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2019年10月 1日 (火)

PVパリ ⑷ 20/21秋冬トレンドムービー VRで夢の森を体感

 プルミエール・ヴィジョン(PV)パリのトレンドエリアは「パースペクティブ」と呼ばれるフォーラムです。
   今期は森をイメージしたつくりになっていました。森といっても深くて暗い森に迷い込んだようなイメージです。
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 ここでは毎回シーズンを象徴するショートムービーが上映されます。Pv 今シーズンは、それが新次元に突入したといった印象でした。というのも、バーチャル・リアリティ(VR 仮想現実)で見せてくれたからです。ヘッドヘッドを着装するとそこはもう3次元の世界です。

 右は今シーズンのトレンドヴィジュアルです。このムービーのトップもこれですし、ポスターをはじめあらゆる場面でこの画像が使われています。
 PVのトレンド解説によると、これは人間が不安な森から新しい世界へ飛び出していく姿を暗示しているといいます。そしてその先にあるのが20/21秋冬です。このシーズンはより次元の高いクリエイションへ跳躍する時であることを示しているのです。

Pvparisfabricssept19alexgallosi76111  VRでは夢でも見ているかのように森へと導かれていきます。そこで私たちは次々と幻想的な体験をしていくのです。
 “エコ・リスポンシビリティ”を前提にした新しいアウトドア素材への挑戦から、“ミューテーション(突然変異)"へ。これはノージェンダーの暗喩でしょうか。男女が溶け込み合う奇妙な姿に惑わされます。続いて現れるのが“ナイトドリーム゛です。夜の帳が降りると、闇の中から光のバイブレーションが浮かび上がります。最後は“ニューネイチャー”です。20/21秋冬の注目ファブリックを連想させる荒々しい自然のキー・ヴィジュアルで幕を閉じます。
 
 この映像は、PVアワードの審査委員長を務めたオランダのアーティストでデザイナーのバート・ヘス(Bart Hess)氏によるものです。
 創造性とエコ意識が新たなターニングポイントになってくる2020/21秋冬を、美しくシンボリックに表現されています。しかもそれをVRで体感できるとは! しばし浸ったエキサイティングな没入感、その試みに拍手です。

 

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