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2019年10月15日 (火)

PVパリ ⒅ PVアクセサリーも“エコ・リスポンシブル“

 PVアクセサリーはアパレル製品に欠かせない服飾資材の見本市です。
 今回はフランスG20の前夜に署名された環境協定「ファッション・パクト」を受けて、このコミットメントを遵守する“エコ・リスポンシブル”への動きがそこかしこで見られたのが印象的です。
Pvparisaccessoriessept19caroledesheulles  とはいえクリエーションへの道を走るのがファッションです。一部では環境への影響を最小限に抑えながらブランドのテイストを最大限に高めることができると考えるメーカーもあり、装飾性への流れも見られます。
Pvparisaccessories08951  しかしながら多くのデザイナーたちは計算されたシンプルに惹かれたようです。今シーズンは控え目なデザインで完成度を高めたものが多数出ています。色やソフトな質感、優れたパフォーマンス性など、そこには目に見えないテクノロジーのマジックが隠されていたりもします。

 次にPVアクセサリーが発表している2020/21秋冬 服飾資材トレンドの一部をご紹介しましょう。
インスピレーション
 ◇アールヌーボー ― 曲線的なラインやアラベスク風。
◇バロック ― 複雑なメタル細工や装飾的な仕上げ。
◇ワークウエア ― 実利的なものやサイネージ(記号やマーク)入りのもの。

ハイライト
◇生分解性 ― 生分解性プラスチックや堆肥化可能な付属品こそエレガンスの縮図。
◇バロック ― 複雑なメタル細工や装飾的な仕上げ
◇驚異的な軽さ ― メタルのレースや中空のチューブ、透かし模様など、重量を増やさないでボリュームをつけたアクセサリー。
◇植物ベースの染料 ― 高麗人参の葉、穀物の包含物、小さな花や草だけでない様々な植物から抽出した色素にスポットが当てられる。
◇不完全の美 ― 霜降り、不鮮明な色、不規則な構図、木目模様、波紋など、自然界に由来するユニークなアイテム。

 ここからはPVアクセサリーに出展した日本企業の動向です。
 出展は全部で325社あり、うち日本からは常連のシンドーやユタックス、日東ボタン、また新規に落合レース(SAKURA LACE)など8社が参加しました。
 私は毎回PVパリに来ているのですが、PVアクセサリーの方はいつも後回しになり時間切れでした。そこで今シーズンは、これまで取材したことのなかったメーカー、アイリス、清原、島田商事を訪れてみました。

 アイリスは、エコを前面に押していました。 ポリエステル廃材を粉末にし、そ の板材から開発したリサイクルボタンを訴求、生分解性ボタンやバイオマス・プラスティック・ボタンなども見せていました。
  Img_86501 トレンド提案も今季トレンドカラーの“パープルアディクト”を基調にしたボタンをアピールし、素敵なプレゼンテーションでした。

 
Img_86411jpg  清原
も右のように、 エコを意識したナチュラルなパーツを打ち出していました。
 





 島田商事も、アウトドア向けパーツを中心に革新的なテクノロジーによる機能的かつエコな製品を提案していました。Img_86381jpg
 日本の環境に配慮した革新的な技術が、服飾資材においても高く評価されていることを改めて再認識、市場拡大へますます期待しています。

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