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2020年1月26日 (日)

レクトラ ファッションとインテリアのコラボセミナー ⑵

 (昨日の続きです)
 セミナーはいよいよ佳境に入りました。
 四番手として、登壇したのが繊研新聞社業務局部長、PLUGIN事務局長の中村善春氏です。
 Img_22711jpg 「ファッションマーケットの変化:カスタマイゼーションの動向」をテーマに、2020年代を前に激変するファッションビジネスとマスカスタマイゼーションの今後を、具体的な数字を挙げながら、展望しました。
 今まさに大転換期にあるファッションビジネス、そのキーワードは、①サステナビリティ、②マスカスタマイゼーション、③DtoCやDNVB(Digitally Native Vertical Brand)へ。BtoCは終わり、CtoBへ、消費者があって生産する時代へ、④閉店ラッシュへ、です。
 そうした時代にあって、2020年代へ向けて変化のポイントは何か、というと、①DX(デジタルトランスフォーメーション)、ファッションテック(ものづくりから小売りまで)、AIやVR・AR、SNS、DtoC、②サステナブル、SDGs、③カスタマイズ、コミュニケーション、④世界、グローカル、インバウンド、⑤マーケティング・経営戦略・組織と運営体制など、すべてが変わると指摘します。
 これら産業パラダイム転換の鍵となるのがカスタマイゼーションで、これは新しいビジネスチャンスの到来を意味しているとも。課題として次のような問題を解決する必要があるといいます。
 ①分業制の壁⇒ハイスペック分業性へ、②デジタル化の推進は全産業で一気通貫に、③採寸精度⇒着心地重視へ、④市場創出と文化創造、⑤UX、コミュケーション。
 最後に、まとめとして下記3つを挙げました。
 ①サステナビリティとマスカスタマイゼーションは待ったなし。
 ②新しい洋服文化を創り出す、産業のパラダイム転換が起こっている。
 ③ファッションテックを活用しオーダーしてつくる文化の構築へ。
 私たちは今、そんな新しい産業パラダイムの入口に入って来ている、このことを痛切に認識させられた講演でした。
 
 最後にレクトラ・ジャパンの代表取締役 田中明彦氏が登場。Img_22991 「ファッション及びファニチャー オンデマンド」と題して、インダストリー4.0に基づいたレクトラの最新テクノロジーと、国内と海外のファッションおよびファニチャーの、カスタマイゼーションの取り組みの事例をプレゼンテーションしました。(このブログ2019.9.10付けも参照)
 そのポイントは、次のようです。
 1.カスタマイゼーションのトレンドとデジタル化は相性がいい。
 2.生産をデジタル化しないとカスタマイゼーションは完成しない(作業の自動化ではなく、プロセスの自動化)。
 3.デジタル化実現の鍵はバーチャルとリアルが融合するところで行動しなければならない。
 その上でオンデマンド生産、最適化された生産に、同社が適切なソリューションを提供できることをアピールして、セミナーを締め括りました。

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