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2019年10月 6日 (日)

PVパリ⑼ イエールPVグランプリ クリストフ・ランフ展

 今年もまたプルミエール・ヴィジョン(PV)パリの5ホールで、イエール国際モード・写真フェスティバルの審査委員大賞(プルミエール・ヴィジョン賞)グランプリ展が行われました。受賞者は、弱冠25歳(オーストリア)のクリストフ・ランフ(Christoph Rumpf)さんです。ランフさんは今回のPVアワードで審査員も務めました。 
  テーマは、“ジャングルで育った王子”で、人間のいないジャングルで育ち、長く失われた王子であることが判明した少年という、ファンタジックなストーリーです。
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 制作にあたって、贅沢という言葉に疑問を抱いたというランフさん。現代の贅沢とは、社会的および環境的に責任を持つことと考えるようになり、環境フットプリントを可能な限り低く抑えることを重視したといいます。
 このためウィーンのノスタルジックな古物マーケットに通い、テキスタイルのほとんどはそこで調達したとか。様々な時代や文化の中に見られるカーペットやカーテン、ベリーダンスの衣装、スカーフやファブリックに新しい命を吹き込んだといいます。見つけたアイテムは貴重な贅沢品そのもので、価値ある布地を無駄にすることなく細心の注意を払って作業したそう。
 ランフさんは「私の服を着ることで、これまでにない新しい王子の存在を夢見て欲しい。コレクションの一部はリサイクルで、古いカーペットやカーテンなどを修復し、より持続可能なファッションを目指して創作しました」とコメントしています。
 そのアンバランスなフォルムは、大人と子どもの間をさまよう不安定で繊細な内面を表しているようです。
 さて次はどのようなコレクションをつくられるのでしょう。楽しみです。

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