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2019年10月 4日 (金)

PVパリ⑺ スマートクリエーション 革新的素材がいっぱい

 今や、ファッションファブリックもサステナブルが絶対的ミッションとなってきました。今回のPVパリでは、責任あるクリエーションへのニーズに対応する素材を集積したエリア、「スマートクリエーションエリア」を1,200 m2に拡大し、出展企業はイタリア、ドイツ、フランス、ポルトガル、アメリカ、 ブラジル、香港、日本、ギリシャ、イスラエル(初参加国)など 16の国と地域から、新規出展企業30社を含む50社となり、昨年9月展の28社と比べ大幅に増加しています。
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 ここではこれまで見たことのないような革新的な素材がいっぱい。
 中でも注目は、サーキュラーシステムズ・アグラループ Circular Systems' Agraloop(米)の食用作物の廃棄物で作られた低コストで拡張性の高いコットンによく似たバイオ繊維や、キュイール・マリンCuir Marin(仏)の漁業廃棄物となった鮭の皮でつくった皮革、またシャルジュール・グループのオーガニカ Label Organica, groupe Chargeurs (仏)による、動物福祉の精神でつくられ、完璧な製品トレーサビリティを誇るハイエンド・メリノウール、それにコクーンCocoon(印)の蚕を殺さないアヒンサーシルクなど。

 日本企業では、旭化成が世界で唯一生産するキュプラ素材“ベンベルグ(BEMBERG)”と 環境負荷低減スパンデックスの“ロイカ(ROICA)”をブース展示。
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Img_74191  ベンベルグは裏地ですが、右のように、表地の“ベルティーンエボ(Velutine Evo)”のドレスも紹介。
 しなやかで流動感のあるサンドウオッシュ加工の風合いがエレガントです。
 
 この他スマートインデックス・コーナーでは、YKKグループ東レのウルトラスエードが生分解性素材をサンプル展示していました。

 さらに最終製品のスマート・ワードローブ(Smart Wardrobe)コーナーも展開。ここでは責任あるソーシングプロセスと製造によって作られた、デザイナーたちによるウエアやバッグ、シューズなどが展示されていました。
Leathertaneka18sept20192701  上は、サンフランシスコ出身のデザイナー Spencer Phipps(スペンサー・フィップス)ブランドのもの。アトリエ・クラフト(Atelier Craft)の宇宙をイメージしたデザインが印象的です。



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