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2019年9月11日 (水)

テキスタイルのデジタリゼーション~ ITMA2019に学ぶ ⑵  「ITMA2019に見るデジタルプリント」

 (昨日のブログの続きです。)
 続いて登壇されたのが、コニカミノルタのテキスタイル事業推進部 稲田 寛樹氏です。「ITMA2019に見るアパレル4.0時代の生産プロセスの変革とシングルパスの活用」をテーマに、ITMA2019と業界動向、主要プリンターベンダーの訴求点などをプレゼンテーションされました。ここではそのほんの概略ですが、記します。

 まずデジタルテキスタイルの市場動向から。
 デジタルプリントは今では全テキスタイルの5~6%(面積比)となり、2017-21年の年間平均成長率は20%と順調に成長、とくにデジタルプリント高速機シングルパスでの生産が増加し、また昇華転写は全体の44%になっているとのこと。プリント機のシェアはアジアとヨーロッパがそれぞれ38%と37%で、アジアでの稼働率はヨーロッパの2倍といいます。

 次に今回のITMA2019のデジタルプリントについてです。
 高生産のプリンターは超高速スキャンや多色化などもあって改善され、色合わせプロセスも簡略化、前後処理プロセスも短縮化して品質の見える化が進んでいるとのこと。中でも顔料の堅牢度がよくなり、E-コマースとの連動に大きな期待が集まっている、またハイブリッド捺染機が、スクリーンとデジタルの「ブリッジ」となりうる新たな選択肢として注目されているといいます。
 さらに主要メーカー各社に関する動きです。コニカミノルタの新機能を搭載したシングルパス捺染機SP-1や、MS Printing SolutionsのシングルパスLario、HPのスティッチSシリーズの発表などを紹介。
 Img_58191 右は東伸工業の靴下用プリンターGINGAのサンプルです。(実物の写真を撮らせていただきました。) 昇華、酸性、反応など素材によってインクの選択が可能で、印字後2分で熱定着するとのこと。発色もとても美しかったです。

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