライプ・リブ、コーデュロイのようなレースです。
 右上はストライプ刺し子レースです。
 いずれも綿高率混で、ヴィンテージ感や和のイメージも感じさせます。

◇久山染工
 京都にある手捺染の工場で、古来よりまつわる友禅染を継承しているといいます。そのオリジナルの特殊加工によるクリエイションは、内外のバイヤーの目を惹き付けてやみません。
Img_13681  今シーズンの一押しは、土に還る成分解機能をもった自然に優しい素材で、しかも革の表情をもった素材「3WL」だそう。
Img_13721 Img_13791jpg  左上は綿100%のもの、右上はボロボンディングです。

◇クロスジャパン
Img_15041jpg  テキスタイルの企画・提案会社で、東京・千駄ヶ谷にショールームがあります。
  ブースでもドビー・ジャカード織物を中心に、刺繍・カットソー等、テクスチャーにこだわった自社オリジナル企画の生地を展開していました。

◇クリスタルクロス
 大阪が本拠地の婦人テキスタイル企画・販売会社で、今シーズンも布帛・ニット・プリント・刺しゅうなど、トレンディなテキスタイルコレクションが人気です。
Img_14861 Img_14881  毛足のある表情豊かなウール地が注目されます。

◇マルマス
 ファンシーな宇仁繊維グループ企業で、元老舗だった頃のアーカイブに着想したファッション性の高いオリジナルテキスタイルを開発しています。
Img_15101 Img_15121  左上はTCRストレッチコール、右上はマットオーガンジーフロッキー顔料加工のものです。

<プリント>
◇コッカ
 プルミエールヴィジョン・パリに毎回出展している日本を代表するプリント生地商社です。商品はALLSTOCKされていて、コッカネットで商品在庫検索、注文、発送を行う事が出来るようになっています。Img_15281pg
Img_15291 Img_15301_20200118143401  日本製やサステナビリティにこだわったものづくりにも注目です。
 
◇イマダ
 プリントのモチーフは花、花、花---。
Img_14931 Img_14941  地組織を活かしたプリントや、スカーフパネル柄のものなど。

◇グローブ
Img_15161jpg  大阪が本拠地のテキスタイルコンバーターで、プリントテキスタイルならあらゆるニーズにクイックに応えられるといいます。
 その斬新なグラフィックが今も目に焼きついています。

<先染め>
◇植山織物
 播州織の織布工場で、オリジナルの企画生地は600品番以上を在庫していて国内外の様々な要望に対応できるとのこと。またグループ企業を通じて生地の企画・製造・販売から衣料製品・付属品の企画・製造・販売まで、一貫して行っているのも強みといいます。
Img_13891  2020秋冬は「昔と今、自然とそこにあるモノと日々を、大切にゆっくりと積み重ねた時間の経過を感じさせるヴィンテージ感と洗練されたナチュラルへの未来」をテーマに新作を発表。表情豊かで心地良い天然素材による「サスティナブル」で「ナチュラル」なブース構成が印象的です。Img_13981g

◇カゲヤマ
Img_14911_20200118150101  播州織の産地西脇市が本社の産元商社です。
 今シーズンは、しっとりとやわらかく温かいヤク使いのテクスチャーを打ち出していました。

◇浅記
 新潟産地で「糸染、製織、整理加工」等全ての工程を一貫生産している織物メーカーです。
Img_14691
 Img_1474j1pg 今季の目玉は、一つが「ウインターツイーディコットン」シリーズで、一押しは起毛素材やネップツイード素材によるチェック柄。もう一つは「メイキング テクスチャーズ」でより表面感とテクニカル感を出したドビー織や複合素材のシリーズです。

◇モナ・ニット
  愛知県豊川市で丸編みニット生地とアパレル製品を主体に、Img_15421 企画から製品化まで自社一貫生産している繊維メーカーです。
 ブースでは編みと加工のテクニックによるオリジナルデザインが数多く取り揃えられていました。
  今シーズンはジャカードニットを中心に展開、下はスペック染めによるインディゴ調のカットソーです。Img_15441

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