« IFFT/インテリアライフスタイルリビング ⑴ 注目の展示 | トップページ | クリエイティブの祭典“AnyTokyo 2019” ⑴ 「着るの未来」 »

2020年1月10日 (金)

IFFT/インテリアライフスタイルリビング⑵ ハイムトレンド

 先般のIFFT/インテリアライフスタイルリビング展で、現在ドイツのフランクフルトで開催されている「ハイムテキスタイル(HEIMTEXTIL)」のトレンドを解説するトークショーが行われました。テーマは「布のトレンドがみるみる分かる!南村 弾のファブリックマジック2019」で、プレゼンターは無論、ダンプロジェクト代表でハイムテキスタイルのトレンドセッターでもある南村 弾氏です。ジャーナリスト 本間美紀氏との対談形式で、その先行情報を披露しました。
1_20200109190701  メインテーマは「WHERE I BELONG (私が属しているところ)」で、サステナビリティであることが大前提といいます。人は地球上のどこに属しているのか、新興国の人々から見ると違った解釈があり、そこが好奇心を誘う興味深いテーマになっているようです。

 提案されたのは次の5つのストーリーです。

マキシマム・グラム MAXIMUM GLAM
Img_12751jpg  エキセントリックにシュールリアルな表現や色彩のぶつかり合い、装飾を盛った一点もの風、手織り調、不完全なものも。

ピュア・スピリチュアル PURE SPIRITUAL
 ナチュラル、シンプルを求める動きで、自然由来の天然素材、綿や麻のみならず、海藻や菌類、苔、木の布も。

アクティブ・アーバン ACTIVE URBAN
Img_12711  スポーツよりのテーマで、リサイクルやアップサイクルといった循環性を意識させるもの、廃棄されたエアバッグでつくったクッション(右)、回収した布のフュージョンなど。

ヘリテージ・リュクス HERITAGE LUX
 ロココやバロックなどリッチな伝統を再解釈する。ノスタルジアとともに、アーティスティックな贅沢感も。透ける素材や、希少な貴石、パールの光り。

マルチ・ローカル MULTI-LOCAL
Img_12731  アジアやアフリカ、中東など多様な国々の文化に影響されたデザイン。民族の文化とクラフトマンシップの混淆など。

(なお、上に掲載した写真3点は南村氏が提案された布です。ここではそのほんの一部をご紹介しました。)


|

« IFFT/インテリアライフスタイルリビング ⑴ 注目の展示 | トップページ | クリエイティブの祭典“AnyTokyo 2019” ⑴ 「着るの未来」 »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« IFFT/インテリアライフスタイルリビング ⑴ 注目の展示 | トップページ | クリエイティブの祭典“AnyTokyo 2019” ⑴ 「着るの未来」 »