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2019年12月16日 (月)

企画展「虫展」 トーク「虫好きの場所」でブレイクダンスも

 21_21 DESIGN SIGHTで11月4日まで開催されていた企画展「虫展」は、久しぶりに楽しかったです。
 トーク「虫好きの場所」にも参加しました。本展ディレクターでグラフィックデザイナーの佐藤 卓さんと女性漫画家で随筆家のヤマザキマリさん、ブレイクダンサーの小林真大さんの三人が虫の魅力と面白さを語り合い、すっかり引き込まれてしまいました。
 それにしてもあのヤマザキマリさんがそんなにも虫好きだったとは、ほんとうにビックリです。マンションではたくさんのカブト虫を飼っているそうです。身につけていたアクセサリーも虫を象ったモチーフ、グッチのバッグにもトンボや蝶があしらわれていました。
 小林さんは、何と蛾の愛好家で、現在、「蛾の宝庫」と言われるラオス在住です。現地ではヨーロッパと同じで、蝶も蛾も区別がないとか。確かにフランス語のパピヨン(papillon)は蝶だけではなく蛾も指します。しかも蛾の方が蝶より美しいそうです。小林さんの日常生活はいつも昆虫と一緒で、昆虫も普通に食すといいます。中でもスズメガはエビのような味わいでおいしいそうです。と言われてもとても食べる気にはなれない私ですが---。
 日本でも無印良品が来春に”コオロギせんべい”を発売するとか。2020年は昆虫食元年なんて言われているんですって。昆虫は今後大きなタンパク質源として期待されているといいます。
 中盤からはたくさんの興味深い虫の画像を見せていただきました。虫は本展の副題「デザインのお手本」であることを改めて学びました。昨日のこのブログに記したクモ糸ファイバーもそうですが、自然からインスピレーションを得て創り出されたデザインをバイオミミクリー(生体模倣)と呼んでいます。自然の形、プロセス、そして生態系を模倣することは、より持続可能なデザインを創造するためになくてはならないものになってきそうですね。

 最後に小林真大さんとお友達のラオス人のお二人が、ブレイクダンスを披露してくれました。蛾が舞うイメージを身体で表現され、激しい動きに目が点! ほんとうにすばらしかったです。

 展示会場には、20の作品と作品にまつわる「虫トピックス」が展示されていました。
Img_90661  中でも注目した作品をご紹介します。
 
極薄和紙の巣 隈 研吾×佐藤 淳
 空中を舞うかのように儚げなトビケラを優しく包み込む巣。世界で最も薄い和紙を、わずか3mmのヒノキとケヤキの骨組みで引き締めたモジュールできているそう。Img_90931  これはホント、美しかったです。
 
シロモンクロゾウムシの脚 佐藤 卓
Img_91131   エントランス付近に設置されていて、巨大さに驚きました。700倍に拡大したシロモンクロゾウムシの中脚ですって。
 
虫漢字のかんじ 向井 翠 Img_91011  虫がついている漢字がズラリと並んでいますがーーー、圧倒的に読めない漢字が多くて。でも指で押すと、内側に読み方が書いてあって、勉強になりました。
 
擬態化のデザイン 長谷川弘佳
 Img_91291jpg  コノハガの擬態を表現したもの。
  葉に見えます。

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